真鍮の定義というのも広くて、自然的なものか意図的な精錬か、合金としてのそれぞれの含有量がいくつかというのも色々あるにはあるのですがそれにしてもウウム。少なくともダキア人の秘中の秘というのは寡聞にして聞いたことがない。
2015-08-27 19:19:03「プラトンが書いたのはローマ人が真鍮とした”オリハルコン”じゃなくって、アトランティス由来の幻の金属 oreikhalkosだよ!」と言われたら、「アッハイ」としか言いようがないのですけどw でも、真鍮とする文脈ですし!?
2015-08-27 19:27:23@sansyoku_TGC 複数言語で試しているけれど、どうにも「ダキア地方で古代ローマ期の誰それの真鍮製のコインが発見」とかそういうのしか見つからない
2015-08-27 19:34:51dailymail.co.uk/sciencetech/ar… あ、シチリアのジェラの沈没船から発見されたオリハルコンとされる真鍮インゴットの記事はこちらです。
2015-08-27 19:36:00@centurio_P ダキア地方以外で金属亜鉛の大量精錬技術が発達したのは産業革命以降(以下略)というのはあった。 でも真鍮が貴重だったことと、亜鉛の精錬技術が飛びぬけていたのとはまた違うだろうし、金属の配合割合も違うだろうから一緒にはできんよね
2015-08-27 19:40:30亜鉛で試しに日本語wikiと英語wiki見比べてるとここでも亜鉛精錬技術についてダキア人の書き方がちょっと違っていて「あー」となっている
2015-08-27 19:45:24そも日本語wikiの亜鉛にある”ローマ征服前のダキア人(は紀元前から金属亜鉛精錬技術に通じていた。ダキア以前に金属亜鉛を得た民族は見つかっていない。(中略)金属亜鉛を精錬するようになったのは産業革命が始まってからである”という文章は他のwikiには書いてないのですが…。
2015-08-27 19:52:47例えば英語wikiでは”87.5%以上の亜鉛を含む像がダキアの遺跡から発見された”としか書かれていない。
2015-08-27 19:55:26”ローマ征服前のダキア人は紀元前から金属亜鉛精錬技術に通じていた。ダキア以前に金属亜鉛を得た民族は見つかっていない。ダキア以外のヨーロッパで金属亜鉛を精錬するようになったのは産業革命が始まってからである。”っていう文章で検索かけると鵜呑みにしてコピペしてる人いっぱいいるんだなぁと
2015-08-27 20:07:49日本語ウィキのダキア人云々(あとその後のインド云々も)の文章には明確な注釈はなく、こちらでのwiki記事を元に引用されていたらしいです。 fy.wikipedia.org/wiki/Sink 私部分的にしか分からないので誰か読める方ー!
2015-08-27 20:23:29@centurio_P 正直言って他地域だと普通に生産方法は確立されてたはずなので?ってなりますよね。あれは。
2015-08-27 20:25:19@MIBkai オリハルコンは真鍮説という前提では少なくとも紀元前7世紀頃にはギリシャでも少数ではありますが生産されていますし、それ以前からも流通はしていますしね。亜鉛精錬技術がダキア人の秘中の秘(そもそもそのような技術があったのか)という話も首をかしげる点があります
2015-08-27 20:29:49「87.5%以上の亜鉛を含む像がダキアの遺跡から発見された」が「高純度の亜鉛を含む像があるということはダキア人は亜鉛精錬技術を持っていたに違いない」と飛躍したような感じになったのではないだろうかという仮説。その間には結構深い溝がある。
2015-08-27 20:31:50@xxxspookeyxxx 意図的に精錬したものではなく元々から亜鉛含有量が高かったものを像にしたという可能性もありますしね
2015-08-27 20:34:18一連のツイートを見た限りでは「古典ギリシャ文献に登場するオリハルコンなる合金は亜鉛の合金である真鍮と同一の物質」というのはありうるけど「(現在のルーマニア地方を中心に居住していた)ダキア人が当時の亜鉛製錬技術を独占していた」は疑わしく感じる。
2015-08-27 21:12:00「偽書とされる古史古伝の竹内文書にある謎の金属「ヒヒイロカネ」」をトゥギャりました。 togetter.com/li/466403
2013-03-05 05:59:34