第三回折本フェアよいこのとしょしつをを終えて
- naholograph
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#折本感想 @hikonorgel 比恋乃さん「月を孕む」 ラストを考えると、本当に「消失」だったのかなんとなく考え込みたくなります。「私」はただ只管まっすぐで、月にさえ純粋で濁りのない思いを向けていて、そこが切ない。裏表紙の「f」は色々とれるのかもなあなんて思いました。
2015-11-07 20:33:12#折本感想 @hikonorgel 比恋乃さん「(たぶん)魔王と(おそらく)勇者」 おわろうと思えばいつでもできたのかもしれない、とも思いましたけど、誰の手にかかるかということが大事なのか…それとももうこの方法以外なかったのでしょうか。現実の恋人同士という暗喩にもとれました。
2015-11-07 20:40:13#折本感想 @Ejshimada 泳二さん「十の花束」 鮮やかにシーンの浮かぶ歌ばかり。「夏色の色鉛筆を~」「どこからかこぼれた砂で~」が好きです。 「バスタブに顔をつけると少しだけ恐竜だった記憶がもどる」「つぶつぶが沈んでるからよく振ってぜんぶ忘れるまでよく振って」下句がイイ!
2015-11-07 20:50:18#折本感想 @Ejshimada 泳二さん「アーリー・デイズ」 「唇が触れあう事を~」「花という文字に匂いがないように~」「心地よくちょっぴり痛い嘘を吐く~」が好きで好きで。特に花の歌が。 折句は「かきくけこ」がお気に入りに。 後書きも読ませて頂きましたが、残るお歌が沢山でした!
2015-11-07 20:57:12#折本感想 @kohagi_tw 千原こはぎさん「秋晴れと紺のセーター」 千原さんの歌集は写真も字体も含めファンです。一冊で37首、それで穏やかなひとつの物語になっている感覚。「文字だけのおはようを交わし合いながら少し掠れた声を浮かべる」敢えて選ぶならこの一首が好きです。
2015-11-07 21:04:33#折本感想 @Chikorin7 知己凛さん「デート日和~紅葉とあなたと秋空と~」 千原こはぎさん「秋晴れと紺のセーター」のオマージュとのこと。25首目の「迎えの駅は見送りの駅に変身」という表現がストライクでした。あるふたりのある一日が、短歌でこうして物語になるのは面白いです。
2015-11-07 21:11:41#折本感想 @Fictionarys 朧さん「雨の記憶」 もう一枚刷ってこようと思います。筆舌に尽くせない美しさ。散文が縦書き横書き・様々な長さで配置されているのがまた、雨粒のよう。「優しい雨の先で」のページにある、その一番下の三行の散文が一番、今の自分にやさしく残りました。
2015-11-07 21:20:53#折本感想 @literaryace 添嶋譲さん「きみのようにはなれない」 彼女は本当に見間違えたのか、彼は本当に聞いてなかったのか、そしてまるでこれから始まるというような終わり方、添嶋さんの物語はいつも読みごたえがあります。『彼は自分専用の誰かではない』のところが刺さりました。
2015-11-07 21:36:02#折本感想 @katsurase 桂瀬衣緒さん「とあるIT土方の憂鬱(お試し版)」 情報社会に生き、パソコンやスマホがあって当たり前の生活をしている自分にもつらさと仕組みがじんわり伝わってくる語り口調。後書きに「同業者ホイホイ」とありましたが、そうでなくとも知りたくなる世界です。
2015-11-07 21:46:28#折本感想 @katsurase 桂瀬衣緒さん「Call Me !(お試し版)」 電話の断り方に自身を顧みてしまいました。実際の場は自分の経験なぞ比にならないでしょうが…読み進むごとに唸りとも溜息とも感嘆ともつかないものが漏れます。知らない世界を覗けて感謝です。お仕事はすごい。
2015-11-07 21:56:22#折本感想 @katsurase 桂瀬衣緒さん「偽巫女日記」 偽とはありますがノンフィクションとのこと。家族で一緒にもう一度読もうと思います。冬場特に初詣の日にアルバイトされている巫女さんたちは寒そうで本当に大変そうですが、参拝者はその笑顔や気配りに支えられております。
2015-11-07 22:53:10折本フェア、まさかの尊敬する惠さま(ネプリいくつか頂いています…)のお隣で実は写真みて瀕死になってたよね… ガレットもうつくしいよう…
2015-11-07 22:15:03確認してみると結構印刷してもらっててありがたい限り。これら3〜4回目くらいなのでまさかこんなに印刷してもらえるとは思ってなかったです…折本フェアすげー。ありがとうございます!
2015-11-07 23:29:06フェアを通して素敵な折本を見つけたので、印刷してきたのですが 折り方が色々あるのか、ノンブル通りにうまくたためなかったりして、奥が深い。私は8Pで台割りしたのですが、16とか32Pなんかもあるらしい…?
2015-11-07 23:37:53@Haruki_Nonさんの「私の睡魔さん」は睡魔擬人化小説。女性を眠りという一番無防備な状態に導くのが男性の姿をした睡魔というのが艶めいていると思う。睡魔さんはいつも穏やかに微笑む育ちのいい青年のイメージ。 #折本感想 pic.twitter.com/TwA5uIX0OJ
2015-11-08 01:53:00#折本感想 「Call Me! [折衝交信録] お試し版」桂瀬衣緒さんの作品。会社にかかってくる勧誘の電話をうまくいなす匠の技が光っています。おもしろい!Case05の年金手帳ババァ(笑)も、実話なんだと思うと、世の中いろんな人がいるなあと思いました。
2015-11-08 02:57:38#折本感想 私の睡魔さん。自分の睡魔の活動と比べてしまいます。最初は厄介ものでも、いつの間にか仲良くなっていくのところがおもしろいです。
2015-11-08 03:04:06#折本感想 「ごはん折り本」ななさんの作品。第一印象が可愛いなと思いましたが、読んでも可愛いかったです。「秋刀魚の食べ方>作り方」は、とっても共感!あと我が家も卵焼きは甘い派なので、「母の味」も好きな話です。
2015-11-08 03:04:49#折本感想 「ポケットを叩くとたくさんの音が出た」ぱぴこさんの作品。「さす」という言葉に当てはまる漢字はたくさんあって(指す、注す、など)同じ音だけど、異なるお話がたくさん読めました。本当に、タイトル通り。「差す」のやるせない感じが好きです。
2015-11-08 03:10:25#折本感想 少年と。女の子関係はよく目立つかもしれませんが、よくある話しを上手にまとめていました。したの色違いの帯に似た紹介のところもおもしろく紹介していました
2015-11-08 03:12:17#折本感想 「秋晴れと紺のセーター」千原こはぎさんの作品。密かにファンです。私は短歌に詳しくないのですが、千原さんの歌はとても読みやすいことと、折本に使われる写真がとても綺麗で好きです!
2015-11-08 03:15:17#折本感想 「デート日和~紅葉とあなたと秋空と~」知己凛さんの作品。千原こはぎさんの秋晴れ~をオマージュされていて、短歌と写真が主体。深夜バスの歌など、恋愛中のウキウキ感が可愛いです♪
2015-11-08 03:24:55#折本感想 「掌小説語り~機心仮想譚~」リュカさんの作品。メイドロボットとご主人様という、その関係が大好物です。ロボットは心を持つのか、人はどこまでロボットを愛せるのか、というテーマは永遠に不滅です!!(力説)
2015-11-08 03:36:25#折本感想 「カメオな日々」いぐあなさんの作品。キュイキュイと鳴く、カメレオンもどきのカメオがとにかく可愛い。子供たちと仲良く遊んでいる話がほのぼのします。お父さんに溺愛されているような感じも好き。季節によってカメオが擬態したイラストも可愛いです!
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