名無しの妄言忘備録

Noname @Noname_16_06_06

補足：こういう倒れ方をするには攻撃に押し負けるのではなく、緊張の糸が切れたかのように、膝から脱力する以外にないんですよね。だから攻撃以外の要素で倒れたと理解しました。

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「気に入ったから、一緒に歩く、それで十分」といえるデーリッチの心根の強さたるや、という感じが好きです。自分に殴り掛かってきたその手を取って、少ない食料を半分こ出来る優しさ、眩しいですね。口だけでなく、どこまでも自己犠牲に走れるのはもはや素養ですね。

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隣人愛の根幹は自己犠牲ですが、それをどこまで徹底できるかという点でデーリッチってすごいよなぁと思えます。それが結局全て自分に跳ね返ってくるあたりにやさしい世界を感じますが。

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だからこそ象徴なんでしょうね、あのラストバトルは。

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ローズマリーの花言葉があなたが私を蘇らせるであるということを花騎士で知りました。調べてみると他には、誠実・思い出・静かな力強さというのもあるようです。ううん、味わい深い。

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ローズマリーの花言葉はもっとざくアク2次創作界隈に周知されてもいいよなと思いました。ちなみにコケにも花(!?)言葉があって、母性愛・孤独・物思い……らしいですよ。

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なんでローズマリーはキーオブパンドラをデーリッチに使わせたんでしょうねという疑問も出てきましたが、これはローズマリー本人には扱えなかったから＝マリーより強い魔力を持っていてなおかつ安定しているデーリッチに使わせたら成功した、という過程が見えた気がします。

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【ざくざく】ハピコはあれだけ飄々としているものだからお金を積まれれば裏切るんじゃなかろうかという人もいるだろうけど、それは違う。ハピコにはハグレ王国に対して命（もしくは自由）を救ってもらったという大きな借りがあって、そのせいで王国の中でもかなり帰属意識の高い方へ分類されると思う。

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承前、ハピコは王国への帰属意識が高いという話をした。なぜかという話をする。

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通常何も持たずに異世界に飛ばされるハグレ。ハグレとしてのハピコは見ず知らずの世界で何を信用することにしたのか。それがお金だったんだと思う。そしてあんなキャラになったんだとも。

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ハグレとしての生活も短くはないだろう。金勘定にも聡くなったであろうハピコはついに詐欺がバレて自身の自由（ひいては命までも）を奪われそうになる。そんなピンチを救ってくれたのが王国なわけで。

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自分の自由と命の価値がわからないはずがないんですよ、彼女に。借りを作りたくない性格のハピコが感謝していないわけもなく、だからこそ空からの偵察なんて危ないこともやってくれたんだろうなと思っています。

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空からの偵察、目立つし危険しか感じないけどどうなんでしょうね。、

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ああ結論がないや。つまり、金で換算できないほどのかけがえのないもの（自由・命）を救ってくれた王国へ途方もない感謝をしている。また、金以外に信用出来るものを見つけた、という愛着も絶対にある（アク名で調べれば出ると思うけど、帰る場所に人がいるってのはなんだかムズムズしますね的な発言）

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ハピコ、あの軽口屋がドラゴンを前にデーリッチに話しかけなかったのには何か理由があるのかなと結構長い間考えていたのですが、「恩返し」が一番強い意味合いなんじゃないかなと思いました。

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かつて詐欺がバレて捕まって売り飛ばされそうになっていたところを、詮索することなく助けてくれたマリーとデーリッチへの意趣返しというか、何も聞かずに助けてくれたのなら何も言わずに救うのがスジみたいな……？という感じの結論が出ました。

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ハピコは人付き合いに壁を作るきらいがあるように思います。ハグレとして人を騙し続ける、いろいろなものを諦める生き方を選んできたのだから当然ではありますが、ハグレ王国に入ってしばらくしてそれが変わったと考えています。

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こう考えるようになったのは、彼女のシノブの世界突入前のセリフ「絶望的な賭けの目に乗ってるのに、ちっともそんな気持ちにならない。長い間、王国にいると、博打の勘が鈍っちまうよ」からです。

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打算で生きてきた彼女が、絶望的な賭けの中でも「降りない」と言う選択をするというのはつまり、諦めの人生を送ってきたが、王国生活を経て期待・希望が持てるようになったということで、これから幸せになってくれよという気持ちでいっぱいなわけです。

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そんなわけでハピコってハグレ王国が建国されて一番救われたハグレのうちの1人だよなぁと思っています。命が救われ、仲間が出来て、生き方も、考え方さえ変わった。

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あの痛々しい言動やサイキックむちむちポークと言わしめるネタキャラ感から胡散臭さしか感じないものの、戦闘スキルを見ると超能力は本物のようだ。そんな彼女もまたハグレであるわけだが、なぜ彼女は望郷の念がないのか（もしくは薄いのか）。

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ヤエさんは本物の超能力者であり、ハグレ王国の話に異様に食いついてきた点や望郷の念が薄い点から考えると、元の世界でも超能力は異端で受け入れられていなかったのだろう。