いまだからこそ読み返したい三原順作品『Die Energie 5.2☆11.8』

★2015年2月6日〜5月16日、米沢嘉博記念図書館にて「~没後20年展~ 三原順 復活祭」が開催されました。 http://www.meiji.ac.jp/manga/yonezawa_lib/exh-miharajun.html 白泉社文庫公式サイトで、「Die Energie 5.2☆11.8」に共通するテーマの「X Day」ほか、 文庫化された三原順作品の試し読みができます。 続きを読む
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いち @ichi_3

揚水発電って「Die Energie 5.2☆11.8」のルドルフが惹かれたあれじゃないか http://t.co/tkRt4Sf :「揚水発電」をカウントすれば原発なしでも夏の電力間に合う- エキサイトニュース http://t.co/H9Z0SBk

2011-04-18 12:22:13
うにぞう @uni_at_uni

「消費者は送られてくる電気を憎みはしないが いかなる種類の発電所でもそれを憎む人々は必ずいる それは食卓に並んだ料理は好んでも 屠殺場は好まない人々が多いのにどこか似ている」三原順の原発を描いた漫画「Die Energie 5.2☆11.8」より。

2011-04-20 12:49:40
masuda @masuda39

「Die energy 5.2 11.8」は逆襲のシャアのような要素もはらんでいる。シャアに相当する人物は初老だが。

2011-04-28 09:00:54
masuda @masuda39

最強の敵を軍門にくだらせて、配下に置くのは、他の部下や上司の心情にも配慮した上策。しかし余りにも鮮やかに振舞うと排除工作される恐れあり。納得させるに中途半端は良くない。不満を抱きそうな人物には常に配慮がいる。

2011-04-28 09:04:08
masuda @masuda39

Die energy 5.2 11.8が無料公開されないかな。読者の感想を聞きたい。主人公は実は消極的な原発推進派であり、原発反対派も描かれているが、抑制された書き方もされている。子会社の経理操作についてもある。いろいろと網羅的な漫画なんだ。

2011-04-28 09:06:31
masuda @masuda39

@bonkuratv 加害者として生きる。これが「Die energy 5.2 11.8」の主題でした。「誠実であること、努力すること。」作者は言外に伝えたかったのだと思いました。

2011-04-28 09:47:35
切り取り線 for Togetter @kt_tg

✄---- 読んだ方、再読した方の感想 ----✄

2011-04-24 09:05:02
ゆみぷ @pumi_yu

三原順傑作選を手に入れたのでとりあえず「Die Energie 5.2☆11.8」だけ読んでみたが無駄無さ過ぎ&濃すぎで感想をちょっと書くとかそういうレベルではなかった。今原発を取り巻いている問題の殆どはこの作品の中に入っているのでは?数値はは当時の物なのでそこは違うかもだけど。

2011-04-20 12:36:45
ゆみぷ @pumi_yu

山岸凉子の「パエトーン」が特別公開になったと聞いたけど(そっちは若い頃読んでる)、こうなると個人的には「Die Energie ~」をより多くの人にお勧めしたい。作者故人だから難しいかな。誰に対しても甘くない、読み手にとっても決して優しくはない作品。

2011-04-20 12:40:17
ゆみぷ @pumi_yu

うあああ、三原順すげえええ。思春期の頃ちゃんと読んでみたかった!これは全力で他の作品も集めないとだわ!

2011-04-20 17:03:54
アトユキ @atoyuki

三原順の「Die Energie5.2☆11.8」今読むといろいろ考えさせられる。 http://p.twipple.jp/Ct362

2011-04-20 14:58:55
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白汀 @hakutei0528

原発に関して、この漫画を読み始めました。 Die Energie 5.2☆11.8 - http://bit.ly/gtncwB 「三原順傑作選 ’80s」収録  http://amzn.to/h29vJG

2011-04-21 02:17:28
白汀 @hakutei0528

『三原順 傑作選80's』収録 「Die Energie 5.2☆11.8」読了。これはすごい。何度か読まないとしっかり理解できないかも。裏を返せば、複数回の再読に耐えうる深みを持っている作品。 http://bit.ly/gtncwB

2011-04-22 21:33:04
白汀 @hakutei0528

併録 『踊りたいのに』 も読了。こちらは「Die Energie 5.2☆11.8」のルドルフ、ダドリーの学生時代の話。そういう連環も好き。

2011-04-22 21:36:08
白汀 @hakutei0528

復刊ドットコムによる復刊第一号は三原順作の絵本 『かくれちゃったの、だぁれだ』 だそうです。故人ですが、埋もれさせてはならない才能である、と強く思います。 http://bit.ly/gAT0Mh

2011-04-22 21:37:40
井野口 正之 @minoguchi

三原順の「Die Energie 5.2☆11.8」( http://amzn.to/hPGc3N 収録)をユーズドで入手して改めて読んだのだけれど、まさしくこんな台詞があったんだよな…。 原発賠償、税金で負担も - Yahoo!ニュース http://goo.gl/2OLs9

2011-04-24 00:20:48
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タホ @Blonco_

まずは真面目な話。三原順先生の「Die Energie 5.2☆11.8」というエネルギー問題(原子力発電)を題材にしたマンガを読んだので、その感想からです。細かいストーリー展開は書きませんが「作品が伝えたかったこと」について触れていますので、ご注意ください。

2011-04-29 12:20:40
タホ @Blonco_

まず最初に結論。この作品はエネルギー問題に関するひとつの重要な視点を得る為に、読んでおくべき作品だと思います。

2011-04-29 12:21:39
タホ @Blonco_

「Die Energie 5.2☆11.8」は良い意味でも悪い意味でも、TMI以後チェルノブイリ以前でしか書けなかったと思います。

2011-04-29 12:23:01
タホ @Blonco_

まず、良い点。それはエネルギー問題(特に原子力発電)に関する対立構造にストーリーが特化できたということ。ストーリーに関わる人物が「電気を扱うもの」「現場で作業するもの」「環境保護団体」の3つのグループに明確にわかれたことで、問題の根幹が何なのかわかりやすくなっています。

2011-04-29 12:26:16
タホ @Blonco_

問題の根幹、それはどのグループにも「被害者的側面がある」こと。この作品のwikiに「主人公は自らが犠牲者・被害者であることを理由に自己の行動を正当化する考え方を嫌悪している」という文章がありましたが、まさにそれが作者が伝えたかったことだと俺は思います。

2011-04-29 12:27:28
タホ @Blonco_

この視点はとても大事なうえ、残念ながら現代でも通用してしまいます。そして、それらの構造を全てを理解した上での主人公の終盤の台詞。あえてここでは書きませんが、その言葉の意味と重さは、原子力発電について考える上でとても重要なポイントの一つになると思います。

2011-04-29 12:28:00
タホ @Blonco_

続いて悪い点。これはもう時代背景的に仕方がないとは思うんですが、ストーリー内に第4のグループ「原子力発電による恩恵より損失の方が圧倒的に多い人たち」がいない(正確には非常に小さい扱いを受けている)こと。

2011-04-29 12:28:37
タホ @Blonco_

「被害者的側面がある立場」ではなく「極めて純度の高い被害者」。このグループがストーリーに加わっていないため、全体的にストーリーが軽く「見えてしまう」。これは作品自体の問題というより、書かれた当時とチェルノブイリ以後(そして現在)で読み手側の状況が大きく変わったからだとは思います。

2011-04-29 12:29:00
タホ @Blonco_

TMIの事故はレベル5と言われていますが、見方を変えれば「地域住民が10日ほど避難したが、再び元の生活に戻れた」事故でした。2011年現在でもTMIにある発電所の4基中2基は稼動しているし、近隣住民も普通に暮らしています。 (少なくとも強いストレスの中で日々を過ごしてはいない)

2011-04-29 12:29:40
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