キレない脳を伸ばす・維持するには、上手に楽しむことが必要。(連ツイシリーズ番外編)
だからといって、前頭前野だけじゃどーにもならんのが脳のおもしろいところだよな。「ほとんどあらゆる感覚刺激に関して高次な処理を受けた情報が集まっている」し「一方通行ではなく、双方向」なのだ。つまり、個々の連携が重要な事なのだ。情動の扁桃体の興奮を、どう表現するかは、ここなのだ。
2016-11-13 22:50:50たとえば、恐怖と怒り。そのまんまの表現で表出するってことは「未来の予想とすり合わせてない=前頭前野と連絡取れてない」ってことだ。大脳辺縁系と前頭前野の「連携が取れていない」から、不適切な行動になる。10代の危なっかしさ、な?成熟度のズレと共に「連携不足」は重大な危うさだ。
2016-11-13 22:55:55もう少しイメージで言えば大脳辺縁系は「今の判断」があって、前頭前野には「未来もある」かもしれないな。欲しい、やりたいの「今」が辺縁系にあって、やったらどうなる?結果予想の「未来」が前頭前野にあるなら、ブレーキ踏めるかどうかは、前頭前野の機能の高さに委ねられる。
2016-11-13 23:00:26あるいは、辺縁系に「危険」を刷り込んどけば、その行動は起こさないのかも。いずれにしても、大脳辺縁系と前頭前野は「その双方向性」が大事なとこだ。で、ここが「はしゃぐ←→落ち着くの切り替えをやると、脳が鍛えられる」って話になるんだろうなぁって思う。大人も同じだと。
2016-11-13 23:05:06ひとつ、例を挙げると。たとえば興奮すると「キャー!って大声」が反射的に出るって子供がいたとして。あえて、自覚的に、「キャー!」を演技でやってみて、って要望を出して、やってくれたとする。普段は扁桃体の興奮と行動がストレートだが、同じ行動を「前頭前野を通して」やったことになる。
2016-11-13 23:09:06脳は一度混乱する確率が高い(^◇^)この混乱に付け込むことが出来れば、キャー!の音量制御に一歩近づけると思うんだな。うちは噛みつきに対して、これをやったよ。「あえて、自覚的に、不適切行動を演じさせる」あるいは「演じて、見せてみる」は、前頭前野を通すを意識するといいと思う。
2016-11-13 23:13:12@nankuru28 はしゃいだり楽しみに没頭する様な「快楽に左右される事を司る」海馬の機能の良し悪しが発達障害では多少なりとも影響している、とは脳波やCT検査をした時に言われました。海馬と大脳辺縁がどんなリンクをしてるのか興味がありますね。
2016-11-13 23:13:58大人は逆なんだろうな。「あえて、大脳辺縁系の興奮を感じてみる」が必要だろうなぁ。どうやったって前頭前野は早くヘタるんだから、大脳辺縁系との連携にすがってヘタリ方を遅くしたい。趣味や楽しみがある方が若々しいのは、そういうのでしょ?脳はヘタれる、楽しめ大人、ってなもんだ。
2016-11-13 23:18:11@chquita_ そう、海馬と偏桃体と前頭前野の連携が発達障害の一つのカギって私も思います。海馬も大脳辺縁系の一部で「記憶の海馬」とかも呼ばれてますねー。息子が「忘れられないのが障害」って言ってたの覚えてます。
2016-11-13 23:20:40※SSRI投与におけるアクチベーションについての注意喚起、24歳未満への慎重投与の提言などが2009年に日本うつ病学会から出ている。
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/koutsu/pdf/antidepressant .pdf
※脳の成長も個人差があり、成長期を過ぎても新たな成長が有り得ることも書き添えておく。
※発達障害者はしばしばSSRI他、投薬に対して非定型な反応が出る場合があり、要注意。元々このバランスが非発達障害者と異なるためではないかと思う(個人的見解)。
保育専門家・雲崙さんからの補足説明
ただ興奮させれば良い、というわけではない。プロの技について。
@CookDrake 夕方書きたかったのは、このこと。保育をしてて感じるのは「はしゃぐ」にも色々あるよなと。ここ15年くらい、はしゃいでると言われる場面でこどもの声が交感神経が異様に高ぶった状態のキィキィ声が多くなってるんだよね。あれ本当にたちが悪い。とくに凸凹キッズには最悪。
2016-11-16 21:46:41※凸凹キッズ=発達障害特性が見られる子どもたちのこと。
@CookDrake いっぱい揺さぶりあそびして、こどもの前庭覚を育てて、自律神経や視神経もベースアップ!ってのが、まあ保育の底流にあるんだけど。下手にやると、そのキィキィ声になる。でも上手に展開して上手にかかわってやるとキャッキャッと楽しい笑い声になるんだよ。その違いが大きい。
2016-11-16 21:48:46@CookDrake 凸凹キッズに最悪ってのは、あのキィキィ声は本当に不快な周波数で、本人も出しちゃうんだけど、その声(自分のも含む)を耳から拾ってさらに不快になって…という魔のリンクに入っちゃう。そうなると保育室に集中の神は降臨しなくなり、そのあとに静かな絵本なんて読めないよ。
2016-11-16 21:50:49@CookDrake 保育室で静かな本を読めるってのは、技術がいるよ~~。ただ読むだけなら技術はいらないけど、静かな本を多くのこどもが楽しめるように読むってのは大変。息づかいや声に細心の注意が必要。それをはしゃいだ後にやるって相当だよね。キィキィいうのは「はしゃぐ」じゃないよね。
2016-11-16 21:53:35@CookDrake そこんところ抜かして「しっかりはしゃがせるのが大事」ってなると、自分の感情コントロール出来づらい凸凹キッズは、泥沼にはまる気がするんだよね。うまくいえないけど、なんさんが書いてたくすぐりっこだって、楽しく遊べるためのルールもあると思う。そういうのが大事かな。
2016-11-16 22:01:34@CookDrake はしゃぐってのと、興奮させるって違うんだよなあと、保育おばばは思うとります。あと、今日の保育はドングリ拾いに行ったのだけど、ただ30分あまり竹藪でひたすら拾い続けるだけで、本当に心が充たされるんよ。そういうのもはしゃぐに近いんじゃないかなって思う。以上!
2016-11-16 22:08:33回避型の愛着スタイルを持つ人の感情の抑圧をほぐすには
愛着の問題で難しくなるのは、回避型の愛着スタイルを持つ人は怒りや悲しみの感情を抑圧してしまい自分で気づけない場合がある。抑圧した負の感情は、感じられないだけでなくなるわけではないから身体の不調として現れる。しかし、回避型なので不快感情が起きる場面でも他者に頼ることはしにくい。
2016-11-13 21:19:28@matsunoki_19 そういう場合、「少しやすんでいいよ」やその人が自分自身でリフレッシュできる様に「個としての対応」を尊重してあげることも支援となる。何かをしてあげることでより負担になる人もいるということを頭に置いていてほしいと思います。
2016-11-13 21:22:38@matsunoki_19 専門家が介入して、「それは悲しいんだよ」という風に伝え返しをしてあげられればベストだと思うのですが、なかなか難しいですね。信頼を置ける人が一人でもいるとその人を起点に進みやすいかとも思います。
2016-11-13 21:24:21@OQCeeee 感情のフィードバックをしながら自分の感情に徐々に向き合えるようになることは理想ですね。本当にこの「信頼できる人」と繋がることが難しくなるのが回避型の特徴でもあるので本当に難しい問題であると思います。
2016-11-13 21:29:06@matsunoki_19 身近な養育者や、理想を言えばカリスマティック・アダルトのような大人が現れてくれたらと思いますね。様々な年齢の子どもたちがが集まる放デイのような場所に私は期待しています。
2016-11-13 21:32:34