アイドル髭切・FC会長膝丸【時間遡行軍施設調査・爆破編】＋α

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

うぅ……。もう一週間も兄者に会ってない……無理……(部屋の隅で膝を抱えている)

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

久々に兄者不足だ……とりあえずBlu-Rayを観て落ち着こう……(再生ボタンぽちー)…………おかしいな。兄者がいつも以上にキラキラして見える……いや、兄者がキラキラしていて美しくて愛らしいのは自然の摂理なのだが、今日は更になんかこう……麗しい気がする……。

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

一年前は一ヶ月会えない事自体よくあったたのにな……むむ。

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

……兄者の抱き枕を作るどこかの俺の気持ちがわかるぞ(めそめそ)

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「(ｺｿｺｿ)……」っ！兄者！(寝ていたにも関わらず飛び起き)「ぅわっ、起きてたの？」今起きた！〜〜〜っ！何故メールも電話も返してくれなかったのだ……っ！「えっと……、電波が入らない場所にいたんだ」……(ｼﾞﾄｯ)「あ〜！そうそう！ハイこれお土産！ウォッカだよ！」……？酒か？

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「オレンジで割ると飲みやすいから今から飲もうね！(簡易冷蔵庫から氷とグラスを取り出し)」今から？しかしそれよりも……「ハイできた！膝丸の分だよ！(ぐぃとグラスを押し付け)」兄者、人の話を……「カンパーイ！(ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ)」はぁ……(ｸﾞﾋﾞ)ん？うまい……(ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ)

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

(一時間後)……zzZ「(酔い潰れた膝丸に布団をかけ)……やっと寝てくれた。さてと……(鞄から機械を取り出し部屋で翳すと反応を示し。音が大きくなる場所を何箇所か探ると小型の盗聴器を見つけ)……(すぐに分解してからまた違う機械を取り出すと次は隠しカメラを発見したのでそれも分解し)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「この子は関係ないのに……(ため息をつきながら荷物を鞄に詰め直し。己の本体をギターケースに入れタンスの奥へ押し込み、代わりに冬服と耳当ての付いた帽子、ミリタリーコート、ロングブーツを出して着替えると獅子が彫られた短刀を取り出し空間を裂いて)……行ってきます(髭切は姿を消した)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

(西暦1960年1月ロシア連邦南部カザフスタン国境付近のとある軍事施設通行門前)「(通信機をオンにし)……僕だよ。……うん、大丈夫。……刀剣男士じゃなかったら凍え死にそうなくらい寒いけど。そっちは……？……了解。……(軍服を着た白人がこちらへ歩いてくるのが見え咄嗟に通信を切り)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

『(軍服を着た白人男性は髭切に歩み寄ると気さくに手を振りながら)Сегодня ты выглядишь прекрасно, как всегда.』「(髭切は少々不機嫌な表情を向けつつ相手に悟られぬよう手元の翻訳機を使い)……僕は男だと言っただろう」『はははっ。軽い挨拶だ』

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「そんな挨拶嬉しくないね」『固い事を言うなよ。男だらけで皆飢えてるんだ』「はぁ……勘弁しておくれ」『まあ俺は女にしか興味ないけどな。……ほら、交代の時間だ』「……了解。(書類にサインをしつつ)……ねぇ、僕はここに配属されたばかりなんだけど、ここって何をしてる施設なんだい？」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

『まあ俺達下っ端には関係の無い話なんだが、……どうやら細菌兵器の類らしい。詳しくは知らねぇが、どうもここの研究員は未来人か宇宙人かなんかで意志のない角の生えた兵隊を作る研究をしてるらしいぜ』「……冗談だろう？」『中の警備をしてる同僚が見たらしいぞ。人には見えなかったと言っていた』

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「……信じ難いけど今や月に行く時代だ。何があってもおかしくない」『そうだ。来年にはアメリカをキューバから追い詰める予定だしな』「……キューバねぇ」『？』「じゃあ僕はお先に失礼するよ。……До свидания.」『Пока!』「(施設から遠ざかり物陰に隠れると短刀を振りかざし)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「(時空の裂け目に潜り込みとある日本の地下施設へ移動し)……はぁ。疲れた……(ソファにコートと拳銃を置きベッドへ倒れ込み)……時間遡行軍が刀剣男士をキメラ化して兵を増やしてるって話は本当みたいだね……次は施設に潜入しなきゃ(スマホの電源を入れると膝丸からのLINEに気付き)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「……ごめんね(小さな声で呟いた後再び電源を落とし)……報告書書いて、シャワーを浴びて食事と仮眠して……次の交代まであと5時間しかない。アイドル業より忙しいだなんて……(気怠そうに起き上がるとノートパソコンの電源を入れ作業を始めました)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

(本丸自室)「ただい……、あれ？こんな時間に出陣かな。ちょっと時間ができたから帰ってきたんだけど……。まあ、いいか……少しだけ横になろうかな……」 (【注意】これより先、流血表現等の為、時折tosに投げさせて頂きます。)

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

@tos (江戸城下)くっ！やはり手強いな！鶯丸！大丈夫か？！『ああっ、何とか……っ？！膝丸！後ろだ！』(素早い動きで現れた苦無_丙が膝丸の脇腹を背後から斬り裂くと傷口へ謎の液体を噴射し)っ、かはぁっ！！『くそっ……！(鶯丸が瞬時に叩き斬り破壊し膝丸へと駆け寄り)』

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

@tos 『(膝丸の出血が酷く鶯丸は上着を脱ぎ急いで膝丸の腹に巻き付け)大丈夫か？！』…………っぐ、っ……ぅ、あぁっ！『(突如頭を抱え苦しみだした膝丸に目を見開き。覗き込むと額から角のような物が突き出しており)……っ？！撤退だ！今すぐ帰城する！！』(隊長が重傷の為帰城しました)

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

『髭切っ！！』「っ、どうしたの？そんなに慌てて」『膝丸が、……早く！！』 (手入れ部屋)ぐっ、あ……う……！(頭を抱え悶え苦しみながら布団の上でのたうち回っており)「っ！これは……！(額の角を見て咄嗟に馬乗りになると膝丸の腕を取り押さえ)拘束衣と猿轡！！すぐ持ってきて！」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

@tos 「(三振り掛かりで取り押さえ拘束衣を着せながら)気をしっかり持て！！」(髭切の声で膝丸は大袈裟に震え混濁した意識の中)兄者助けて！見ルナ！嫌だ苦しい！離レロ！触るな！置イテ行カナイデ！逃げて！愛シテ！大嫌いダ……ッ！！「っ！(悲痛な叫びに表情を歪ませつつ猿轡を噛ませ)」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「(暴れる膝丸を担ぎ上げ)……膝丸は地下に監禁する。決して噛まれてはいけないよ。これは感染し、いずれ自我を失う」『……では、膝丸は……』「……十分に準備した上で明日のこの時間、僕が特効薬を取りに行く。本体は預けるから朝までに戻ってこなかったら、僕と膝丸をすぐに刀解してほしい」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

『……この所、君は不審な動きをしていたが信じて良いんだな？』「……僕は僕の正義の為に行動していた。僕の事を信用してくれるのなら、任せて」『……わかった』「膝丸を地下牢に入れてくる」『……くれぐれも無茶をするなよ。お前だって、本丸の一員なんだ』「……有難う。後の事はよろしく頼むよ」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

(西暦1960年ソ連。施設から100m離れた林の中)「銃はマカロフPM、ナイフ三本と短刀……対人戦用にスタンガン。あとは、っ！(気配の先へ持っていたナイフを投げ)」『っ、危ねぇなァ(飛んできたナイフを指で挟み投げ返し)』「(鬼膝を睨みつけつつ)……どの面下げて会いに来たわけ？」

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

『そんな事言われてもなァ。アレは管轄外だし。……それに俺からしても目障りでな(革の袋を髭切へ投げ)』「……(受け止めず地面に落ちたそれを見つめ徐ろに拾い上げ中身を確認すると注射器と施設の見取り図が入っており)……？」『それは所謂予防薬だ。一時間だけなら細菌を浴びても鬼にならねぇ』

アイドル髭切とFC会長膝丸 @fc_idle_genji

「……特効薬は？」『……自分で取ってこい。ついでにする仕事もあるんだろう？一度に片付くいい機会だ』「……知った口を」『……早く行った方がいい。タイミングを失うぞ』「……わかってる」『……じゃあな(小さく笑った後鬼膝は林の奥へ消え)』「(髭切は注射を打ってから施設へ向かった)」