【2015/9/16】SEALDｓ日本外国特派員協会での記者会見

３羽の雀 @three_sparrows

奥田「また、僕達の呼びかけに応じてというよりも、僕達が関知しないところで全国的に動きが起きている。個人が主体的に動き始めている。この法案の結末がどうなろうが、主体的に動き始めた人はもう止まらない」

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質疑応答へ。

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エコノミスト記者「法案は可決される見込みのようだが、そうなるとこの運動はどうなると思うか。／抗議は、学生の運動というだけではなく、幅広い大衆とつながっているか」

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奥田「大学生の夏休みだけの活動ではないということを強調したい。抗議にはあらゆる年代の人がいる。私たちはそのうちの６分の１でしかない。世代を超えて、地域を超えて、人々が声をあげはじめている」

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奥田「このつながりがそのまま選挙にも影響を与えると思う。世代を超えて、ある程度支持政党や政治思想も超えて、目標のために共闘することが可能」

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奥田「毎週、主要野党の政党も来てくれている。それがうまく選挙協力してくれれば、我々も次の選挙で応援しやすくなる。現在では『賛成議員を落選させよう』というのが合言葉のように使われている。法案が通る前とは違う形になりつつあるのではないか」

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「合憲派のフリージャーナリスト」と名乗る藤田某。「立憲主義には反してない。また、５党がほぼ賛成するから、それは認めないといけない」（司会から「質問をお願いします」と注文）　「法案は通ると思う。どうやって政権交代に持っていこうという戦略はあるのか」

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奥田「憲法学に精通する人の９割以上が違憲だと言っている。元最高裁判事も昨日おっしゃっていた。そのことについては議論が尽くされていると思う。基本的な論理が変わっていないから合憲だと政府は言うが、それなら同じ問いには同じ答えが返ってくるはず」

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奥田「今回は、同じ問いに対して違う答えが返ってくるのだから、論理が変わっていると考えるのが正しい日本語。世論調査を見ても、多数が正しいと考えているとは思えない。２～３割が賛成、６～７割が反対というのが平均的なところ」

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奥田「官房長官もおっしゃっていたように、前回の選挙でも集団的自衛権は争点になっていない。議会制民主主義は大事だが、それを支えているのは憲法なのだから、憲法を大事にしてほしい。自民党の得票率も全国比例で２割弱しかない」

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奥田「法案は議会制民主主義の中で通ってしまうだろう。しかし議会の中で多数派だから何でもしていいのかということはよくよく考えてほしい。政府関係者は、国民の理解が得られたとは言えないが通さなければならないから通すと言っている。ほんとにそれでいいのか」

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奥田「次の選挙にも影響を与えるだろう。このまま採決するのでいいのか、ということで今日も声をあげる」

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オーストリア（オーストラリア？）紙の記者。「菅直人元首相とつながりはあるのか」云々。

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奥田「政党を作るつもりはまったくない。今の動きが、政党を作るのとは別の形で政治に影響を与えるのではないか。政党乱立の状況の中、新しい政党ができたからといって日本の現状が変わるわけではない。その前に社会の中でやることがある」

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奥田「まず、政治に対して主体的な人がもっともっと増えるべきだと思う」

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フランスの記者。「１８歳選挙権が成立したが、学校・大学での雰囲気はどのようになっているか」

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奥田さんの左の男性。「大学の友達からデモに行くのは怖いといった印象をよく聞いていたが、ここ数ヶ月で雰囲気がすっかり変わった。政治に対するイメージが変わってきていると思う」

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続き「高校生が制服姿でデモに参加することもある。高校生が政治に興味を持っていないとはいえないと思う。多くの人が、言いづらいけど興味を持っているのではないか」

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続き「それでも政治について語ることが怖い、言い出しづらいという雰囲気がまだある中で、学校教育段階で、知識を注入されるだけではなく、自分がどう考えているかを共有・議論する場を取り入れていくことが重要ではないかと個人的には思う」

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ヒログチ・マサヒコと名乗るフリーランス。「反対してる人たちはエモーショナル・ランゲージ。ほとんど理性的言葉を使ってない」云々　（司会「質問を」）　「平和と戦争を語るのに欠かせない人物が２人いる。１人は１９２０年代にラジオ等を使ってやった。それは誰か」　質問じゃなくてクイズかよ。

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奥田「わかんないです。終わります」 正しいあしらい方。

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マイケルという人。ちょっと聞き逃したが、運動から人が離れていくか、それとも参加者が増えるかという質問だったのかな。

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奥田「僕もネット等でいろいろ個人攻撃なども受けている。『SEALDsは在日』だなどとも言われる。そういうことで政治的動きに参加するのを躊躇していた人もいるかと思う。どちらが感情的発言なのかと思うが、そういうのに負けないカルチャーを作らなければいけないと思う」

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オリエンタル・エコノミストのイヌマという人。運動で何が変わったと思うか、という質問をしていたと思うが、詳しくはよくわからなかった。