メンヘラ趣味絵描きが一年間、誹謗中傷に挑んでみた結果

色々なコメントありがとうございます。
その中でいくつかの疑問に対し説明不足な部分があったため
追記としていくつか答えられる範囲はお答えしていこうと思います。

なんでそこまでこだわったのか、その理由

コメントで多かった「ネットやめたらよかったのでは」「かかわらないほうが正解だったのでは」というのの背景には多分これがはっきり明記されてないせいだと思います。
言うべきかどうか迷ったのですが、確かにそこが不透明だとすっきりしませんし、私も全部吐き出したとは言い難いかもしれません。

簡単に言うと、亡くなった友人の名前を騙っての中傷による精神攻撃がきっかけです。
ぶっちゃけ中傷そのものはずっと前（自覚はないのですが見ていた友人に言わせると10年ぐらい続いていたそうです）からありました。が、あんまりそれそのものに怒ることはありませんでした。傷つきはしましたが、その言葉の裏に気にかけてくれている場合もあるのでは、と思うとどんな言葉もまあ、まずは聞こうとなってしまってました。
でもそれは2年前から始まりました。私が、その友人の死に大きくリアクションをしていたからでしょう。実際効果はてきめんで、ものすごく怒り狂ったような感じがあります（正直我を忘れすぎて殆ど覚えていないのですが）。
友人の誇りある名前がそんな行為によって汚されたのには自分と関わったことが原因にあります。それ自体を間違いだとは思いませんが、関わらなければ発生しなかったことでもあります。
当然ながら本人は亡くなっているので名誉毀損で訴えるもなにもできませんし、私も親族でもなければそこまで深い付き合いでもなかったためそれで警察に駆け込むわけには行きませんでしたが、ダメージが大きく一度本気で自殺しかけたことがありました。
その時は（不安障害のため死や怪我に対しての不安も大きいため本来自殺は考えたことはない）ただひたすらそこまで心神喪失していた自分に恐怖しましたが、逆に「精神疾患の患者が自殺にまで追い込まれたほどの中傷であれば警察に行く理由になり得るのではないか」と思い、初めて本気で実行し始めたのです。
だからこそ、納得できるまでやめるわけにはいかなかったのです。

……随分あっさり書いていますが、本当は思い出し泣きするぐらいものすごく事細かに理由を書いていましたが
先に述べたとおり操作ミスでさくっと消えてしまったので簡略化しました。

彼についてはぶっちゃけ私のツイートを遡ったりすればだいたいわかると思いますが、これ以上彼に迷惑をかけたくはありません。
わかってもどうかその名前は心にしまっておいて、ここに出したりなどはしないでください。お願い致します。

ネットでの名前やツイッター、匿名掲示板にそこまで拘る理由は？

こういうニュアンスのものも多かったです。また、実際に警察や弁護士さんにも言われたことです。
これに関しては人それぞれの価値観があるため本人の価値観を提示しないと行けないなと思ったのでお答えします。

私は今３１歳です。で、ネットに触れたのは１３～４歳頃からです。
もちろんリアルでの友人もそれなりに作りましたが、今でも長い付き合いがあったりするのはネットの友人だったりします。
また、某匿名掲示板には１７歳の頃から入り浸っては絵を貼ってました。「セラミク」という名前もそこでつけられたあだ名です。
自分の絵がその名前とひも付けで呼ばれる度に、自分にそんな価値あるものが舞い降りるなんて、と感動したのをよく覚えています。

人生の半分以上、ネットに触れてきました。
色んな人達と出会い、別れ、実際に会ったり、時には恋愛もしたこともあります。
つらいことがあり、でも周りに話せないときに、匿名であることで打ち明けられたこともあります。もちろん賛否が入り乱れるのがそう言う場所ですが、それぞれに考え方があって、少なくとも自分の思いに気持ちを向けてくれただけでもとても救われました。
絵を一番褒めてもらったのも貶してもらったのもそこです。匿名の、ネット上の、ただの掲示板です。でも、長く長くネットをやってきたからこそ思うことがあります。
「向こうに誰かがいること」
ロボットたちと話してるわけでもありません。概念とも違います。確かに、そこに、誰かが文字を打ち込み、話しているんです。
人間と人間が関係を結べばそれが人間関係であることは間違いないと思います。
その場所が違っただけ。
私にとってはネットもリアルも「場所が違う」だけに過ぎません。時にはその場所を変えて、リアルの友人とネットで、ネットの友人とリアルで交流を深めたりしました。
もちろん、絵を見てくれている方々も同じです。私にとっては、確かに存在する大切な場所で、自分を作り上げる要因であった大切な場所とその人々には変わりないのです。
だからこそ、たとえ荒れていようが、そうでなかろうが、そこは人間がいる場所であることに変わりはありません。知らない人も知る人も一緒くたに見分けがつかないだけで、そこには人がいるんです。
だからこそそれらすべてひっくるめてその場所が大切なんです。たとえ先生や生徒が全部入れ替わっても思い出の学校が思い出の学校であるように。
そしてそこで私はセラミクと呼ばれ続けてきました。ずっとそれ以降は他のどの場所でもこの名前でした。私にとっては人生の半分近くをこの名前で生きてきました。私にとって誇りある、大切な、私というものを表す名前です。この名前で呼ばれた時は、私が呼ばれた時なんです。
だからこそ、そう簡単に捨てられるものではありません。

「たかがネット」という言葉は私には理解できません。
人と触れ合った場所に、言葉をかわした場所に、方法が違えど人が違ったわけではないからです。
だからこそ、某匿名掲示板も、ツイッターも、今まで出会った人もすべて、私にとっては等しく「人間と人間がいる場所」です。

誹謗中傷の内容は？

出せ、と言われれば確かに出せますが、先述の通り故人などへの中傷が混ざっているため、正直表に出したくはありません。
ただ、ある程度検索すれば多分何かしら出てくるとは思います。それこそ、これをまとめる前にツイートしきった直後にさっそく夜中から朝まで１３００レスに渡ってドッタンバッタン大騒ぎしていたようなので。

もう一つの理由としては、「荒らしが特定できなかったため」です。つまりは、私は真実にはたどり着けなかったわけで、じゃああれが中傷でこれは意見で、というのは区別することはできませんし、ましてや当てずっぽうでこれがそれと言える立場ではありません。

逆に「じゃ何で荒らしが同じことを言っているとわかったのか」と言いますと
それも故人の出鱈目な悪評を言っているようなのがツイッターの捨て垢成りすましと、その匿名掲示板で一致する発言が大量にあったからです。
匿名掲示板は良くも悪くも様々な考えの人がいる場所です。であれば、何ら関係のない故人を私に絡めて悪く言う人が多数大勢とは考えられません。
私が探していたのは、単に私を中傷しているものではなく、明確にその故人を絡めたような発言を中心に中傷していた人です。だから、少なくとも少数であると判断したのです。

中傷被害？誹謗中傷？それって訴えれたっけ？

これは単純に私が勘違いしてました。
弁護士さんは「名誉毀損になる」と言ってましたね。