ニュースキャスターだったのに破天荒な夫のせいで白塗り着物レスラーとして世界的に有名になっちゃった人 #激レアさん

しかし「2択で迷ったらヤバそうな方に行く」というポリシーを持っていたのでプロレスラーになる決心をし「ヒロコ、俺プロレスラーになるから！」「ヒロコ、仕事を辞めて東京に来てくれ！」とヒロコさんに伝える。
ケンゾウさんは会社を辞め、新日本プロレスリングへ入団し、ヒロコさんは夢だったアナウンサーを辞めて東京へやって来てケンゾウさんと結婚。

当時ケンゾウさんは橋本真也さんの付き人をしていたが、ポンコツすぎて数々の事件を巻き起こしてしまう。
しかしどんな事件を起こしても裏でヒロコさんが全力フォローしていたためケンゾウさんはお咎めなしだった。
付き人としてはポンコツだったケンゾウさんだが、プロレスラーとしては史上3人目の東京ドームデビューを飾り、デビュー4か月目でタイトルを獲得しプロレス大賞新人賞を受賞。

ヒロコさんの支えもあって、ケンゾウさんは大人気レスラーとなり、3年後別の団体へ移籍する。しかし出来たばかりの団体で給料は0円、新日に戻る事もできず貯金を切り崩して生活していた。

そんな大ピンチの崖っぷちの中「アメリカのWWEに入りてえええ！」というケンゾウさんの憧れが爆発。
ここで再び人生の2択、安定した職業に就くか、アメリカへ無謀な挑戦に行くかで、WWEの社長に直談判をしにアメリカ5日間の旅に出ることを選んだ。
家計は超崖っぷちなのにアメリカ行きに賛成しちゃったヒロコさん、しかしこの絶体絶命の状況から奇跡を起こす。

WWEの試合会場に到着したものの当然ながら門前払いを食らってしまったケンゾウさんだったが、諦めずにカタコトの英語で熱い気持ちをアピールし入口のセキュリティを奇跡的に通過。
中に入るとケンゾウさんは服を脱いでパンツいっちょでウロウロし、何事かと見に来た社長に全力アピール。すると「今日の試合出ちゃいなよ」とその日の前座の試合に出場が決定。ケンゾウさんの試合を見た社長はその場で契約。契約金500万円を獲得した。