☆渋谷すぱる＆村上信五【茜空】

蒼いの∞妄想部屋（美水の間） @yasusu_ao

【茜空 35】 若旦那は それから度々遊郭に足を運んどった 水揚げした遊女が気に入ったらしい 月日を重ね 段々少女から 女らしい体つきになり 交わりにも 悦びを感じられるようになったらしく 時おり若旦那がものすごく 幸せそうな笑顔で帰ってくる 〔一人前の女にしたる〕

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【茜空 35】 若旦那は それから度々遊郭に足を運んどった 水揚げした遊女が気に入ったらしい 月日を重ね 段々少女から 女らしい体つきになり 交わりにも 悦びを感じられるようになったらしく 時おり若旦那がものすごく 幸せそうな笑顔で帰ってくる 〔一人前の女にしたる〕

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【茜空 36】 口癖のように 若旦那はいつも言ってた 〔せや、すばる〕 『はい』 〔すばるも どや？〕 『はい？』 〔茜のおる遊郭や〕 『いや、俺、無理っすよ』 〔金なら心配せんでえぇ〕 〔俺が誘ったんやから、今回は俺が出したる〕 『若旦那』 〔茜はアカンから、他の遊女な〕

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【茜空 36】 口癖のように 若旦那はいつも言ってた 〔せや、すばる〕 『はい』 〔すばるも どや？〕 『はい？』 〔茜のおる遊郭や〕 『いや、俺、無理っすよ』 〔金なら心配せんでえぇ〕 〔俺が誘ったんやから、今回は俺が出したる〕 『若旦那』 〔茜はアカンから、他の遊女な〕

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【茜空 37】 若旦那に連れられて遊郭へ 遊女って俺が買う女なんかとは ちゃうんやろな 若旦那はお得意様やんな 黙ってても部屋に通される 〔すばるは向かいの部屋や〕 『へい』 あちこちの部屋から聞こえる 男と女の声 壁ひとつ隔てて ヤってる事は同じ 吹き溜まりやな

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【茜空 37】 若旦那に連れられて遊郭へ 遊女って俺が買う女なんかとは ちゃうんやろな 若旦那はお得意様やんな 黙ってても部屋に通される 〔すばるは向かいの部屋や〕 『へい』 あちこちの部屋から聞こえる 男と女の声 壁ひとつ隔てて ヤってる事は同じ 吹き溜まりやな

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【茜空 38】 若旦那に言われた部屋で遊女を待つ ほどなくして襖が すぅーって開いた ‘胡蝶と申します’ ‘今宵は可愛がってくださいませ’ 妙に艶かしい 切れ長の瞳 白い透けるような肌 ごくん 思わず生唾をのむ …世の中 …女も金次第か 開いた股はえぇ匂いするんか？

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【茜空 38】 若旦那に言われた部屋で遊女を待つ ほどなくして襖が すぅーって開いた ‘胡蝶と申します’ ‘今宵は可愛がってくださいませ’ 妙に艶かしい 切れ長の瞳 白い透けるような肌 ごくん 思わず生唾をのむ …世の中 …女も金次第か 開いた股はえぇ匂いするんか？

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【茜空 39】 胡蝶の肌は滑らかで えぇ匂いがした 薄い茂みの奥の穴は 何人も咥えこんだとは 思えんぐらいやった ‘すばる様…' 小さな声で啼く 囁きにも似た喘ぎ 俺より年下なんやろか コイツも生きてくために ココに来たんやろか 奥を突きながら 小ぶりな乳を揉みながら

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【茜空 39】 胡蝶の肌は滑らかで えぇ匂いがした 薄い茂みの奥の穴は 何人も咥えこんだとは 思えんぐらいやった ‘すばる様…' 小さな声で啼く 囁きにも似た喘ぎ 俺より年下なんやろか コイツも生きてくために ココに来たんやろか 奥を突きながら 小ぶりな乳を揉みながら

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【茜空 40】 そんな事を思った ‘ぁ…あぁぁんっ…’ きゅうぅって締まった もっともっと 奥へナカへ 吸いこまれるように 俺のを逃さない あぁ…えぇなぁ… 俺もイってもえぇ？ 夢か現か 胡蝶が川を越えて行った アイツに見えてもうた… まさか…な 錯覚や

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【茜空 40】 そんな事を思った ‘ぁ…あぁぁんっ…’ きゅうぅって締まった もっともっと 奥へナカへ 吸いこまれるように 俺のを逃さない あぁ…えぇなぁ… 俺もイってもえぇ？ 夢か現か 胡蝶が川を越えて行った アイツに見えてもうた… まさか…な 錯覚や

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【茜空 41】 『…』 ‘えっ？’ 『よかったで…胡蝶』 ‘すばる様…またお出でくださいませ’ すっ、と俺の懐に潜り込んでくる 甘い匂いに惑わされそうや ‘今宵は朝までお傍に？’ 『いや、帰るわ 奉公人は朝が早いで』 ‘あら残念 次は朝までいてくださいませ’ 妖艶に嗤う

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【茜空 41】 『…』 ‘えっ？’ 『よかったで…胡蝶』 ‘すばる様…またお出でくださいませ’ すっ、と俺の懐に潜り込んでくる 甘い匂いに惑わされそうや ‘今宵は朝までお傍に？’ 『いや、帰るわ 奉公人は朝が早いで』 ‘あら残念 次は朝までいてくださいませ’ 妖艶に嗤う

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【茜空 42】 身支度を調え 帰る前にそっと抱き寄せた ‘すばる様…ご贔屓にしてくださいませ’ 顔を赤らめて俯きながら囁く さすが商売上手やな 『おん』 次なんてないやろな そんな金あらへん でも、そんなん言われへん（笑） ‘お見送りを’ 『せんでえぇよ 休んどき』

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【茜空 42】 身支度を調え 帰る前にそっと抱き寄せた ‘すばる様…ご贔屓にしてくださいませ’ 顔を赤らめて俯きながら囁く さすが商売上手やな 『おん』 次なんてないやろな そんな金あらへん でも、そんなん言われへん（笑） ‘お見送りを’ 『せんでえぇよ 休んどき』

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【茜空 43】 『ほな、またな』 『あぁ、若旦那に先に帰った言うといてや』 ‘はい お気をつけて’ １人で遊郭を後にした 若旦那は朝までおるんかな また金貯めて 上等な女を 抱くんも悪くないで 若旦那がいれこんでる 遊女はどないな女なんやろ 可愛えぇのか？ 綺麗なんか？

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【茜空 43】 『ほな、またな』 『あぁ、若旦那に先に帰った言うといてや』 ‘はい お気をつけて’ １人で遊郭を後にした 若旦那は朝までおるんかな また金貯めて 上等な女を 抱くんも悪くないで 若旦那がいれこんでる 遊女はどないな女なんやろ 可愛えぇのか？ 綺麗なんか？

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【茜空 44】 うっすらと明るい空 昔…アイツと村にいた頃 空が茜色に染まる それが家に帰る合図やった 暑い時分は長く 寒い時分は短く ２人だけの時間 朝焼けに紅く染まる空 そんなん思い出した 今、この朝焼けを どこで見てるん？ 生きてるんかなー 幸せでおるんかなー

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【茜空 44】 うっすらと明るい空 昔…アイツと村にいた頃 空が茜色に染まる それが家に帰る合図やった 暑い時分は長く 寒い時分は短く ２人だけの時間 朝焼けに紅く染まる空 そんなん思い出した 今、この朝焼けを どこで見てるん？ 生きてるんかなー 幸せでおるんかなー

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【茜空 45】 「信五さま…気持ちようございました」 はにかみながら 上目遣いで囁く茜 〔そうか よかったなぁ〕 「お連れの方は…？」 〔なんや、気になるんか？〕 「だって…珍しいです…いつもおひとりなのに」 〔せやな（笑）〕 〔店の奉公人や〕 「あら、そうなんですか」

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【茜空 45】 「信五さま…気持ちようございました」 はにかみながら 上目遣いで囁く茜 〔そうか よかったなぁ〕 「お連れの方は…？」 〔なんや、気になるんか？〕 「だって…珍しいです…いつもおひとりなのに」 〔せやな（笑）〕 〔店の奉公人や〕 「あら、そうなんですか」