「ヒゲの隊長」こと佐藤正久参議が参院平和安全法制特別委員会で見せた「専守防衛の極み」を解説

自民・佐藤正久参議が、参院平和安全法制特別委員会での安保関連法案採決で見せた、小西洋之参議のダイブへの対応を、格闘技経験者の目から解説して「暴力ではなかった」ことを明らかにしたいと思います。
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クマさん @kumafight

参議院の委員会で自民・佐藤参議が「暴力」を振るった、とリベラル界隈が連呼していますので、実際の現場を動画から検証してみたいと思います。 まずこちらの画像から。 民主・小西参議が人垣の後ろから、一段高い所に上ってダイブを敢行しています。 pic.twitter.com/ApbAgFuxTh

2015-09-17 22:52:25
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クマさん @kumafight

この時、佐藤参議はもみくちゃの仲、小西参議のダイブをまだ認識はしていません。一方の小西参議。恐らく運動は苦手なのでしょう。目標と思われるマイクもしくはペーパーには届かず、前の議員の上に乗っかる形で空中静止をしてしまっているのが分かります。

2015-09-17 22:56:39
クマさん @kumafight

小西参議が止まった後、佐藤参議は飛んできた小西参議を視認。 右腕で押しのけに行きます。 pic.twitter.com/KupW6HfSXY

2015-09-17 22:59:14
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クマさん @kumafight

この時「佐藤参議が(小西参議を)殴った」という人がいますが、佐藤参議の右コブシの動きの軌道を見ると上に持ち上げた後水平方向へ押しのけていることが分かります。打撃格闘技をやったことのある人は分かりますが打撃ならばこんな軌道は描きません。 pic.twitter.com/tJYyIh1z6G

2015-09-17 23:04:03
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クマさん @kumafight

あと、佐藤参議がなぜグーで押しのけているのか。恐らく70kg前後はあると思われる小西参議。体重を掛けてのしかかってくる人間は、その体重が加重として落ちて来ます。 つまり受け止めた佐藤参議の腕には、小西参議の体重が掛かる(もしくは掛かる恐れがある)ということですね。

2015-09-17 23:06:23
クマさん @kumafight

落ちてくる人間の体重をもしパーで受け止めたなら、その荷重は全て手首へと掛かってくる事になります。これは組み技格闘技の経験のある人は、エビなどで逃げる際に、相手の腰などを押す際に相手体重がのしかかるのと同じだ、と分かるでしょう。そうなると、手首には捻挫もしくは骨折の危険性が出ます。

2015-09-17 23:08:59
クマさん @kumafight

拳法の柔法には手首を極める技がありますし、柔術ではモンジバカ(手首固め)という技があります。これは最悪手首の折れる技です。 自衛隊で訓練の経験を持つ佐藤参議は、恐らくこのことは承知だったでしょう。 自衛隊徒手格闘技は日本拳法の流れを汲むので手首固めはありますし。

2015-09-17 23:11:44
クマさん @kumafight

あと、小西参議を視認していた佐藤参議はグーで顔を押しのけました。 これはパーで押しのけた場合、指が小西参議の目に入る恐れがあるという危険を考慮したものでしょう。 格闘技ではサミング(目潰し)と言ってよくあるものです。 つまり佐藤参議は自分と小西参議の安全をとっさに考慮した訳です。

2015-09-17 23:14:34
クマさん @kumafight

テンパって飛んだ小西参議に対して、佐藤参議は状況をきちんと把握し、自分と相手の安全を考慮した上でマイクを奪われる危険を排除した訳です。 これぞ専守防衛の極みではないでしょうか。 以上格闘技をやるものの解説でしたw pic.twitter.com/XQurPbh7fm

2015-09-17 23:17:29
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