映画ソーシャル・ネットワークのついて

アーロン・ソーキン脚本、デビッド・フィンチャー監督作、ソーシャル・ネットワークについてのつぶやきまとめ。
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杉本穂高 @Hotakasugi

やっと訳せたよ。日本語変なとこあったらどんどん指摘ください。- アメリカのサイバー法の権威、ローレンス・レッシグによるソーシャル・ネットワークのレビュー | Film Goes with Net http://t.co/nibNyCN

2011-01-14 22:49:10
杉本穂高 @Hotakasugi

ソーシャル・ネットワーク二度目の観賞に行ってきました。娯楽映画としての完成度は圧巻の一言です。でもやはりその内容にはケチをつけざるをえない。現実にフェイスブックが引き起こした情報とコミュニケーションの革命の意義を理解していない連中が企画したものだ、この映画は。 #sn140

2011-01-15 22:02:08
杉本穂高 @Hotakasugi

映画にはわかりやすい悪役が必要かもしれん。でもショーン・パーカーの描かれ方には賛同しかねる。ザッカーバーグは今でも彼には個人的に相談する間柄でもあるらしいし、あんなクソ野郎ではないだろうよ。

2011-01-15 22:06:32
杉本穂高 @Hotakasugi

デビッド・フィンチャーは、この題材を選ぶなんてさすが!的なツイートもあるようだが、フィンチャーの企画でもなんでもない。彼は雇われただけで、むしろ脚本家のソーキンが初期段階から関わってた。脚本は原作本と同時進行だったらしい。

2011-01-15 22:11:41
杉本穂高 @Hotakasugi

@BlackTower_B フィンチャーって多分自分で企画した撮った映画ってほぼ無いんじゃないでしょうか。本もあんま書かないし。でも映画は全てフィンチャーって感じなんですよね。すごい「職人」監督だと思います。

2011-01-15 22:22:56
杉本穂高 @Hotakasugi

レッシグも指摘してるけど、双子の訴訟は明らかに妥当性がない。SNSというアイデア自体は彼らのオリジナルでもなんでもない。フェイスブックのビジネスの骨格は紛れも無くザッカーバーグの書いたコードにあるわけで。弁護士の手引きで和解金を払ってしまたが、弁護士こそ一番糾弾されるべき存在。

2011-01-15 22:16:09
杉本穂高 @Hotakasugi

サベリンの訴訟も何を争ってるのか、わざと曖昧に描いてるね、あの映画は。ホントはサベリンを騙してサインさせた弁護士が悪いんであって、何でザッカーバーグが訴えられるのか意味不明。この映画は弁護士を糾弾することを避けてる。なぜか弁護士は絶対的な存在になってる。

2011-01-15 22:20:55
杉本穂高 @Hotakasugi

寝巻き姿でプレゼンに行くシーンだけども、あれはセコイアというシリコンバレーじゃ泣く子も黙るような超一流VC。そんな連中相手にフェイスブックに投資すべきでないことを説いてわざと投資させなかったのは、連中はいろんな手段で都合の良い経営者に挿げ替えたりするから。

2011-01-15 22:34:03
杉本穂高 @Hotakasugi

そんなセコイアに対して、あういう大胆な行動に出れるザッカーバーグは相当に肝が据わったスゴイ奴なんだが、映画だと肝心のプレゼンシーンがなぜかない。ザッカーバーグのすごさを一番端的に表すエピソードだろうに。単に悪がきが乗せられてハシャいでるみたいな印象になってる。#sn140

2011-01-15 22:36:55
杉本穂高 @Hotakasugi

フェイスブックはコミュニケーションを変えたのに、映画の登場人物たちは、リアルでの関係に固執してる。これが一番変な点。アメリカの若者は携帯番号知ってても毎日会っててもフェイスブックで繋がってないと友達という感覚が持てない。それくらいの逆転を生んでる。その感覚が映画には出てこない

2011-01-15 22:46:55
杉本穂高 @Hotakasugi

映サベリンの彼女のクリスティが実は、あの映画の中で一番フェイスブック世代っぽいキャラクターなんだよね、実は。関係をシングルのままにしてるのは浮気するためだろ、と詰め寄る。本人の言い分よりもフェイスブックのステータスのが事実として重みを持っちゃう。 #sn140

2011-01-15 22:51:54
杉本穂高 @Hotakasugi

映画ソーシャル・ネットワークのオレの個人評価は、監督フィンチャーの演出は神業レベル。脚本家ソーキンの脚本は恣意性があまりにも強すぎ。現在進行形の題材を、IT業界とある種敵対関係にあるハリウッドが作ってるわけだから、余計鼻につく。 #sn140

2011-01-15 22:56:13
杉本穂高 @Hotakasugi

はっきり云ってソーシャル・ネットワークは何度見ても面白いんだと思う。それくらいフィンチャーはすげえ仕事した。でも企画の発端やら作品全体の方向性を決める脚本が(本としての完成度は高いけど)きな臭すぎる。完成度が高いからなおさらヤバさを感じる。映画って怖いよ。

2011-01-15 23:00:08
杉本穂高 @Hotakasugi

映画ソーシャル・ネットワークは、ソーシャルネットワークの可能性について言及してくれない。クリス・ヒュージも活躍しないし、ショーン・パーカーもイヤな野郎になってる。本当に嫌な野郎は著作権やら権利やら最もらしい言葉を振りかざす弁護士とか既得権益をむさぼる連中なのに。

2011-01-15 23:14:18
杉本穂高 @Hotakasugi

著作権やら何やらを振りかざす連中は音楽や映画を愛してるわけじゃなくおいしい蜜を吸いたいたけでしょう。見方を変えればショーン・パーカーはそういう連中から音楽を開放した英雄とも云えるんだよ。そういう新しい感性であの映画を作る気はなかったんだろうか。本当に残念だ。

2011-01-15 23:18:49
杉本穂高 @Hotakasugi

ソーシャル・ネットワーク見てショーンパーカーについて偏見を持つ人もいると思うので、彼の名誉のために最近の仕事をリンク。Causesというフェイスブックアプリなんだが、NPOと個人をソーシャルにつなげるもの。これを通じて寄付もできる。 http://bit.ly/99KDkM

2011-01-15 23:33:28