- sunameri2015
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なんだっけかなー、一時期趣味がビジネス書読み捨てとかいうアホなことになってる時期があったんですけど、その時に読んだ本に書いてあったことがあって、たしかサッカーかなんかの監督の本だったと思うんですけど
2015-07-30 17:47:04「いまどきの若い世代というのは、とにかく納得をしたがる。納得させるまでは大変だが、納得さえすれば良くも悪くもプライドがないので、ものすごく伸びていく。そういう意味ではプライドが高い昔の世代よりよほど扱いやすい」みたいなことだったかな。細かくは覚えてませんが
2015-07-30 17:48:25「とりあえず怒られて体で覚えてやってみて、やってみたら結果が出たのでなるほどこれは正しいのだなと覚える」という教育を受けているのが団塊・バブル世代で、「なんでそれをやらなければならないのかを知りたがる」のがゆとり以降の世代なんですね
2015-07-30 17:49:35それぞれの世代のに対して適している教育の方向が180度逆なんですよ。だから相性が最悪だろうなあとつぶやいたんですが、…もしかして通じてない…?
2015-07-30 17:50:31えー…。「なんとなくぅー、そんな気がするしいー、しっくりくるからとりあえずこっちだろー」みたいな感じで動くからこう説明が…うーん
2015-07-30 17:51:29たとえば、「お客様が来たらお客様の方を見て笑顔で元気よく挨拶をしましょう」というルールがあったとします。挨拶とか売り上げに結び付くもんじゃないし、なんでやったらいいのか分からん、と思うのが人間の正直なとことだと思うんですが、団塊より前の人は、「いいからやれ!!」って
2015-07-30 17:53:29怒られて、「怒られるからやらねばならぬ」みたいな感じでやってたら、やってない店よりやってる店の方が来るので、理由はわからんが挨拶というのはやらねばならぬものなのだな、と理解する、みたいな感じな訳です。体で覚えてるのね。
2015-07-30 17:54:24ところがゆとり世代の子達は「なんであいさつしなきゃいけないんですか?」って普通に聞いてくる。聞かれたって団塊の世代の人たちは困っちゃうわけですよ。結果が出てるので正しいのは分かるんだけど、なんで正しいのかは本人たちにも分からない訳ですから
2015-07-30 17:56:22だから、「いいからつべこべ言わずにやれ!!」って怒る訳ですが、ゆとり世代の子達はなにしろ怒られてきていないのでそこでびっくりしてしまって、「ああ怒られるってことは自分は悪いことをしたのだな、悪いことをした自分は駄目な子なのだな」と思って仕事やめちゃう
2015-07-30 17:57:33いいですか、奴らの心はガラスです。ひきこもりにいたってはプレパラアートです。つついたら壊れます。特に男の子達は「学校」という公の場で競争の場を与えられず、怒られもせずに育ってきているので「失敗は悪いことだし怒られるのは怖いことだ」と思っています。
2015-07-30 17:59:32ゆとり教育このクソがとは思いますが、わるいのはゆとり教育であってゆとり教育を受けた子供ではありません。っつうかそうやって育っちゃった以上はどうにかしないと私らが困るだろ、帳尻はあわせなくてはいけません。根性です。しかし怒るという手段は封じられました。どないせいっちゅうねん
2015-07-30 18:02:38正直めんどくせえですが、ここで諦めてはいけません。奴らは私らより若いのです。私らより若い以上、奴らが主役になる時代は来てしまうのです、その時に「お外怖いから引きこもろう」では国が倒れます。それでは困るのです。
2015-07-30 18:01:14怒る手段は封じられました。彼らは「どうして客が来たら挨拶しないといけないんですか?」と聞いてきます。「どうして?」を聞かれている以上、「どうして?」を説明せなばなりません。教える方も考えます。どうして挨拶ってしなきゃいかんのだろう。やれば売上とれるのは分かるんだが。
2015-07-30 18:05:04ちなみに女の子が強いのは、「女の戦い」は、今も昔も公の場ではなく、常に私的な行われているためですね。学校教育がどうであろうと、彼女たちは社会に出てくるまでに戦いの経験は積んでる訳です。だから今は女の子の方が全体的に強い。男の子が弱いのは機会を与えられなかったからってだけの話です。
2015-07-30 18:06:50私の場合はお店を自分ちに例える、という方法を使いました。「お店を家だと考えてみよう。ほら、うちに友達とか来ることあるでしょ。あれも『お客様』でしょ、友達がうちに来たらさ、笑顔で玄関まで迎えに行くじゃん。なんでかって友達がうちに来てくれたら嬉しいじゃん。歓迎したいだろ?」
2015-07-30 18:08:41「お店に来るお客様、っていうのも私らからしたら嬉しいものなんだよ。なんでかってお店に来たら買い物してくれて、お店にお金落としてくれるじゃん。それが私らの給料になるんだから、来てくれたらうれしいじゃん。本当は一人一人に玄関まで笑顔でお迎えに行けたらいいんだけど」
2015-07-30 18:10:02「さすがに何百人にもそれやるのは無理だよね。だからせめて、お客様が来てくれたら、笑顔でお客様の方を向いて、『いらっしゃいませ』って言おうね。歓迎の気持ちの表れだからね。」
2015-07-30 18:11:18ちなみにこの説明の仕方、主婦の人にするとものすごい笑顔になってくれます。多分彼女たち自分の子供の友達がおうちに来る場面とか思い浮かべてる。だから私は挨拶に関してはこの方法一本に絞りました。
2015-07-30 18:15:10ただし、説明して納得をすれば、「いいからさっさとやれ!」って言って怒られた世代より、よほど一生懸命やってくれます。なんでかっていうと、挨拶っていうのはお店の為に必要なものだと理解して、納得しているからです。
2015-07-30 18:12:51「やらないと店長に怒られるものだからやる」という場合は、店長が居ない場所では手を抜く危険がありますが、「自分のお給料につながるのでやらねばならぬものなのだ」と理解すれば、店長関係ないので別に店長いなくても一生懸命やってくれます。
2015-07-30 18:13:48ちなみにこじらせたひきこもりだと、無表情で「自分家に友達呼んだことないです」とか真顔で返してきて、なんか踏んではいけないものを踏んでしまった感とこれでもまだ通じないのか感で、店長は頭を抱える羽目になる訳ですが
2015-07-30 18:16:16まーそういう場合も、周囲が楽しそうに仕事してればつられて挨拶くらいはするようになるので、帳尻さえ合えばたどり着く方法はどうでもいいんだよ、説明するのめんどくさい。
2015-07-30 18:17:04なんかこう、こういう試行錯誤を繰り返した結果、どうやらゆとりもちゃんと育つようだぞという結果を見て、で手元に残ったノウハウが「徹底的に理詰め」だったので、あーそりゃあ、「怒られながらやって体で覚える」世代の団塊・バブルとは相性悪いやなあという感じなのですが
2015-07-30 18:23:16