現実の社会問題が扱われているので台湾のラノベは日本よりも「進んでる」?からの、フィクションにおける「社会派(的テーマ)」とは?
(二・二八事件や兵役をテーマにした作品があるので台湾ラノベは日本ラノベより進んでいるのではないか、というamamako氏の発言がありましたが、本人の手により削除されました)
「原子 台湾でのライトノベルの認識は「日本発の新興文芸の一種」で、基本的には「日本的なフォーマットを理解していること」が前提でした。ただ最近では「本土性」を前に押し出すスタイルも歓迎されるようになってきました。「日本的なフォーマット」の中に台湾独自の社会問題を取り入れるスタイルがその典型です。
例えば2014年に発売されたアドベンチャーゲーム「雨港基隆」は選択肢で物語が分岐するギャルゲーのスタイルに「228事件」という国民党による虐殺事件を落とし込んだ作品です。ライトノベル作品『前國民偶像要做國軍唯一的男子漢』(元国民的アイドルが国軍唯一の男性兵士に)では、台中関係の緊張が続く台湾でいまだに残っている「兵役制度」がテーマに据えられています。こちらでは「もし男尊女卑の世界がひっくり返り、国軍兵士が女だらけになった世界で、男が兵役に志願したら?」という筋書きを利用して、嫌われつつも逃れがたい兵役について詳しく描かれています。」
(台湾ラノベが「社会派的なテーマ」を語れるという可能性を示してきたことを日本ラノベも学ぶべきでは、といったamamako氏の発言がありましたが、本人の手により削除されました)
最近は来たるべき日(10月5日)に備えて、ツイートではなるべく穏当な発言を心がけているのだけど、今朝RTした、 「二・二八事件や兵役」などの社会的なテーマを扱ってるから台湾ラノベは日本ラノベよりも進んでる、という意見についてはさすがに、バッカじゃねえの、と素直に言っておきたい。
2017-09-04 13:05:35「ライトノベルが第二の言文一致運動だったとするなら」 その前提が間違ってるのでゎ?(^^) >ライトノベルが第二の言文一致運動だったとするなら、その「語り方」で語ることが、より社会の様々な分野に広がってもおかしくないはずなんだよね
2017-09-04 13:16:20わたしが言ってるのは、仮に、あくまで仮にですよ、「単なる娯楽の小説」と「娯楽以上の意味が込められた小説」があったとして、後者を無条件に「進んでる」と評価する素朴な進歩主義はクソバッカバカしい、という話なんですが。
2017-09-04 13:57:06仮に、としつこく強調するのは、そうでもしないと、やはり(日本の)ラノベは「単なる娯楽」である(べきだ)と考えているのだなと早とちり・曲解する人が経験上高確率で現れるからです。
2017-09-04 14:01:58