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羊君主と白き民

グランクレスト大戦番外編、大禍災のキャラのRPまとめ。
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猫憑ノコ @okurisuzume

@yoshikacrazy 「ライモンド殿、実態が分からないと言えど、なにか互いに新たな情報があるかもしれぬ。私としては、まずは嵐の予感について、情報交換をしたいと思う。貴方の感じた『嵐』を、是非教えてほしい」⇒

2015-09-20 00:35:24
よ鹿 @yoshikacrazy

@okurisuzume 「そうだな。僕が感じたのは酷い憎悪だ。この世界の何もかもを破壊しようとする塊だったかな。それとここに来る前の町では、そこに住んでる人達全員が怖がったてたな。理由を聞いたら、殺されるから言えないって言われたよ」⇒

2015-09-20 00:57:30
猫憑ノコ @okurisuzume

@yoshikacrazy 「殺されるだと?嵐は人為的なものだと言うのか」 驚いて聞き返す。しかし、考えてみれば当然のことなのかもしれない。これが「ただの嵐」であるはずがないのだから。 「……嵐を起こしたものが何を憎んでいるかは知らないが、その暴挙、見過ごすわけにはいかぬな」

2015-09-20 22:03:37
猫憑ノコ @okurisuzume

@yoshikacrazy 拳を握りしめながら、シャロレーは続けた。 「私が感じたのは何か、無数の何かが近づいてくるような、そんな嵐の予感だった。山頂でのことだ。何かが集まり、嵐を形成する……そんな奇妙な感覚だ。 最初は嵐にしては嫌に不自然だと思ったが、人の業なら理解できる」⇒

2015-09-20 22:08:02
よ鹿 @yoshikacrazy

@okurisuzume その通りだ。人為的なものでなければ、これだけの負の感情は作り出せない。しかし、その正体すらも掴めていないのも事実。現状では打つ手はなかった。 「そうだね。おそらく人為的なものだ。でもだとしたら、必ずそれを指揮している奴らがいるはず」

2015-09-20 22:31:21
よ鹿 @yoshikacrazy

@okurisuzume 「それが人である限り、場所さえ合っていれば何かしらの痕跡は見つけられるはずだ。嵐の対策をとるには今の僕らは情報が少なすぎる。まず僕らがすべきことは情報集めだよ。ま、戦闘要員でない僕からするとそっちの方がいいんだけどね」 最後は冗談っぽくほのめかした。⇒

2015-09-20 22:38:57
猫憑ノコ @okurisuzume

@yoshikacrazy 「戦闘要員ではない……か」 シャロレーは少し間を置いて、それから頷いた。 「……うむ、そうだな。ライモンド殿の言う通りだ。情報を集め、嵐に備え、民を守ることが最優先だ。 ……私も戦闘は得意ではないのでな」 最後の言葉は、どこか重苦しかった。⇒

2015-09-20 23:05:55
よ鹿 @yoshikacrazy

@okurisuzume 最後の方の言い方が少し気になった。何かを抱えているような、そんな気がした。 「何かあったらいつでも僕を頼ってくれ。ロードを支えるのがメイジの役目だからね」 気障っぽくウインクをする。あまり暗いことは好きじゃないから。

2015-09-20 23:13:41
猫憑ノコ @okurisuzume

@yoshikacrazy 「……ああ、ありがとう。どうかゆっくり休んでくれ、メイジ殿」 ウインクを受け、女騎士はちょっと微笑んでみた。席を立つ彼を見送る。 本当に、この人は我が国のメイジとなり、国を支えていくというのか。この、国とも呼べぬ国を。 ……大きな期待と、小さな不安。

2015-09-20 23:22:22
猫憑ノコ @okurisuzume

@yoshikacrazy ……いや。今はそんなことを考えている時ではない。共に歩む心強い仲間が見つかったのだ、今は彼と共に、来たるべき災害に備えるべきだ。彼となら、この災害を乗り越えられるかもしれないのだから。 女騎士は席を立ち、自分の部屋へと向かう。 ⇒

2015-09-20 23:25:49
よ鹿 @yoshikacrazy

@okurisuzume 彼女が部屋に入るのを確認して、ろうそくの火を消した。 彼女が最後に見せた微かに重い声色。あれが彼女の何を現していたのか。というかなんでこの国には羊しかいなかったのだろうか。まだ出会って一日も経っていない国のことを知っている方が不思議であるが。

2015-09-20 23:37:35
よ鹿 @yoshikacrazy

@okurisuzume だがしかし、それを聞くには少し踏み込みすぎな気がしないでもない。大丈夫だ。いずれ機会は来るだろう。その時を待てばいいのだ。しかし少し不安げに語るシャロレーが頭に浮かぶ。 「はあ……こういう日は歌うに限るな」 リュートを手に外へ出て、そして歌った。⇒

2015-09-20 23:42:15

部屋にて

猫憑ノコ @okurisuzume

ライモンドの作った宿は見事なものだった。外見だけでなく、部屋の中もまさに宿そのものだった。 椅子に腰かけながら鎧や斧の手入れをし、それが終わると寝台に横になる。 「……」 民は皆寝静まったのだろうか。いつものような声はほとんど聞こえなかった。 #羊君主と白き民

2015-09-20 23:55:01
猫憑ノコ @okurisuzume

柔らかい寝床で、眠りにつく。 久しぶりに、地面ではない場所で眠ることになった。逆に落ち着かずに眠れないのではないかとも思ったが、どこからか聞こえてきたリュートの音色と歌声に耳を傾けているうちに、すうっと、自然と眠りに落ちて行った。 #羊君主と白き民

2015-09-21 00:15:54
猫憑ノコ @okurisuzume

……夢を見た。 それは、とある少女の夢。 少女の腕に抱えられた大きなものが、抱えきれずに零れ落ちてゆく夢。 それは嵐の予感と混ざり合い、とある女の悪夢となった。 #羊君主と白き民

2015-09-21 00:20:15

~とある少女の夢~(大禍災練習会)

どうせなのでロールと繋げてみました。

猫憑ノコ @okurisuzume

練習ロール! 1ターン目、通常攻撃 @diceda4 2d6

2015-09-19 23:17:04
猫憑ノコ @okurisuzume

6の目により奮起発動。 合計値奇数により HP100→95 ロールします。

2015-09-19 23:23:58

※7の目の間違いです

猫憑ノコ @okurisuzume

@okurisuzume ――これは、とある少女の夢。 その場所は暖かかった。その場所は豊かで、人の微笑みが溢れていた。 それが幸せな物語を描いた絵本だったならば。 その1ページに、真っ黒なインクを垂らしたのは誰だろう?

2015-09-19 23:28:44
猫憑ノコ @okurisuzume

@okurisuzume ダメージアナウンスにより HP95→80

2015-09-19 23:29:27
猫憑ノコ @okurisuzume

@okurisuzume ぼとっ。大きな蛾が、蝋燭の日に炙られて、本のページで燃えている。 めらめら。それは次第に、黒いページをさらに黒く、真っ黒な灰に変えて行って。 これは、人と羊を愛した、とある少女の物語

2015-09-19 23:32:13
猫憑ノコ @okurisuzume

@okurisuzume とある豊かな国に、国をもっと豊かにすべく、人々の笑顔と共に立ち上がった君主がおりました。 この世に混沌あるならば、それを治めて領地にしよう。 国を豊かに。もっと豊かに。メエ、メエ、メエエ。

2015-09-19 23:36:09
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