劇団扉座主宰・横内謙介氏が語る演劇界の苦しい現状
その高き志の、演劇界の東大が、卒業生の進路に、アミューズなどと、堂々とホームページに書いてる時代なんだ。 一回、全部やり直そうよ。 国立大学に演劇科がないのは、おかしいって。
2019-06-10 16:04:23アミューズ入るのに、スタニスラフスキー学ぶのか。無駄だとは言わないけどさ、 青山でスカウトされる方が早道だって。中学生でも知ってるよ。
2019-06-10 16:25:03横内謙介の提言の内容はしごく真っ当なものだが、若い演劇人ならいざ知らず、横内ほどの重鎮なら、提言するだけでなく、実現のために方途を練るべきだろう。それだけの政治力がないのは小劇場の限界であるとともに、横内個人の至らなさでもあることを本人やRTした人々はどこまで意識しているだろうか。
2019-06-11 09:02:04学校教育に演劇を、というが、平田オリザ以外の演劇人が学校教育の現場に食い込むための働きかけをしたとは寡聞にして聞いたことがない。提言していれば誰かがかわりにやってくれると演劇人は思っているのだろうか。せめて平田に協力すればいいのに、それもしない。
2019-06-11 09:14:58横内謙介は新国立劇場が劇団を持たないと批判するが、それは国家のせいだけなのか。「二国」が曲がりなりにもできたのは千田是也らが運動したからで、その際劇団設置も約束させたが千田の政治力でも叶わなかった。とすれば次の世代の演劇人が千田が成し得なかったところから政治家に働きかけるべきだ。
2019-06-11 09:35:17それぞれ皆さん教育の現場に「コミット」はしていると思いますが、政治家を使っての「働きかけ」はしてこなかったという認識です。一種の現場主義というか、コミットして=「現場で汗をかいて」いれば(もっと「上」のレベルで)政治的に動かないことの免罪符になるという空気があるのも懸念してます。 twitter.com/Tomoaky88/stat…
2019-06-11 09:47:36佐藤信さんも唐十郎さんも、教育の現場にコミットし続けていたと思う。あと如月小春さんも。竹内久美子さんや劇作家協会も杉並区で活動をしているし、教育の現場にアピールが無いとは、口が裂けても言えないと思う。
2019-06-11 09:35:55地方自治体が文化都市としての体裁を取り繕うためにアーティストに委嘱してるのまで「政治的にコミット」というのは相当おめでたいのでは。宮城聡ほどの苦闘をして、ようやく政治の末端にリーチしたといえると考えています。 twitter.com/tomoaky88/stat…
2019-06-11 10:17:34@hbnk 政治的にコミットすることの方法論というものをどのように考えるのかだと思います。横内氏にしても厚木市とはコミットしているわけで。 全国レベルで政治にコミットというと、浅利慶太さんとか鈴木忠志さんとかになると思うのですが、やはりそれぞれのスタンスで随分と変わってくるのではないかと。
2019-06-11 10:09:19行政ではなく立法がここでの政治の意味です。それから、みんなそれぞれ頑張ってるんだから批判はやめようというのは典型的なインサイダーの論理です。 twitter.com/tomoaky88/stat…
2019-06-11 10:20:38@hbnk ここ8〜9年くらい、野田秀樹さんと高萩宏さんは東京芸術劇場に入って、行政とコミットし続けていますが、コミットによって得られることは、やはり演劇人それぞれで異なるとの印象です。
2019-06-11 10:11:12見えないところでどれだけ努力しようが(私はしてないと思うし、してるのは新劇団を中心とする業界団体が自分たちの生き残りだけを考えて政治に要求する近視眼的政策だけだと思いますが)結果が出てないから同じです。提言して何かやった気になるなと言う私の意見は最初から変わりません。 twitter.com/Tomoaky88/stat…
2019-06-11 10:44:14こういう事言ってると、成功してる2・5次元ミュージカルなどを見習うように。などのアドバイスを頂くんだけど。 劇団活動とは、別次元の公演だよね。 でも、そこにも知ってもらいたい事があって。 今や2・5次元の顔とも言える演出家、茅野イサムは扉座で修行した男なのです。
2019-06-11 14:03:51今、刀剣乱舞 作ってる茅野イサムも、扉座で役者やって、私の下で番頭さんやって。そのうちに研究生教え始めて、若手公演、卒業公演の演出を10年以上勤めて。 プロの演出家として独り立ちしたんです。 劇団は2・5次元も支えてるんだよ。 2・5次元育ちの作家、演出家はまだいないだろ。
2019-06-11 14:10:49その通り。 同じ時代を、生きている。感じ。 こういう人がいてくれる。 twitter.com/maturasu/statu…
2019-06-11 15:08:42好きなことして生きていくことと社会的に生きることとが対比されるが、僕はもう少し極端に演劇が特別だと思っていて、例えば衣食住演劇、飲む打つ買う演劇する、くらい人間生活において基礎的な行為だと思っている。だからその道のプロと呼ばれる人達はもっと食えるべきだし、リスペクトされるべきだと
2019-06-11 11:54:17もう少しだけ、呟きます。 故・井上ひさし先生は劇作家協会の集まりで繰り返し訴えてた。 劇作家を育てるのに、最も良いのは作者部屋を作って、そこで数年 働かせることだと。 ご自身がが浅草のストリップ小屋で、研鑽を積まれた経験を語られつつ。 セミナーは入り口で、鍛える場所が必要だと。
2019-06-12 07:03:55作者部屋って、要するに作者とか演出家希望の人たちを一つに集められ、 メインスタッフのアシスタントさせつつ、下書きとか、まとめとかを している場所ね。 ひさしさんは、ストリップ小屋の作者部屋に入って、踊り子の出前手配したり、スポットライト係やったりしつつコントを書かせて貰ってた。
2019-06-12 07:08:56でもそこで、舞台とは何かを学んだと言うのだね。 お客と言うのがどういう人たちで、上手い役者はどうやって芝居して どんなことがウケて、どんな言葉が人に伝わり、胸を打つか。 毎日毎日、劇場で飯食っての空気を吸って。
2019-06-12 07:10:44当時のストリップ劇場では、裸だけでなく、合間のお笑いにも客はついてて、渥美清さんとかも輩出してるからね。 先生はもし自分が劇場を持ったら、そこに作者部屋を作りたいと仰ってた。 結局、かなわなかったけど。 芝居作りには、才気に加えて、知識や経験が必要だ。 特にプロの仕事では。
2019-06-12 07:18:58そこに投資しなくちゃ、プロは育たないんだよ。 浅草の作者部屋も、貧乏だったらしいけど、師匠の作家先生や、売れてる役者が奢ったり、踊り子さんが世話したり、飲み屋がただで飲ませたり。 いわば街ぐるみ、劇場ぐるみで、食わせて、育成してたんだ。
2019-06-12 07:25:01及ばずながら、扉座は、作者部屋を持っている。 協会のセミナー出身者を中心にして。 扉座は今アチコチでアカデミーを運営し、その発表会などに、作品がたくさん必要なので。 そこにも何かサポートがあれば、と思う。 小劇団の自力では、限りがあるよ。 誰か未来に投資してくれ。
2019-06-12 07:34:34今朝のつぶやき、誤字だらけで申し訳ない。 直し方が分からねえ…… 今朝の結論。 浅草のストリップ劇場に出来たことが、なぜ、今の演劇界に出来ぬのか! 嘆くしかねえだろ。 まあ、ストリップ小屋が立派だったということだろう。
2019-06-12 07:40:53これで最後ね。 学ぶ場所が、ストリップ小屋から学校に替わって 上質の才能が出て来たのか? 結局、誰なら芝居を教えられ、育てられるのか。 真剣勝負の稽古場と劇場だ。プロの役者とスタッフたちとの格闘だ。 それを長期、継続的にやれるのは今、劇団しかないんだ。 潰しちゃイカン。
2019-06-12 07:52:56おまけ 以前、ネルケプランニングの松田会長が仰ってました。 茅野イサムに仕事を頼もうと決めたのは 扉座の卒業公演『LOVELOVELOVE』を見てだと。 そこまで見てる、松田さんもスゴイよね。
2019-06-12 09:25:26お客さんが少ないとギャラは出ない。 だから少しでも大きなキャパの小屋に、進んでいかなきゃイカン!80年代小劇場は、本気でそこに取り組んだ。 が、やがてその思考が変わった。 公的助成金のスタートである。
2019-06-15 16:43:35お客が少なくても、演劇的に優れたものには助成金がつく。いつからか、集客より助成取りが大切な活動になった。客ウケより、批評家ウケ。小さな小屋で長く公演するものばかりになった。批評家に来て貰う為にもね。
2019-06-15 16:50:34批評家は万人にウケるものに興味はない。専門的解説を入れる余地がないからね。新奇にして難解な物の発見こそが生き甲斐だ。 そして小劇場は、何万人という観客たちを劇場から去らせてしまった。
2019-06-15 16:54:56