是枝裕和監督「海よりもまだ深く」　感想をまとめました。

あああ @PLANETES11

昨夜見た映画「海よりまだ深く」gaga.ne.jp/umiyorimo/　舞台になる団地、架空のでなく、清瀬旭が丘団地、バス停「団地センター」全部実在そのままで、バス停の前の店もそのまま撮ってたりする。（続く）

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@PLANETES11 （承前）映画ナタリーにロケ地について記事があたので、URL貼っておきます。　natalie.mu/eiga/news/1876…　阿部寛が入る団地の風呂がバランス釜だったり、樹木希林が最近気にしてる爺さん(橋爪功)に対して「あの人は分譲。雰囲気が」とか。(続く)

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@PLANETES11 (承前)　阿部寛と樹木希林の会話で、「練馬からこっちに移ってきたときは」といったセリフとか、黄昏れた、でも、まだまだちゃんと年寄りは生活してますよといった団地の雰囲気もうまく使ってた。子供の頃に自分か近所の友達が団地にいたことあるくらい、よくわかってる感じ

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@PLANETES11 (承前)　団地の公園や給水塔、そういった景色を、練馬から団地に引越して子供時代を団地で過ごした設定の阿部寛のセリフに絡めて。 (続く)

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@PLANETES11 (承前）映画としても、2年前の同じ是枝監督の「そして父になる」は、あざといところが見え隠れして好きになれなかったけど、今回は、そういうところがなく、自然な感じでgood。樹木希林の演技の凄さかもしれないけど。(続く)

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@PLANETES11 (承前)　台本が過不足なく、完成度が非常に高いところに、樹木希林、阿部寛はじめすべての役者さんの演技が、さらに良い効果を上げてます。　 そういえば、阿部寛の元妻役が真木よう子で、それの新しい彼氏が高年収の不動産屋というのもうまい設定だなぁ。

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@PLANETES11 (承前)パンフレットには、大山顕氏　@sohsai　昨日読了ツイートした「東京どこに住む?」の速水健朗氏　@gotanda6　らの対談が載ってたりします。大山氏いわく「僕にとって団地映画」(終わり)

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@PLANETES11 (追記）海よりもまだ深く パンフレットも、読みごたえあり。先程書いた大山顕氏らの対談や寄稿も面白い。団地マニアの視点から詳しい解説が。団地の分譲と賃貸は台詞にもあったけどそれについて「樹木希林が広い通りを渡るのは、分譲ゾーンと賃貸ゾーンの区分けなのだ｣とか

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@PLANETES11 あと、是枝監督は、この撮影された清瀬旭が丘団地に住んでたとのこと。子供時代に練馬から越してきた、ということなので、この阿部寛演じる主人公と同じ。だからこそ、この客観視点で見れば黄昏極まるような団地を温かい、住んでる人のの目線で見てるのか。

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@PLANETES11 それにしても、団地名の「旭が丘団地」、バス停名の「団地センター」あまりにも、どこにもありそうなネーミング。逆に架空の地名かと思ってしまった。ニュータウンには、必ず「○○丘」という住所があるし、「○○センター」のバス停も必ずあるし。

あああ @PLANETES11

@PLANETES11 是枝監督は1962年生まれで私より少し上の同世代。リリー・フランキー1963年生まれ、阿部寛1964年生まれ、と同世代的に、団地に対するイメージや気持ちが、もうその通りな映画でした。

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@PLANETES11 不動産、不動産しているわけではありませんが、「ニュータウンは黄昏れて」のような、マイナスではなく、黄昏ようとしているニュータウンだけれど、そこで生活している人がうまく描かれている点、不動産クラスタの方々にもおすすめかと思います。

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@PLANETES11 とりあえず、現段階での、私の今年の映画の暫定No.1になりました。