#dtk47 #dtk47_8 大図研第47回全国大会 第8分科会「リカレント教育」ツイートまとめ
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#dtk47 #dtk47_8 ダイトケン分科会・リカレント教育「司書養成科目の新旧カリキュラム比較」はじまり。
2016-08-28 14:05:16#dtk47 #dtk47_8 はじまりました。常世田先生のご講演から。 ・司書課程は、公共図書館司書向けの養成課程 ・大学図書館員にそのままあてはめられるものではないが、双方の現場に共通の課題はある。教学との関連、ラーニングコモンズなど、組織や運営、資料、予算など
2016-08-28 14:13:46#dtk47 #dtk47_8 常世田:課題をまとめるとアドボカシーの問題と捉えられる。=専門職としての意識、スキルの問題。 これが今回のカリキュラム改訂の柱のひとつ。
2016-08-28 14:16:18#dtk47 #dtk47_8 常世田:司書課程改正の経緯 2000年「2005年の図書館像」 地域の課題解決(大人のための図書館)、専門性重視、デジタル化など 2006年「これからの図書館像」 「課題解決型」図書館の先進事例→ 図書館員の資質向上
2016-08-28 14:18:35#dtk47 #dtk47_8 常世田:2008年「図書館職員の研修の充実方策について」 同年図書館法改正 2009年「司書資格取得のために(中略)図書館に関する科目のあり方について」 これからの図書館像→職員の資質向上→研修→養成科目改訂 年を追うと筋は通っている
2016-08-28 14:20:41#dtk47 #dtk47_8 常世田:資質向上のためには、カリキュラムの単位・時間を増やす必要。 図書館の現場からもそういう要望があった。 しかし、短大を主として大幅な時間増は教育現場からの反発があった。 学芸員課程も同様の課題を抱えている。
2016-08-28 14:22:48#dtk47 #dtk47_8 常世田:養成内容の高度化 → 大学院課程移行想定? 検討協力者会議の中でも意見は分かれた。 司書課程は、入り口の敷居を低くして、高度な資質は後から身につけることで多様性を担保するべきではないか?
2016-08-28 14:24:47#dtk47 #dtk47_8 常世田:もうひとつ大きな変更点は、「大学での課程を基本とする」こと。 1950年からこれまでは、司書講習が基本になっていた。初めて転換。
2016-08-28 14:25:41#dtk47 #dtk47_8 常世田:時間をかけて検討したが、抜本的改革は難しかった。 報告書に「迅速に、一定期間ごとに検討し直す」との文言。 そろそろ検討し直す時期?
2016-08-28 14:27:05#dtk47 #dtk47_8 常世田:新カリキュラムは、時間数が増えた。 しかしまだ足りないとする声もある。 また講義をしていても、学生のICTスキルは二極分化している。これは大学教育の、情報技術に対する基礎教育の問題でもある。
2016-08-28 14:30:51#dtk47 #dtk47_8 常世田:新カリキュラムの目指すもの。 ・情報技術の利活用能力 ・政策形成(アドボカシー能力)←最大の柱
2016-08-28 14:32:18#dtk47 #dtk47_8 常世田:アドボカシー能力の形成。 行政職員と対等に議論できる司書が必要。 政策形成が従来の図書館ではおろそかにされてきたし、司書になりたがる人には、苦手な人が多かった。 独立科目にする議論も行われたが、教えられる人がいない。改訂に盛りこまれなかった
2016-08-28 14:34:59#dtk47 #dtk47_8 常世田:政策形成能力の必要性は、「図書館員の倫理綱領」にも記されている。前文の5。
2016-08-28 14:36:12#dtk47 #dtk47_8 常世田:養成体制の強化→養成と研修の連携→リカレント教育の重視→主題専門分野の知識重視 専門職としての自覚、自学自習は基本だという意識が必要。自分の時間とお金を使って学ぶのは、専門職ならば当然のこと。
2016-08-28 14:41:00#dtk47 #dtk47_8 常世田: ・教える教員の確保、また教員の研修も行わなければならない。 ・養成体制の評価の実施
2016-08-28 14:41:51#dtk47 #dtk47_8 常世田:現職者は、政策形成能力を教育されていない。リカレント教育でこの部分をどうしていくか。 大学図書館員は、どのように捉えるか?
2016-08-28 14:45:51#dtk47 #dtk47_8 常世田:大学図書館に関する研修の報告書を見ると、電子リソースなど技術的な研修が多いように感じる。アドボカシーについてはほとんど見ないが、大学図書館ではどう考えていくか?
2016-08-28 14:49:06#dtk47 #dtk47_8 常世田先生のご講演の後、休憩終わり。 続いて岡本真氏のご講演「未来の図書館員、はじめませんか?ープロデューサーとしての私見から」
2016-08-28 15:12:21#dtk47 #dtk47_8 岡本:司書資格は持っていないが、ひととおりテキストで勉強したことがある。また国際基督教大学の図書館のヘビーユーザーだった。 新カリキュラム改定後、非常勤講師をしている。
2016-08-28 15:16:26#dtk47 #dtk47_8 岡本:図書館のコンサルタント事業。他社も増えてきている。 コンサル事業がなりたつのは、図書館現場のアドボカシー力が落ちているのがひとつの要因だろう。 過去には、菅原氏の事業などがあった。
2016-08-28 15:18:03#dtk47 #dtk47_8 岡本:現職の大学図書館員はどのように学ぶべきなのかー基本の認識から ・自らが歩む道を自ら見定めて、その結果に正負両面でコミットできる ・裏返せば、「その答え」を研修の講師などに求めないこと←これをする時点で、専門家として遇されない
2016-08-28 15:20:33#dtk47 #dtk47_8 岡本:世の中から求められる役割は常に変化する→ロールモデル、道は自分で創り出すしかない ・では、「いつ」「何を」「どこで」「どのように」学ぶべきなのか
2016-08-28 15:21:55#dtk47 #dtk47_8 岡本: いつ:思い立った時(「いつか」の無意味さ) 具体例: さまざまな活動の、東京圏における低調さと地方の盛り上がり。 東京圏は「また次のチャンスがある」 地方は「このチャンスを逃してなるものか」 職業人として、この違いは大きい
2016-08-28 15:24:36#dtk47 #dtk47_8 岡本: なにを:まず「必要と感じたこと」と「必要と感じていないこと」 必要と感じたこと=楽しい 必要と感じていないことこそ学ぶ必要がある場合も。 図書館学研究者に、法学・行政学等の基礎を全く知らない人も。 (必要と感じてない「穴」がある?)
2016-08-28 15:30:55