モーリー・ロバートソン氏によるウィキペディア補強ツイート

テレビ・ラジオから興味を持ってスマホで検索→最初に出てくるリンクをクリックという流れを踏まえてとのこと。ツイッターは流れが速いので、分けて保管を意図して貼り付けただけですが。
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モーリー・ロバートソン @gjmorley

昨今、色々と注目をいただいているおかげで新たに「モーリー・ロバートソン」の名前を知って、とっさにウィキペディアで検索される方が増えているようです。残念ながらウィキペディアのぼくに関するエントリーはあちこち断片化していて、疎密が一定ではないので、そろそろ補強が必要かなと。

2016-07-28 16:47:34
モーリー・ロバートソン @gjmorley

確かウィキペディアは当人が自分に関して書くことが禁じられているので、直接訂正を入れられないので、こちらで少しツィートをしておきます。まず宗教法人「生長の家」との関係から。創始者、谷口雅春の妻・輝子がぼくの亡き祖母の縁戚に当たります。谷口夫妻は(確か)大本教の内部で出会っています。

2016-07-28 16:50:17
モーリー・ロバートソン @gjmorley

これは非常に詳細に水道橋博士の「メルマ旬報」に数年前書いたことですが、1970年代に中学生だった頃、祖母の勧めで生長の家の飛田給錬成道場に滞在したことがあります。1週間ほどの修行期間に体験談や哲学を学び、早朝に皇居に向かって最敬礼する儀式も。

2016-07-28 16:55:39
モーリー・ロバートソン @gjmorley

錬成会を経て、ぼくは生長の家のガチ信者に。広島の修道中学でも「悟りを開いた」と言われ、学級委員に選ばれたりだの「生まれ変わり」ました。3ヶ月ほど。ところが同じ年の夏、家族でアメリカに移住したところ、環境が一変。

2016-07-28 16:57:54
モーリー・ロバートソン @gjmorley

南部のノースカロライナ州だったのですが、当時から白人と黒人の人種対決が並々ならず、黒人からも白人からも「東洋人だ」として交互に暴力を振るわれることしばしば。生長の家の方式で「心で相手に祈る」とかをやっても「弱い」とみなされてますます暴力、暴言を受けるはめに。アメリカでは通用せず。

2016-07-28 17:00:22
モーリー・ロバートソン @gjmorley

ところがいったん生長の家の掛け金を外して思い切り乱暴にやり返し、喧嘩するなら相手の体も心も傷つけるぞという意図を前面に押し出して反撃したら、認められるようになった。白人スタイルの戦い方、案外向いてました。このあたりのタイミングで谷口雅春先生の哲学はフェードアウト。

2016-07-28 17:03:14
モーリー・ロバートソン @gjmorley

その後パンク、アバンギャルドを経て白魔術を進行するようになり、そこにヨガも加わって、今に至っています。チベットに旅した時に思っていたNHK「シルクロード」の『仏教国』と全然違うことに衝撃を今さら受け、心頭滅却・快楽否定で生きていた方法論を反転させました。

2016-07-28 17:05:28
モーリー・ロバートソン @gjmorley

要するに、その都度きれいな理想論を信じ込み、あるいは信じ込まされ、実際の経験の中で強烈に反駁されて反転し、徐々に自分なりの軸を育ててきたという案配です。谷口雅春も出口王仁三郎も、そしてアメリカで学んだ白魔術師もみんな大なり小なりペテン師だったのではないかと思ってます。

2016-07-28 17:08:09
モーリー・ロバートソン @gjmorley

現在は愛と性、美貌、お金が大事だと思っています。「肉体は滅びる。永遠の生命は他にある」「肉体は心の影。実相は円満完全」と唱え続ける皆さんに反論する気はございません。でも勇気が出たら、狭くて安全な円陣の中から一歩外に踏み出してみるのも、面白いですよ。

2016-07-28 17:10:19
モーリー・ロバートソン @gjmorley

まずはウィキペディア向けに宗教観の補正を書きました。続けて放送業界との関わりです。J-WAVEの「ジャムザワールド」創成期の2001年に共産党の国対委員長をインタビュー中に怒らせたことで番組降板に至った騒動がありました。ウィキペディアに書かれた内容だとよくわからないと思います。

2016-07-28 17:13:25
モーリー・ロバートソン @gjmorley

簡単にあらましを言うと、当時9.11テロが起きたばかりで騒然としている中、米国によるアフガニスタンへの報復空爆の可能性が濃厚になる中、共産党の国対委員長が「戦争には絶対反対です」と立場表明したことに対して「それ、矛盾していませんか」と切り返したのが発端です。

2016-07-28 17:15:31
モーリー・ロバートソン @gjmorley

この続きはまとめにもありますので、ご興味があればどうぞ。全体像を述べると、共産党の国対委員長がインタビュー中に怒って議論しなくなり、翌日赤旗から抗議電話J-WAVEがこれに過剰反応してぼくの降板に至りました。

2016-07-28 17:18:00
モーリー・ロバートソン @gjmorley

これは当時の編成部長から言われた伝聞ですが、赤旗の編集長が電話で「あれはどういう意図だったのか」と問いただされたそうです。それ以外の具体的な会話の内容はわかりません。ただJ-WAVEから菓子折りを持って「ご説明」に行ったことは事実です。実質的には叱られてお詫びした形。

2016-07-28 17:20:08
モーリー・ロバートソン @gjmorley

このインシデントをもって「放送業界の鬼っ子」といった噂が、以後数年に渡って立ったようですが、ラジオ業界の片隅で起きたコップの中の嵐に過ぎず、かつJ-WAVEの過剰コンプライアンスに尾ひれが付いただけのこと、とも解釈できます。現在このようなことが起きたらすかさずツィートです。

2016-07-28 17:22:12
モーリー・ロバートソン @gjmorley

ざっとそんな感じです。ウィキペディアを見に行くことそれ自体が極めて情報弱者っぽい行為だとの認識は重々ありますが、テレビやラジオから興味を持ってスマホで検索→最初に出てくるリンクをクリックという流れを強制的に変えることはできません。

2016-07-28 17:24:27
モーリー・ロバートソン @gjmorley

今後はもう少し有機的なファースト・インプレッションを提供する手段があればいいなと思います。書籍があると、確かに強いですね。今、書いてます。もうしばらくお待ちください。引き続きよろしくお願いします!

2016-07-28 17:25:54