今こそレイモンド・バーを『ゴジラ』に蘇らせよう論

uroak_miku @Uroak_Miku

大ヒット御礼の『シン・ゴジラ』、東アジア各国で早々と打ち切り。私たちが『スーパーマン』や『バットマン』の映画で９１１テーマが出てきても鼻白むように、３１１テーマは日本以外の国の人々にすれば距離を感じてしまうというのは、ナショナリズムの本質を浮かび上がらせる面白い現象です。

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『ゴジラ』一作目はハリウッドで追加撮影と編集がされて、たまたま東京にいたアメリカ人特派員がゴジラ事件と遭遇するという体裁にされた。敗戦を味わった日本の人間でないと理解できないものを理解させるのではなく、外から眺める姿勢を選んだ。『シン』の海外不評を聞くに［続く］

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［続き］国辱的にも思えるけれど『シン』にみなぎる（未見ですが）熱さを相対化する視点を取り入れた国際バージョンを作ったほうがよかったのではないか。「かつての勢いを失くした日本人たちの焦りが、ゴジラに投影されているようだ」とつぶやくＣＮＮの記者（主役！）を挟む、とか。

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あ、これって『シン』に興奮し熱く語る日本の映画観客を外国メディアが冷めた目線で報ずるのと同じ構図ですね。