高危機意識妻 VS 政府信頼夫
3.11で浮き彫りとなった妊娠中の妻と典型的日本サラリーマン夫の危機意識の違い。妻 @sickbow が原発事故後に選択した行動といのちへの想いのまとめ。(※今後加筆されていきます)
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sickbow
@sickbow
品川で会社帰りの夫が待っていてくれた。立ち止まって携帯に目を落とす背広姿を認め、思わず小走りになって声をかける。「ただいま!」本当に嬉しい。夫も私の荷物を持ちながら「おおー。お帰り!よく帰って来たなあ」と笑ってくれた。剥き出しの口元で。
2011-05-26 15:54:33
sickbow
@sickbow
「ほらな、節電でちょっと暗いくらいで、もう全然普通だろ?東京はもう大丈夫なんだよ、安心しただろ。」夫が言う。本当は安心どころではなかった。この街を覆う空気感が怖かった。 さてもうその頃には既に24時間体制で震災情報ばかりを流す局は皆無になっていた。
2011-05-27 21:53:08
sickbow
@sickbow
どうでもいいような芸能の話題、能天気なお笑い。 しばらくは今回の災害についてより鮮度の高い情報を提供してくれたメディアではあったが、TVというものはそれを前にしては受動的にならざるを得ない。 情報の選択肢は狭い。
2011-05-27 21:53:32
sickbow
@sickbow
少しでも知りたいと思う人間は、大まかな流れから逸脱して、世間が目を逸らそうとしている情報により能動的に向かっていかなければならない。
2011-05-27 21:53:54
sickbow
@sickbow
人々が日常に回帰するスピードのはやさ。精神の健康を保ち、経済活動を停滞させない為には確かに必要なのだろう。だが問題は直近の利益や安心を得ることだけではなく、もっともっとながいスパンで見た私たちの未来がどうなのか、なのである。
2011-05-27 21:54:24
sickbow
@sickbow
「ただちに問題はない」と言える範囲の先なのである。国も東電も学者たちも、膨大な数にのぼる東北関東の人々の健康に責任を持つ気などない。自分を守るのは結局自分なのだ。そして自ら選択権も決定権もない子供たちは、大人たちに命運を左右される。
2011-05-27 21:54:57
sickbow
@sickbow
未来がどうなるかは今現在の私たちの行動如何にかかっている。若い世代すらせめてもの自衛を怠るような、この「流れ」に身を任すだけでいいのか?
2011-05-27 22:04:03