夢備忘録

ナニワのハニワ@超光速の粒子と温泉行った @saniwa_n_haniwa

すごい一本のストーリーになってる夢見た

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ありがちな話なんだけどさ。現代日本風の世界でな。ある工場に勤めてる男の子が主人公なんだ。彼はある時からおかしな力に目覚める。手とか足とかに影を纏って、それを好きな形に変えられたり、死んでも復活できたり。でも特にそれで何かあるわけでもなくて、当人は隠して普通に生きてたんだわ。

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当人曰く「遠くのリモコン取るのが楽になった」程度の変化だったんだけど、ある日、その工場の忘年会か慰労会なんかで、皆で宴会してたのな。その真っ最中、女の子が余興で昔のアイドルソングでダンスを披露してる途中に、１０何年勤めてるベテランのおばさんが急に呻きながら倒れて死んじゃったのよ。

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それがきっかけで、主人公はその工場なんかを取り仕切ってるおばあちゃん社長と仲良くなるんだけども。その社長に曰く、実はそのおばさんは１３年前に突如失踪したアイドル本人で、彼女は契約に基づいて記憶を失ってたこと、色々重なって今日死んでしまったことを告げられる超展開。

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その契約って言うのが、自分の望んだものを手にする代わりに持っている才能に沿った生き方を提案してもいいか聞くというものでな、その契約を取って履行するのは自分だ、と言う社長。契約するかを聞かれる主人公と友人。まあ、そこで主人公達は契約を拒否するんだけど、社長とは仲良くなるわけです。

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で、契約するかどうするかーと悩む友人を尻目に、主人公は社長から追加で頼まれたことを思い返すのな。それが「もしも貴方がこの先、真っ白な髪の少女に出会ったら、その子を助けて欲しい」というなんとも不思議な依頼。どうもこのおばあちゃん社長も人外っぽい雰囲気だったなあ。

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で、その依頼をよくわからんと思いつつ、主人公は工場併設の体育館みたいなところに明かりがついてるのを見つけるのな。夜遅いのに、まだ誰か残ってんのかーと思って裏から中に入ると、そこに何十人と言う見たことない老若男女がいる。なんだこれ不法侵入？！と思ってるうちに捕まる主人公。

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ちなみに、明かりと一緒に歌が聞こえてきたので興味持って入った感じだった。で、そのおっさんに引きずられて中央まで連れていかれると、そこに「真っ白な髪の超絶美少女」がいるのですよ。後ろに何人も屈強な男やいかついおっさんや四癖はありそうなおばさんなんかを従えてな。主人公目が点。

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しかもその女の子が長老とか呼ばれてる。はあ！？と思いつつとりあえず慌てて敵意がないことを告げると、長老って呼ばれた子は「この子は後天種だから大丈夫」見たいなことを言って、主人公はとりあえずおっさんから解放される。少女からは敵意を感じないので、さっき歌ってたの君？と確認を取る主人公

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そうだといわれたので、歌のタイトルを聞いて、長老って呼びにくいからその歌のタイトルをもじった愛称で呼んでいいかをなぜか聞く主人公。目が点の長老。ざわつくとりまき。再びおっさんに捕まる主人公。まあしかしそこで長老はＯＫ出しちゃうんですねボーイ・ミーツ・ガール。

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で、自分が不思議な能力を持ってることと、それってこういう能力でしょう、見たいな所までを言い当てられて驚く主人公。したら、長老は自分達も同じ能力を持っている、人とは違う「吸血種」なのだと告げる。自分達は数の少ない「先天種」で、貴方は後から先祖がえりしたレアケース「後天種」なのだと。

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超展開にはあー！？ってなるんだけど、今ここにいるのが先天種の生き残りで、ここの社長さんとは懇意にしてるようなことをいわれて、あの依頼を思い出す主人公。で、先天種は人間に迫害されてきたこともあって基本的に人間が嫌いってことを聞いてるうちに、工場の人が何やってるんだと見に来たりする。

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一部過激派の子が、ついでだから殺して血もいただこうよみたいに言いだすんだけど、主人公が（そこに勤めてて信頼関係が既にあるのを利用し）言いくるめ発揮して穏便に追い返し、ちょっとした信頼をそこで得たりする。で、吸血種の歴史や、生態の違いをそこで教えてもらうことになるのな。

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例えば、後天種は人間と変わらないけど、先天種は身体的な違いがある。牙がある、爪が鋭い、血を摂取しないと皮膚の色が青くなる。血は生命や能力維持に必要だけど、数ヶ月に１度、少量を得られれば問題ない。現代では輸血パック使ってると聞いて吸血鬼に対するちょっとしたイメージが崩れる主人公。

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さらには３種類以上混ざった飲み物は飲めない（例：コーヒーにはミルクか砂糖しか入れられない）とか、火を見ながら調理ができないから昔は釜を使って火が見えないようにして対応してけどオーブンとレンジが出来て助かってるとか、なあ待って吸血種ってそんな縛りあんの。と思わず素になる主人公。

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で、吸血種はずっと人に追われて生きてきた。基本は人間との争いを避けて隠れてるし、何かあったら逃げるんだけど、一部過激派や、暴走した後天種が人間を殺すから、いつまでたっても人間との確執が埋らない。と嘆く長老。んで、ここから主人公と先天種が協力体制に入って色々な山場を越えていくわけで

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友人との別れの危機とか、ドキドキお風呂パニックとか、長老の淡い初恋の行方とか、暴走した後天種との戦いとか、対吸血種専門の公的部隊とドンパチとか、その部隊の人と生まれる昨日の敵は今日の友とか、色々すったもんだあって吸血種は社会に受け入れられるんだけど、その過程で主人公が一度死ぬ。

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そのときに長老が吸血種の掟に背くことになって、そこでもまた一騒動あるんだけど、そのおかげで主人公は記憶を失った状態で蘇る。で、長老と再会してあの日の再来、ボーイ・ミーツ・ガール……からのハッピーエンド。そんな夢だった。我ながらあの短時間でまあ良くここまで濃密な夢を見たもんだと。

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夢の話をしよう

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今日の昼見た夢の話だ。そこは現代日本と殆ど同じだけど、戦争やら世界中に蔓延する奇病やらの関係で、間もなく東西に分けられようとしていた。主人公は花や作物を育てるのが好きな少女で、東側のちょっとしたいいとこの娘さんだった。

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西は民主主義的な大体今と変わらない生活になる予定で、東は完全に国交等も断ち閉鎖された管理区画になる予定。主人公達の住んでいる区画はちょうど東西を隔てる壁の出来るあたりで、西と東どちらに移住したいかを選択できた。仲のいい友人達はみんな西を選んだけど、主人公は東を選ぶ。

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その世界では、人含む動植物や無機物が突如それまでと全く違うものになってしまう奇病が蔓延していた。例えば、道端のタンポポが突如ウサギの頭に、コンクリートの壁が人を食べる奇花に、虫が機械仕掛けの小人に。それはじわじわと進行するものも、一瞬で置き換わってしまうものもあった。

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変化に法則性がなく、原因もわからないような状況だから、対策は「害のあるものは発見次第処分、それ以外は適宜活用する」しかなくて後手後手に回り続け、まともな農作物もどんどん減った。もちろん変異したことで生産効率が上がったものもあったけれど、人が発症すればそれはもう人とは扱われなかった