梅津庸一「ラムからマトン」トークイベント 「絵画について」星野太(美学/表象文化論)×梅津庸一[実況]
- misonikomioden
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梅津「普通の師弟関係というよりもっと絵画的関係というか、 第一世代は普通予備校を経て来てネオ受験絵画になるかならないか攻防があり、絵具のつきでストレートな意味で絵画探求があった。 第二世代はキャラ立ちで、制作が好きじゃなさそうで、スマホずっと見てて、実技に命燃やすとかでなく、、、
2015-12-14 01:24:03質問「絵画と絵画以外のメディアについて考えることはあるか? 梅津「映像作品やオブジェを作るが、絵画があっての付属になってしまいがちで、別に絵画が主ではないが、絵画びいきしてしまいがち。 他人の判断もそうで、絵画的判断で他人の作品をみて小説も読むと思う。
2015-12-14 01:24:52質問「キャンバスに書いてない作品も絵画か? 梅津「VOCAの平面規定で映像も絵画とか言い、それは違うだろう、と。 映像だけど絵画になりえることもあるが、ジャンルの垣根を超えてなんでもかんでも絵画にしてて、それは一つ一つていねいに検証すべき。
2015-12-14 01:25:56梅津「そしてその絵画とは、絵画としてか言い様がないもの。 映し出すのでなく、見て、、、、その人間が信用できるかどうかもある。 主観も入る。 つまり主観が大事だと思う。
2015-12-14 01:26:25質問「ナルシズムを通じての梅津解釈は間違いだと話の冒頭で封印したのだが、しかし新藤はナルキッソスを例へ出す一方、星野はそれは書かない。 ナルシストではないか?という疑問で書くことはないか
2015-12-14 01:27:50星野「梅津自画像、映像作品、これをナルシズムという安易な解釈は封じよう、と。しかしナルシズムでないとは言わない。 ナルシズムとナルキッソス的は異なる。
2015-12-14 01:28:26星野「ナルキッソスは水面に自分が映る、それは確かに作品にある。 しかし通俗的意味ナルシズムではない、それが自分の理解。だから梅津作品にはナルシズムはないと言える。
2015-12-14 01:28:44梅津「そのとおりです、、、、とも言いたいが、怪しい。そうありたいと思うが、しかし通俗的なのが悪いといえるのか。松井えり菜にはなりたくないが、重なる部分もある。 通俗的ナルシズムはみっともないし嫌だが、それを悪いと思わない。
2015-12-14 01:29:24星野「マシュー・バーニー、アメフト出身で肉体を誇示するが、 梅津ナルシズムではないという対象としてはそれを思いついた。
2015-12-14 01:29:45梅津「マシュー・バーニーは自分の肉体好き? 星野「そうですね 梅津「自分の体は好きなんですよね。 あまくんがいて風呂に入るときに、帰ります-って言っても別にいてもいいよーって感じだし
2015-12-14 01:29:58星野「ここで触れてない原田テキストに触れるが、 優等生の蒙古斑を見た後、スチールをみたらちゃんと蒙古斑が写って誠実さがあると彼は書いてましたね
2015-12-14 01:30:39質問「先日の椹木とのトークで日本近代美術を見つめるにあたり裸になって見つめるとしたが、それは本当に見つめたことになるのか?
2015-12-14 01:31:15梅津「ラファエル・コランの絵に自分の絵を代入するってことは、単純なシュミレーションではない、と言いたかった。僕が裸になって考えること、 言葉にはレトリックがあり、
2015-12-14 01:31:56梅津「アンドーさんは、一時的な感情が多くて、 僕の言ったそれはひねってて擬人化しているけど、どう考えてもこれが自分だと思ってない、安易な意思をうそぶいてみせた、というかぶりっ子?のような? アンドーさんからはウザっ・・・て思うかもだけど、
2015-12-14 01:32:28星野「今日のトークについて最初はラスコーの壁画がどうとかはではない、それだけ確認してて、そうならなかったのが面白かったです。 梅津「今日はみなさんにおみやげありです。お持ち帰りください。
2015-12-14 01:33:20[補足]執筆:荒木慎也、岸井大輔、坂本夏子、新藤淳、筒井宏樹、原田裕規、星野太 twitter.com/misoni_2013/st…
2015-12-14 16:43:29星野「ラムからマトンの書籍紹介から。梅津作品集でありつつ論考集。画集というよりページの2割が図版で残りがテキスト。 執筆が…で、美術批評専門から研究者やアーティスト、岸井は演劇だ。 このラインナップななぜか?
2015-12-13 15:10:16[修正]あらき→荒木慎也 twitter.com/misoni_2013/st…
2015-12-14 16:41:55星野「バックグラウンドの違い、梅津作品について書いているが、それがプリズムになり筆者本人の問題意識が現れている。 論じる問題意識が異なるため同じ人物を語っても被ることはない。 あらきは石膏像について書いており、梅津とは美大受験教育で関連する。
2015-12-13 15:13:09[修正]ここは星野による発言→ 星野「外見に類似し戦争で亡くなった宣夫、これは親類が戦争で亡くなった哀悼というより、外見が類似しているので自分と重ねざるを得ないというもの twitter.com/misoni_2013/st…
2015-12-14 16:38:09星野「3つめは 美術の問題に還元されない、宣夫さんという、真珠湾攻撃で亡くなったという、 梅津「大叔父で特攻でなく真珠湾攻撃で亡くなった数少ない人 外見に類似し戦争で亡くなった宣夫、これは親類が戦争で亡くなった哀悼というより、外見が類似しているので自分と重ねざるを得ないというもの
2015-12-13 22:41:58梅津さんに刺激されてラファエル・コラン絵改めて見てるけどコランの絵って演劇的だよな。トートロジーぽいけど絵画的というか。正面がどこかという正面性をすごく意識した人物が「見せる」構図をとっている。視点が等身大の人基準だからかな。
2015-12-13 21:01:48@NADiff_apart 2015年最後の【EVENT】 梅津庸一展関連企画 「梅津庸一がホドラーを考えるわけ」 12月20日 [日] 15:00−17:00 出演: 新藤淳(国立西洋美術館) 梅津庸一 ご予約受付中↓ nadiff.com/gallery/umetsu…
2015-12-13 23:18:44