本と資料

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初版道 @signbonbon

夏目漱石(左)と芥川龍之介(右)の書斎。よく似た佇まいが、師を敬慕する芥川の思いを伝えている気がします。 pic.twitter.com/S8MFrPSjnS

2016-09-07 17:35:48
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初版道 @signbonbon

《保存お勧め画像》夏目漱石の初出初版本『切抜帖より』(明治44年、春陽堂)の新発見カバー初画像です。すべての漱石本書誌に未掲載で存在すら知られていません。本来は函付ですが、出版直後円覚寺近くの書店で購入と本に書かれ、カバー付でも発売したことがわかります。夏目漱石展でご覧ください。 pic.twitter.com/NhD8XzqL2k

2016-09-22 21:21:11
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アリス @LadyAlice913

先生が、英語を意味として捉えるだけでなくアクセントや音やリズムにも注目して、英語にまるごと触れて体感してみるべしというお話をされていた。その言語独特のリズム感に慣れるのって大切で、私にとって中国語も同じだったなあ。 #英文学史概説

2016-09-29 12:17:02
アリス @LadyAlice913

英語を始めたのは3歳の頃。小さい時にマザーグース聴いたり英詩を暗誦していたりしたの、今振り返ってみても良い経験だったなと改めて思った。特にマザーグースのナンセンスとか、意味というよりは音として楽しくて、韻や強弱の感覚とかも掴めて、英語が更に好きになったなあ。 #英文学史概説

2016-09-29 12:24:06
初版道 @signbonbon

絶望の淵にいた泉鏡花を救ったのは師尾崎紅葉の手紙でした。「汝の脳は金剛石なり。金剛石は天下の至宝なり。汝は天下の至宝を蔵しむものなり。(中略)小生も困難なれど別紙為換の通り金三円だけ貸すべし。倦ず撓まず勉強して早く一人前になるやう心懸くべし。」感涙に咽ぶ鏡花の姿が目に浮かびます。

2016-09-30 21:38:59
初版道 @signbonbon

夏目漱石の遺著『明暗』を所縁のある人々に贈った鏡子夫人。真鍋は松山中学時代の教え子で主治医、大谷は東京帝大英文科の親しい後輩でした。夫人の署名が入った漱石生前の本は未見です。漱石から数多くの署名本を貰っていた大谷は、「夏目鏡子」の4文字に改めて漱石の死を実感したのかもしれません。 pic.twitter.com/qtRhUlTJtl

2016-10-01 22:29:56
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初版道 @signbonbon

夏目漱石はイギリス留学中「おれの様な不人情なものでも頻りにお前が恋しい」と妻に書き送り、鏡子夫人は「どんなことがあっても、あなたにお目にかからないうちは死なないことと決めていますからご安心遊ばせ」と応じました。「鏡子夫人悪妻説」など、漱石にとっては笑止千万に違いありませんね。

2016-10-03 20:20:16
国立公文書館 @JPNatArchives

『三月のライオン』の主人公の桐山零は、高校生のプロ棋士だそうですね。画像は、その難解さのために「詰むや詰まざるや」と称された七世名人伊藤宗看の『象戯作物』です。#将棋 #三月のライオン pic.twitter.com/s7sJVOyod7

2016-10-08 22:02:31
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初版道 @signbonbon

夏目漱石の妻は夫の没後約47年、芥川龍之介の妻は約41年、太宰治の妻は約49年、夫の名声と共に人生を送りました。しかし石川啄木の妻節子は、夫の死後わずか1年と22日で病没。極貧に耐えて無名の啄木を支え、その遺品を守り抜いた彼女に、夫が国民的作家になったことを知ってほしかったです。

2016-10-10 21:21:45
The Nobel Prize @NobelPrize

Photo collection @RollingStone "Bob Dylan Hanging With Joan Baez, Allen Ginsberg and More": rollingstone.com/music/pictures… #NobelPrize

2016-10-13 21:35:04
Daisuke Nakai/中井大助 @daisukenakai

ボブ・ディランのノーベル賞をめぐる報道で、日本はやはり「風に吹かれて」や「時代は変わる」などのプロテスト時期のフォークソングに注目が集まっているようですが、ノーベル賞委員会が伝記で触れているのはどちらかというと65年以降のロック期。米国でも、こちらの時期の方が評価が高いです。

2016-10-13 21:35:10
Daisuke Nakai/中井大助 @daisukenakai

スエーデン・アカデミーの書記もディランの評価を聞かれて、「まずはブロンド・オン・ブロンドから聞いて欲しい」と発言。この辺りが欧米では評価が最も高いです。インタビューの最後に「私はデビッド・ボウイのファンだった。世代の違いかも」と打ち明けるのが面白いです。 twitter.com/NobelPrize/sta…

2016-10-13 22:05:58
春日芳晃 Yoshiaki Kasuga @yoshiakikasuga

スペイン・ビルバオで13日、自作の詩を読むシリア人の詩人アドニスさん(86)。ノーベル文学賞受賞の場合に備えて、現地で取材していました。ボブ・ディランさんに決まったことを伝えると、"He deserves." pic.twitter.com/6WHSJZqiqU

2016-10-14 15:39:48
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初版道 @signbonbon

「夏目漱石展」(11月12・13日)のオリジナルグッズ第一弾は、漱石には珍しい怪奇幻想的小説「琴のそら音」の自筆完成原稿1枚目によるクリアファイルです。現存が確認できる首尾完全な最古の原稿(2番目に古い完全原稿は「坊っちゃん」)で、雑誌『七人』に掲載後『漾虚集』に収録されました。 pic.twitter.com/KJrJ2jpa9Q

2016-10-14 22:06:31
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Norichika Horie @NorichikaHorie

ボブ・ディラン:旧約の言語、ビートの詩学、そして奉仕の神学 onbeing.org/blog/bob-dylan… ノーベル賞受賞前に書かれていた、ディランの宗教に目覚めていた時代の歌詞への考察。

2016-10-16 00:54:06
アリス @LadyAlice913

今日は五反田メッセでHSK(中国語資格試験)取得者のための留学・就職フェアに少しだけ参加🐼 抽選でなんと無料受験を当てました😁 12月に最上級の6級を受けてきます🙌 良い点取れるように頑張る💓 pic.twitter.com/7rc1pGMO6S

2016-10-16 12:51:06
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初版道 @signbonbon

「夏目漱石展」(11月12・13日)の記事が、本日の『読売新聞』夕刊の全国版に掲載されました。漱石が自筆で修正を施した「行人」の新聞切り抜きが中心です。日本近代文学館収蔵資料の片割れで、岩波書店最新版『漱石全集』刊行時には所在不明でした。 pic.twitter.com/n1Pilleb2T

2016-10-20 17:09:47
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初版道 @signbonbon

雑な切り抜きをする夏目漱石。自筆修正入り「行人」と一緒に発見されました。「硝子戸の中」に日付以外の書き込みはありませんが、漱石自ら切り抜いていたのは、森田草平が証言しています。そもそも家族や弟子は、こんな好い加減な切り貼りはしないでしょう。高浜虚子の小説もあるのが興味深いですね。 pic.twitter.com/kqbWbJ9KjW

2016-10-20 21:23:23
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初版道 @signbonbon

谷崎潤一郎の足の裏です。運動生理学者の平沢弥一郎が昭和35年に撮影し、『朝日新聞』に掲載されました。平沢によれば、長い作家生活で自然と右の手足に力が入り、右足の裏は触ると痛いほど腫れていたそうです。足フェチの谷崎も、まさか自分の足の裏が新聞に載るとは思わなかったかもしれません。 pic.twitter.com/0waEYz5lCh

2016-10-22 21:31:41
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初版道 @signbonbon

第2回フォロワーさん限定「お年玉プレゼント」No7.夢野久作『ドグラ・マグラ』初版本(昭和10年、松柏館書店) ご存知「日本三大奇書」の1冊で、本には「幻魔怪奇探偵小説」とあります。奥付の著作者名は杉山萌圓です。 pic.twitter.com/4s5t70od8V

2016-10-22 22:29:14
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笠間書院 @kasamashoin

漱石先生、白熱教室? 出版社に教科書作らせ自ら翻訳も:朝日新聞デジタル【校友会誌「保恵会雑誌」49号に夏目金之助名による文章「アーサー、ヘルプスの論文」が載っていることを、熊本大の五高記念館客員准教授の村田由美さんが見つけ】 asahi.com/articles/ASJBC…

2016-10-31 06:15:00
初版道 @signbonbon

「夏目漱石展」(11月12・13日)自筆資料展示品よりー「倫敦消息」修正原稿 「倫敦消息」は正岡子規と高浜虚子に送った書簡で、新潮社待望の単行本『色鳥』に入れるため、筆写原稿に手を入れたものと推測されます。しかし結局収録されず、漱石の手直しが陽の目を見ることはありませんでした。 pic.twitter.com/6pdvVCcy70

2016-11-06 20:46:20
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初版道 @signbonbon

「夏目漱石展」(11月12・13日)自筆資料展示品よりー「琴のそら音」完全原稿 現存が確認されている漱石の最も古い首尾完結した原稿で、蔵書印は元朝日新聞社主の上野精一。表題紙はタイトルのみ直筆、1枚目のタイトルと名前は別人によるものです。「漱石」を「嗽石」と書いた痕跡があります。 pic.twitter.com/Oy9qMBPYKu

2016-11-06 21:12:03
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初版道 @signbonbon

「夏目漱石展」(11月12・13日)自筆資料展示品よりー「長谷川君と余」完全原稿 朝日新聞社の同僚だった二葉亭四迷(長谷川辰之助)の追悼文。この味わいのある名文(23枚)を、漱石は数時間で書き上げています。芥川や太宰と異なり、漱石はあまり天才と言われませんが、やはり天才ですね。 pic.twitter.com/glka2qAlPA

2016-11-07 20:10:54
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初版道 @signbonbon

「夏目漱石展」(11月12・13日)自筆資料展示品よりー海を渡った送り状 イギリスに留学した帝大英文科後輩の大谷正信に贈った『それから』と『門』の送り状。大谷が大事に切り取って、本に貼付したものです。シベリア鉄道で運ばれたこと、日本大使館気付であることなど、様々な発見ができます。 pic.twitter.com/WbHNykBxBP

2016-11-07 20:56:46
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