第四回1タイトルからあらすじ大会

例によって例のごとく主催が一番楽しい企画です。
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にるじろう @niru_boiler

お付き合いしてる迅遊。だけど遊真はぽいぽい修と任務とかお出かけとか行くし太刀川さんとかよねやんとか緑川とかと一緒に楽しそうにバトル馬鹿してるし雷神丸と一緒に陽太郎と遊んであげたりしてる。モヤモヤしてると遊真は「おれは一番迅さんが好きだよ」って言うしサイドエフェクトでも→

2015-06-27 22:02:05
にるじろう @niru_boiler

→ 自分に笑いかけてる遊真が見える迅さん。ひとまずその後安心した迅さんが遊真といちゃいちゃしてると、突然「こなみ先輩に取られる!」って冷蔵庫のコンビニスイーツを思い出して部屋を飛び出す遊真。お題「それでも君を信じてる」 #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:03:09
蜃@アニメ二期めでたや @linguafranca4u

遊真が近界に帰る。生身の身体を取り戻す手がかりを見つけたのだ。再会を約して、ゲートを抜け、去りゆく遊真を見送る迅の視界に映る未来は、二重写しのようで、定まってはいない。便りもないまま四年が過ぎ、そして見えていた未来も、ある日を境に見えなくなる。 #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:02:31
蜃@アニメ二期めでたや @linguafranca4u

それでも、迅は今日も約束の場所に立つ。視えなくても信じると決めたから。そして、あれから5年。ゲートが開いた先、はにかむように笑う少女の姿があった。取り戻したのは生身の体。だけど手違いで女の子になった遊真が、迷いながら戻ったのだ。約束を守るために #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:05:07
まつりか @rickematu

迅遊:サイドエフェクトを持つ者だけに発症するトリオン障害で迅は記憶を失った。ここ一年ほどの出来事が何も思い出せない。一過性のものだから長くても一週間ほどで回復すると言われている。「本当におれのことは知らないの?」目の前にいる白い髪に赤い瞳の少年は、だから最近、出会ったのだろう。→

2015-06-27 22:02:47
まつりか @rickematu

@rickematu 「そのうち思い出すから、不安になるなよ」彼のことは記憶にないはずなのに迅は胸が痛んだ。「でもさ、教えてくれ。そうやっておまえが泣くほど、おれ達は親しかったのか?」「そんなの、知らない」迅は彼を抱きしめていた。覚えていないはずなのに無闇と懐かしかった。→

2015-06-27 22:03:09
まつりか @rickematu

@rickematu 「絶対に思い出す。信じろ、おれを」「…わかった、信じる」遊真と名乗る少年の涙を拭って迅はキスをした。彼が自分を信じてくれるだけで、どんなことでも叶いそうだと思った。(終) #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:04:19
まつりか @rickematu

迅遊(一応):空閑遊真の部屋に、夜ごとに迅悠一が通っているという噂を、林藤支部長は耳にした。遊真は世話になった人の息子だ。不穏なことは考えたくなかったが、ある日とうとう林藤は迅を部屋に呼びつけた。「俺を心配させるようなことは、おまえはしないよな」「おれはそんな真似はしません」→

2015-06-27 22:06:16
まつりか @rickematu

@rickematu 迅はうっすらと笑う。「信じてもいいのか?」「おれがボスの期待に応えなかったことなんかあります?」そう言われると反論できなかった。「信じていいんだな」「だから、大丈夫ですって。あいつは必ず、おれが幸せにしますから」思わず耳を疑う。だが聞き間違いではない。→

2015-06-27 22:06:55
まつりか @rickematu

@rickematu 「…そういうことか」ため息を吐いて煙草をくわえる。なんてことだ、もう手遅れか。「…なあ、迅。信じさせてくれよ」「なにを、遊真の未来ですか?」「…おまえの幸せもだよ」彼とは長いつきあいだ。迅も遊真も、どちらの未来も願ってやりたい。→

2015-06-27 22:07:37
まつりか @rickematu

@rickematu 「信じてください」それは彼のサイドエフェクトではない確信に満ちていたことが、林藤には救いのように思われた。(終) #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:08:45
蜃@アニメ二期めでたや @linguafranca4u

緊急発進する遠征艇と共にアフトクラトルに去ったレプリカは、やはりアフトクラ トルの技術者に依る情報解析処理を受けていた。 やがて、技術者が見つけ出したのは記録映像とそれに伴う述懐。  #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:11:25
まつりか @rickematu

太刀迅:一度きりだという約束で、太刀川は迅と身体の関係を持った。一度きりのはずだった。しかし現実には、二度目のそういうことになっている。「…あの時だけっておまえ、言ったよな」後悔しているのかそうでないのか、太刀川は自分でもわからない。「そっちが誘ったくせに、よく言う」→

2015-06-27 22:11:49
まつりか @rickematu

@rickematu 迅は後悔しているようには思えなかった。「だけどこんどこそ、これっきりだからな」「前もあんたはそう言ったよ」あの時はそうだった。こんなことは二度とないと言った迅を信じたのだ。「ごめんね、太刀川さん」「…謝ってんじゃねえ。おれがおまえを信じたのが間違いだった」→

2015-06-27 22:12:58
まつりか @rickematu

@rickematu 「だからさ」迅が凄絶な笑みを浮かべた。「信じさせて、ごめん」太刀川は顔を覆って唸った。胸にはあの苦い思いが。また後悔するとわかっていながら、俺はこいつを信じたいのだ、と。(終) #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:14:05
蜃@アニメ二期めでたや @linguafranca4u

そうそれは、遊真とレプリカの記録。 有吾と遊真とレプリカの過ごした旅の全記録。 最初は単調な記録だけだったそれが、いつしか細やかな愛情を含むものへと変化してい く。断絶する記録の最後には、この一文が記されていた。 君の未来を、可能性を信じる。 #第四回1タイトルからあらすじ大会

2015-06-27 22:12:22
ナツル @natsuludic

『サイドエフェクトが、働かない―?』 トリオン能力の働きを阻害するという能力を持つそのトリオン兵が齎したもう一つの弊害。今まで幾度も疎み、傷付き、厭い。けれど確かに己とともに在った、その力は、例え人時と言えど今は遠く。目の前にいる彼はどうしようもない『うそつき』で。ーそれでも。

2015-06-27 22:00:25
ナツル @natsuludic

『サイドエフェクトが、働かない―?』 まるで足元が、すべて崩れたような気がした。だってそうだろう。いままで『それ』は。確かに、どれだけの恐ろしさを、痛みを教えようと、それでも迅の価値だった。根こそぎ価値を奪われた迅の瞳に酷く鮮やかに写る世界の話。 遊真と迅さんそれぞれ話。

2015-06-27 22:02:01
ナツル @natsuludic

「いやほんとダイジョウブ」虚ろな瞳でそう呟く彼の、一体何を信じられるというのだろうか。胡乱な色を隠さぬままに見つめた彼の眼は控えめに言ってもこれダメなやつだ。心の底から、そう思う。大学のレポートを前に全く持って信用ならない、はっきりとダメ人間な彼に、それでも命を預ける理由は。

2015-06-27 22:22:17