東京発ユーラシア最西端ゆき。7本の列車と船でつなぐ16000km27日間の旅路
- yunyeungcha
- 72826
- 154
- 40
- 172
23時08分、定刻でバリャドリード・カンポ・グランデに到着。明日は7時過ぎにはもうリスボンに着いてしまうし早めに寝て体調を整えたいと思います、おやすみなさい pic.twitter.com/HLruGelNA0
2019-03-11 07:12:12ここでギターを抱えた若い男性が1人乗車して我々日本人3人で占拠していた3号室の上段36番寝台へ。スペインに入って各駅に止まるごとに乗客は増えて他の寝台もほとんど埋まったよう、この列車の沿線には大きな街がほとんどないから大半はパリ発TGVからの乗継客かと思ってたんだけどそうでもないらしい
2019-03-11 07:17:272019/03/11(26日目) ポルトガル入国
朝7時のポルトガルからおはようございます。夜通しイベリア半島を走ってきた列車は定刻通りリスボンの北郊を順調に走行中、あと30分で終点のサンタアポロニア駅に到着予定。もう旅も終わりかと思うと少し寂しい pic.twitter.com/7vjg7FmNj7
2019-03-11 16:02:597時11分、リスボン・オリエンテ駅に9分早着。面白い形の高くて開放的な屋根の下でステンレスの通勤電車が発車を待っている。なんだかこれまで見てきたターミナルと雰囲気が違ってヨーロッパにいる感じがしない pic.twitter.com/GyjAE7Nf6V
2019-03-11 16:16:057時27分、トレンオテル313列車はアンダイエから14時間の旅を終えて定刻より3分早く終点のリスボン・サンタアポロニア駅に到着しました。上海からここまで続いてきたユーラシア大陸横断鉄道の旅もこれにていったん終了。今日はリスボンで少しゆっくりして明日いよいよ大陸最西端のロカ岬へ向かいます pic.twitter.com/zuSE2BCoJM
2019-03-11 16:47:43サンタアポロニア駅からメトロの青線に乗って市街へ。サンタアポロニアへメトロが乗り入れたのは2004年とつい最近のことだそうでエスカレーターも完備、荷物を持っていても楽でありがたい pic.twitter.com/SxQwWD6q3d
2019-03-11 17:25:40マルティン・モリス広場から有名な28番のトラムに乗ろうとしたら大混雑ですぐには乗れなそうなので循環線の12番で1周しようと乗車。坂の細い住宅街を抜けると突然左側が開けてテージョ川を見下ろす展望台が現れる。思わず飛び降りて目の前のバーでレモネードを1杯。もうこの街が好きになり始めている pic.twitter.com/rtxWxUWPOK
2019-03-11 19:59:33レスタウラドレス広場からケーブルカーで上れるサン・ペドロ・デ・アルカンタラの展望台。起伏の激しい丘と赤い屋根の家々が織りなすリスボンの風景を一望できる。日本人的には「消臭力」のCMの聖地としても有名ですね(?) pic.twitter.com/gehsmXaTtz
2019-03-11 22:21:55ランチは国鉄カイス・ド・ソドレ駅前にそびえるリベイラ市場へ。典型的な観光市場で風情はあんまりないけど活気は凄くてお店を1つ1つ見ながら歩くだけでも楽しい。1軒の店を選んで白身魚のプレートとリスボン産白ワイン「キンタ・サン・ジェロニモ」をオーダー、幸せな昼下がりのひとときを過ごす pic.twitter.com/WdxhRK0fda
2019-03-11 23:34:57リスボンに3路線あるケーブルカーのうち最も人気の高いビッカ線。10人も乗ればいっぱいになってしまう小さな車両でサン・パウロ通りからロレト通りまでの245mを駆け上がる。ロレト通り側の終点からはテージョ川へとまっすぐに続く坂道が一望できて本当に気分がいい pic.twitter.com/djtogdSYF8
2019-03-12 01:32:18リスボン中心部のドン・ペドロ4世広場からすぐのところにあるサンタ・ジュスタのリフト。1902年に完成した高さ45mのエレベーターでテラスへと上がっていく、乗ってる時間は20秒かそこらで本当に一瞬だけど風情があって面白い。上に到着してさらに階段を上ると展望台があって市内の夜景が楽しめた pic.twitter.com/L5kLZJRaeV
2019-03-12 10:03:142019/03/12(27日目) ロカ岬へゴールイン!
ポルトガルからおはようございます。今日はいよいよユーラシア大陸横断のラスト、リスボンから30km先にある大陸最西端のロカ岬へ。まずは券売機で電車とバスがセットになったチケットを買って日本の郊外私鉄のターミナルのような国鉄カイス・ド・ソドレ駅からヨーロッパ最西端の駅カスカイスへ pic.twitter.com/d0IVVLlQXp
2019-03-12 19:20:5211時05分、海辺をのんびりと走ってきた国鉄カスカイス線の通勤電車は定刻より5分遅れて終点カスカイスに到着。東京を出てから27日目、ついに大西洋をこの目で見て大陸最西端の駅にたどり着いたことに感慨しかない ここでバスに乗り換えて30分も行けばついにゴールのロカ岬。気持ちが高ぶってくる pic.twitter.com/u9p6D1bPPg
2019-03-12 20:22:46カスカイス駅から少し歩いたところにあるバスターミナルから11時40分発のロカ岬経由シントラ行きの403番バスに乗車。広大なユーラシア大陸の旅もあと15kmでお終いです pic.twitter.com/5AqcMalhsk
2019-03-12 20:39:51日本時間2月14日12時丁度に東京駅を出発してから26日と9時間14分。ポルトガル時間の3月12日12時14分、ついにゴールのポルトガル・ロカ岬に到着。ここが極東から続くユーラシア大陸の西の果て、つまりこの旅の終わり。それでもまだ旅をしていたいと心の底から思う。振り返れば長いようで短い旅だった pic.twitter.com/Y0UUMxV8Rz
2019-03-12 21:17:43ロカ岬のビジターセンターでは11ユーロで名入りのヨーロッパ大陸最西端到達証明書を発行してくれる。石碑にも刻まれた「陸尽き、海はじまる(ONDE A TERRA SE ACABA E O MAR COMEÇA)」の文字にポルトガルの人々が新天地に向けこの海へと冒険に出ていった歴史を実感する。自分の旅はこれを手にして終わり pic.twitter.com/pWUPs9SBoM
2019-03-12 22:43:04シントラ行きのバスが来てしまったのでこれにてロカ岬を後にします。何十年か経ったらもしかすると北京発モスクワ行きのK3列車もヨーロッパを横断する東西急行もないかもしれないけど、死ぬ前にもう1度陸海路で東京からここまで旅をしてみたい、そう思わせる風景だった。ロカ岬、絶対にまた来ます pic.twitter.com/ruq9CmMq4P
2019-03-12 23:22:46