【毎日世界史・今日は何の日】７月分のまとめ(2016.7毎日更新中)

鵜飼恵太 @ktaukai0916

【毎日世界史・今日は何の日7/23】エジプト革命(1952)→第１次中東戦争に敗れたエジプトでは親英の王政に対する不満が高まり、ナギブやナセルを中心とする軍の若手将校は自由将校団を結成、1952年に軍事クーデタで国王ファルーク１世を追放、ナギブを大統領とする共和政に移行した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/24】ローザンヌ条約締結(1923)→イズミルに侵入したギリシア軍を破ったムスタファ=ケマルは、スルタン制を廃止してオスマン帝国を滅ぼすと、1923年、連合国とローザンヌ条約を締結し、治外法権の撤廃などを実現、この条約で近代トルコ国境が確定した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/25】カラハン宣言(1919)→ヨーロッパでの革命に失敗した後、ロシアのソヴィエト政権(後のソ連)は五・四運動で大衆運動が高揚する中国への接近を狙い、ロシア帝国が清と締結した不平等条約の無償撤廃を宣言すると、コミンテルンは中国共産党の結成を支援した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/26】スエズ運河国有化宣言(1956)→中立外交をとるエジプトのナセルが、バグダード条約機構への加盟拒否とチェコからの武器購入を発表すると、米英はアスワンハイダム建設資金融資を撤回、反発したナセルがスエズ運河国有化を宣言すると、スエズ戦争が勃発した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/27】フランス七月革命勃発(1830)→国王シャルル10世による貴族保護に議会が反発すると国王は議会を強行解散し、不満を反らすためアルジェリアに出兵したが、反発したパリ市民が武装蜂起したため王は亡命、ルイ=フィリップを王とする七月王政が成立した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/28】第一次世界大戦勃発(1914)→サライェヴォ事件を機にオーストリアがセルビアに宣戦(7/28)すると独が露・仏に宣戦、英は独軍によるベルギー中立侵犯を口実に参戦して世界大戦に拡大した。戦争は1918年まで続き、総力戦でヨーロッパは疲弊した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/29】桂=タフト協定(1905)→日露戦争の際、日本の朝鮮半島、米のフィリピン優先権を相互承認した協定。当時の米大統領セオドア=ローズヴェルトは、パナマ運河が完成するまでは、日本の目をフィリピンや太平洋から反らして朝鮮や大陸に向けようとしていた。

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【毎日世界史・今日は何の日7/30】→フス戦争勃発(1419)→英のウィクリフの影響を受けたベーメンのフスは、聖書中心主義を唱えて教皇権を否定、コンスタンツ公会議で火刑に処されたが、これを主導した皇帝ジギスムントがベーメン王となると、反カトリック・反ドイツのフス派住民が蜂起した。

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【毎日世界史・今日は何の日7/31】ヴァイマル憲法採択(1919)→第一次大戦後のドイツの新憲法で、主権在民や男女普通選挙などのほか、労働基本権などの社会権含み、当時、最も民主的な憲法と言われたが、大統領非常大権(議会を通さない立法権)も規定され、独裁政治に陥る危険も含んでいた。

鵜飼恵太 @ktaukai0916

@ktaukai0916 これを作ったときのドイツ人は、後のヒトラー独裁など想定していなかっただろうが、大統領非常大権は、実際にはヒトラー独裁に繋がる政局の混乱を引き起こした一因。緊急だろうが非常だろうが、「議会を通さない立法権」は絶対に認めてはいけないと、歴史が証明している。