【週末ボランティア】石巻市小渕浜ボランティア実況ツイート

4月29、30日と石巻市小渕浜にボランティアに行ってきました。 これからボランティアに行かれる方は参考になると思います。 始めの方は、行きのバス内でつぶやいたもので飛ばしてもらっても構いません。 現場のツイートは真ん中からになります。
2
はてん @oy000yo

#rt_eq 消えてしまった新築の家 http://twitpic.com/4riw5w ひっくり返った漁船 http://twitpic.com/4rix65 折れ曲がった電信柱と瓦礫の山 http://twitpic.com/4riyge 被害は360度、至る所にある。

2011-05-01 02:05:53
拡大
拡大
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq 「ここ何があったんですか?」「家があったんだけど、手前の方はほとんど流されて、奥の方は少しは残ってる」と大沢さん。どこにどんな風に建物が建っていたのか想像が出来なかった。 http://twitpic.com/4rj4gt

2011-05-01 02:18:06
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq 大沢さんの家に着き、愕然。家自体は残っているものの、家の中はメチャメチャ。家具や畳、電化製品は至る所になぎ倒されており、水を大量に含んでいる。床には割れたガラスが散らばっている。 http://twitpic.com/4rjg9y

2011-05-01 02:43:30
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq 大沢さんのお宅に入ることもままならない状態なので、とにかく中のものを外へ外へ出すことに。班員7人で作業時間は約4時間。どれだけのことが出来るかわからないが、早速作業にとりかかる。 http://twitpic.com/4s4olo

2011-05-02 08:42:35
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq 「一人では何もできない」。作業を始めてまず感じたことでした。例えば皆さんの家にある棚やタンス、冷蔵庫を持ち上げられますか?空なら可能かもしれません。しかし生活していれば当然物を入れます。転がっている家具にも一つ一つ日用品が入っており、さらには海水で濡れています。重い

2011-05-02 09:02:54
はてん @oy000yo

#rt_eq みんなで力を合わせなければ、ほとんど何も運べないのです。私自身は震災当初「一人で現地に行ってボランティアをやってみたい」と考えていましたが、その考えは浅はかでした。2人でも出来ることは限られるでしょう。最低5人は必要な作業です。

2011-05-02 09:12:43
はてん @oy000yo

#rt_eq それから「装備は重要」です。本当に重要です。普通の格好で作業したら間違いなく怪我をします。私はアースデイ東京タワーさんから提供された作業服の見本 http://p.tl/-EQA を参考にして行ったのですが、これがあって本当に良かったです。 (リンクはPDFです)

2011-05-02 09:27:02
はてん @oy000yo

#rt_eq 手には二重の手袋。一枚目は軍手、二枚目はゴム手袋。当然濡れますし、一枚だけだとガラスが刺さり怪我をします。足には鉄板入り長靴を。床にはガラスが泥と混じっているため見えません。鉄板は釘踏み対策。くぎを踏む可能性は十分にあります。泥で見えないためです。

2011-05-02 09:36:57
はてん @oy000yo

#rt_eq 鉄板入り長靴ですが、私は鉄板の中敷きで代用しました。近所の作業服店に行き1500円で購入。それを普通の長靴に入れて作業しました。鉄板入り長靴を買うよりも安価なので、検討している人は是非参考にしてください。 http://twitpic.com/4quo1y

2011-05-02 09:48:09
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq ヘルメットも重要でした。落下物も当然考えられますが、作業後半になってくると頭上まで意識がいかず、自分の方から当たってしまうことがありました。もしそれがガラス等の切れ物であったら致命傷です。

2011-05-02 09:55:14
はてん @oy000yo

#rt_eq ゴーグルも必須。物を動かすとホコリが舞い上がり目に入り作業が出来ない。コンタクトをしていたら目も当てられないだろう。マスクは是非立体式の防塵(ぼうじん)マスクを!これはホコリを吸うのを防ぐ以外にも匂いを和らげる意味合いも強い。

2011-05-02 13:48:45
はてん @oy000yo

#rt_eq ボランティアに行った知人から「匂いはキツい。想像を絶する」と聞いていたが、本当にキツかった。特に食品関連は激臭。想像しやすいのは「ぬか漬け」だろう。漬物石をどかすと海水に浸り、小さい虫だらけの物体がある。その匂いたるは尋常じゃない。今思い出しただけでも 「オエ〜〜」

2011-05-02 14:04:38
はてん @oy000yo

#rt_eq ここでボランティア参加者の話を。私たちの班のリーダー氏原さん。大阪で薬品会社で働いているそうだ。被災地に薬品を届けるという会社としての社会的責任はもちろんのこと、それだけではなく連休中だけでも個人で被災地で直接的な支援をしていきたいという思いで参加されたそうだ。

2011-05-02 15:22:30
はてん @oy000yo

#rt_eq 中国の方で、日本で働いている日本大好き高(コウ)さん。会社では被災地に行くことは禁止されているようだが、何が何でも被災地に入り支援がしたかったと熱い思いを持っていた。外国の方でも日本人以上に被災地の事を思って、行動してくれる。私もその思いに影響をうけた。

2011-05-02 15:35:18
はてん @oy000yo

#rt_eq 山下さん杉田さん。カップルで参加されたようだ。山下さんはH2Aロケットの溶接の仕事をされているようで、みんなビックリ!ボランティアの話そっちのけで、ロケットの話を^^いつもは数ミリ単位の細かい仕事だそうだが、今回の重労働では重いの担当。本当に助かりました!

2011-05-02 16:03:26
はてん @oy000yo

#rt_eq 綱島さん。51才。この班の最年長者。神輿があればどこでも行ってしまうという根っからのお祭り好きのおばさん。神輿を担げない力でボランティアにと自己紹介では笑いを取っていましたが、現場でもバリバリ!私の母と近い年齢なのに、僕より動いていたかもしれません。ビックリです。

2011-05-02 16:12:16
はてん @oy000yo

#rt_eq 最後に副リーダーの深井さん。現場ではリーダーとともに連携を取って、我々をまとめてくれました。重労働や匂いがキツく近寄りがたいところも率先してやっていただいた、頼もしい副リーダーでした。

2011-05-02 16:36:15
はてん @oy000yo

#rt_eq ちなみに私の紹介もwみんなの中では最年少の大学生。松崎です。パチンコ店でアルバイトしているので重労働には自信がありましたが、ボランティア初経験という事もあり、指示を仰いで行動するという事に涙。でもそのおかげで効率よく動けたと思っています。そんな皆さんに大感謝です!

2011-05-02 16:43:02
はてん @oy000yo

#rt_eq このような素晴らしい仲間達とともに瓦礫の撤去作業。45分作業。15分休憩のサイクルを4回繰り返して行う。写真は一回目の休憩時。家にはまだまだ瓦礫がたくさんある。足の踏み場はまだ少ない。 http://twitpic.com/4s9y4d

2011-05-02 17:14:35
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq 写真だけ。まだまだこれから。 http://twitpic.com/4sa1b3

2011-05-02 17:24:44
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq 瓦礫の撤去が進み、床が見えてくると、家主の大沢さんが探していた物が出てくる。御先祖様の写真、思い出の品、津波の影響が少なかった手紙、年賀状など。外にには「捨てずに残すものコーナー」を作りだんだんその量が増えていく。 http://twitpic.com/4sa3mv

2011-05-02 17:32:20
拡大
はてん @oy000yo

#rt_eq そんななか疑問が。もちろん大切そうな物があれば大沢さんに必要かを聞き判断するが、自分が「いらないだろう」と判断した物はゴミとして処分してしまう。本当は大切な物かもしれないのに・・・しかし迷っている暇はない。時間内に家をきれいにするためには、どんどん進めていかないと。

2011-05-02 17:40:27
はてん @oy000yo

#rt_eq 大切なノートかもしれない。大切な花瓶かもしれない。思い出の服かもしれない。思い出の家具かもしれない。しかし、泥まみれで使い様がないと思えば、私は全てゴミとして処分した。今考えてみても、正しい判断をしたかと思えば甚だ疑問だ。

2011-05-02 17:47:48
はてん @oy000yo

2回目の休憩の時、その事をコウさんに相談した。「震災から一ヶ月。大切な物を捨てる覚悟はもう出来ている、故にボランティアが呼ばれたと思う」とコウさん。そうかもしれない。大沢さんは「どんどん捨てちゃっていいよ」と言う。本心かどうかは分からない。私には判断する術がないのだ #rt_eq

2011-05-02 17:58:16
はてん @oy000yo

#rt_eq 3回目の作業。心を鬼にし、どんどん捨てていく。もう無心で作業するしかない。そんな中、家主の大沢さんは仏壇を整えていた。私も作業の合間をぬって仏壇に向かい合掌。この作業が終わる頃には一通りの瓦礫が外に出されていた http://twitpic.com/4sd2lx

2011-05-02 22:22:27
拡大