時を駆ける真田丸（ #真田丸の乙女ゲー作って下さい より）

ソラツキ丸 @sola_maru

｢なんであんな色気も素っ気もない所で言うんですか!!気づかないですよもう!!｣とプリプリ怒るヒロインさんと、逃げたしたいのとちゃんと可愛い反応が見れて安心したのとで黙って抱きしめる兼続さん #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

彼女が花を見ている。名を呼ぶと走ってきて袖を引いた。御館様、あのね。かがんで耳を近づけると、景勝さん大好き、という囁きにしては忍ばぬ声音が落ちて動けない。彼女は満足したように笑って侍女たちのところへ走って行く。振り返ると兼続はあらぬ方を見ていた。 #時かけ真田丸

†┏┛倉紀翠┗┓† @__krk_s1

◇タイムスリップ主人公と伊達様 「…夏に氷？」 「私の時代ではこういった暑い日には氷を削って甘い果実の味などの蜜をかけて食べるんです」 「確かに美味そうだが、冬から夏までどうやって氷を残しておくのだ？」 #真田丸の乙女ゲー作って下さい #時かけ真田丸

†┏┛倉紀翠┗┓† @__krk_s1

「夏でも氷を作れるからくりがあるといいますか…」 「ほう、そのからくりのおかげで暑い日でも冷たい氷を口にできるというわけか。確かに気にはなるが…お主、その氷の甘味と儂が作ってやる菓子とどっちが良いのだ？」 #真田丸の乙女ゲー作って下さい #時かけ真田丸

†┏┛倉紀翠┗┓† @__krk_s1

「そんなの！伊達様の作ってくださるお菓子に勝るものはございません…！」 「ならよし！」(多分バカップル) #真田丸の乙女ゲー作って下さい #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

今日はこれを、と吉継さんは本を滑らせた。近頃はそなたにそちらのおとぎ話をしてもらうばかりだったからな。和歌を散らしたきれいな草紙だ。読めるだろう？と彼は微笑う。手を取ってこの世を教えてくれた愛しい人のために、わたしは歌をよむ。体に染みた眩い季節を、激しい恋を。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

刑部さま：彼女が鼻歌を歌っている。聞きなれぬ旋律だが、彼女のような若い娘が微笑む風情だ。何の歌だと聞くと照れくさそうに笑う。好きな人に夢でもあえたらなって歌です。では儂と逢い引きだな言えば、またまた、と本気にしない。…いつまでかわせるだろうな？ #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

治部さま：彼女が鼻歌を歌っている。若い娘がころころ笑うような旋律だ。仕事をしている、静かにせよと言えば、すみませーんと声があって歌が止んだ。紙がすれる音、歩き回る音。御文庫の馴染んだ静謐が物足りない、など断じて、ない。…決して。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

三十郎さん：彼女が鼻歌を歌っている。楽しい調子だ。何の歌ですかと言うと、花火が楽しいな、という歌ですと笑う。教えてくださいと言えば、短く旋律を区切って歌ってくれる。それを童のように真似る。柔らかそうな赤い唇は、口づけられる距離で笑っている。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

景勝さま：彼女が庭先で鼻歌を歌っている。ゆったり踊るような旋律は静かに終わった。何の歌だと問えば失恋の歌ですと微笑う。こんな恋をしたことはないのに、失恋した気になります。恋かと呟く。…昨日までそんなものが訪れるとは思ってもみなかった。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

兼続さま：彼女が鼻歌を歌いながら掃除をしている。そんなふうできちんと掃除できているのかと言えば、大丈夫ですよーと軽い返事がある。歌は掃除が進むにつれ遠ざかっていく。かと思えばどうも違う旋律で戻ってくる。…いったい何曲聴くはめになるのか。覚えてしまいそうだ。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

胡座をかいた御館様の足の間に座って、ここが一番あったかいです、って甘える時かけ主人公ちゃんと、（これは色仕掛けなのか、いや表情を見る限りそうではない、しかし分かっているのか？）とか一瞬で色々考えた挙げ句、そうか、とだけ言う御館様ください #時かけ真田丸

†┏┛倉紀翠┗┓† @__krk_s1

正座に慣れてないタイムスリップ主人公の痺れた足を撫でてセクハラ&辛がる主人公見てだらしねえなあって笑う清正 #真田丸の乙女ゲー作って下さい #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

景勝さま：あの、と酷く神妙な顔で彼女は前に正座した。お願いがあります。珍しい。恋人が出来たらって夢があるんです。腕枕をしてもらえませんか。そんなことかと儂は笑って彼女を抱き寄せる。儂のために誂えたように体が寄り添う。（御館様。今日は腕でも痛めておいでですか？） #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

刑部さま：あの、と何かをねだる口調で彼女が言う。恋人が出来たらやってみたいなって夢があって。ほう、これ以上？と腰を抱くと違いますと顔を赤くした。お風呂で背中を流してみたいなあって。それは大歓迎だがのぼせるぞと言えばまた赤くなった。（刑部殿は今日は随分上機嫌だな） #時かけ真田丸

ｳｫﾃﾞﾝ @od___n

政宗様に手を引かれ、暗い砂利道を歩く。もうよいぞと促されて瞼を開けると、そこには銀砂をまいたような星空が広がっていた。見事だろうと隻眼を細めて彼が笑う。私の居た世でこんな星空は見たことがありませんと言うと彼は嬉しそうに天を仰いだ。繋いだままの手が離れる気配はない。#時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

治部さま：彼女が後ろに座った。お願いが…すまない、この書状を切りのよいところまで。はいと小さな声が返る。夢中で書状を何通も書き終え振り返れば彼女は柱に凭れて眠っていた。抱き上げると夢うつつに微笑み身をすり寄せる。（治部殿は何を思い出し笑いをしておられるのかな？） #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

兼続さま：あの、と後ろから声がする。聞かぬぞ。どうせまた願い事だろう。手を繋ぐとか腕を組んで歩きたいとか城下を一緒に買い物したいとか、らちもないことばかり。うふふ、と彼女が笑うので振り返る。わたしの言ったこと覚えていてくれたんですね。（兼続？足音が随分荒いぞ？） #時かけ真田丸

大和国さにわなそれがし @gomanada

戦国時代にタイムスリップした主人公。ゲーム終盤に 治部「元の世界に帰るのか？ そうか……ならお前など最初からいないほうがよかった」刑部「そなたも、いつかは月に帰ってしまうのだな」昌幸「帰さぬぞ、お前はもう儂の女だ」とか言ってくれるイベント下さい。#真田丸の乙女ゲー作って下さい

ののの☆ @nnnlnnnr

刑部さま：涼しい所、涼しい所と彼女が呪文のように言うので手招く。何ですかと嬉しげに来た所を抱き寄せると暑いと言われた。知っているか？遠い異国では女子の肌を冷たいとして王は肌もあらわな女子を沢山侍らすそうな。沢山は侍らさないで下さい、と拗ねる頬を撫でる。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

景勝さま：暑いと縁側で柱に凭れる彼女に微笑う。すると彼女は側へ来て座ると儂の袖を捲りあげてぴたりと腕を付けた。何だ、冷たいではないか。うわ、景勝さん熱い。同時に言うと彼女は首を傾げた。私、冷たいですか？ああ、と儂に撫でるがままにされる白い腕はきれいだ。 #時かけ真田丸

†┏┛倉紀翠┗┓† @__krk_s1

◇タイムスリップ主人公と三十郎 「花占い？」 彼女は花弁を一枚ずつ摘みながらつぶやきだした。 「すき…きらい…すき…きらい…すき…き…きら………」 「そんなので本当に占いになるんですか？」 「気持ちの問題なんですよ！」 #真田丸の乙女ゲー作って下さい #時かけ真田丸

†┏┛倉紀翠┗┓† @__krk_s1

「そう言いつつ今の結果は何も知らない私でもわかるくらいには良くないものだった気がするんですが…」 「うっ…」 「で、それは誰との恋仲の占いなんですか」 少し不貞腐れながら聞いてみると彼女の驚いた顔が目に入った。 #真田丸の乙女ゲー作って下さい #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

景勝さま：火鉢から離れぬ彼女に、さっき届いた物を持って行くと、蜜柑だ、と顔を輝かせた。知っておるのか。貰うたのだ、好きか？はい、と勢いよく返事をした彼女は一房食べ、うわ、酸っぱいと声を上げた。それから、はいどうぞ、とこちらに差し出す。白い指は果汁の香りがする。 #時かけ真田丸

ののの☆ @nnnlnnnr

刑部さま：ぼんやりしていると背中にキスされる。背中、好きですね。そうだな。こんな美しいものを独り占めしている儂は果報者だ。背骨をなぞる唇がくすぐったくてわたしは笑う。 #時かけ真田丸