ラファティ関連のまとめ2
その次にインパクト大の表題作と、これまたラファティにしか書けない、書かない「優雅な日々と宮殿」。/収録作やその順によって共通項が強調されていたり、そこから意味が見いだせそうになってしまっていたり。夢が診断され読解されているのを見るような心持ちになったのも事実。
2011-04-26 22:05:28ようやっとラファティの『翼の贈りもの』を読了。「最後の天文学者」がベストかな。次いで、まさに語りと騙りの「マルタ」、すごく著者らしい一方、書き方が珍しい気がするステンドグラス興亡記「深色ガラスの物語」が好きだ。
2011-04-26 21:57:50中野善夫さんの「手に取って読め!」より、「翼の贈りもの」冒頭作感想(4/25日分)。 http://nakano.no-ip.org/lege/diary-top.php そう、ラファティって、いい話もけっこう書いてるんですよ。
2011-04-26 13:10:19『翼の贈りもの』解説で訳者の井上央さんは、ラファティが自然主義リアリズム的なものにも、ポストモダニズム的なものにも、袋小路的な限界を感じていただろうと指摘する。まさしく、ラファティが書いたのは、そうした枠組におさまらない新鮮な小説、しかし人類がむかしから受けついできた物語だ。
2011-04-25 21:54:58R・A・ラファティ『翼の贈りもの』読了。堪能しました。満足まんぞく。しあわせー。
2011-04-25 21:21:25【翼の贈りもの (Seishinsha SF Series)/R.A.ラファティ】ラファティのカソリック性、というのはたぶん重要な問題なんだけど、これまで日本の読者はそこを見ずに済ませてきたような気が... http://bit.ly/fBLUl5 #bookmeter
2011-04-25 08:44:03『翼の贈りもの』読了。やっぱ凄いわ、ラファティ。ユーモアの面を強調して紹介されたのは、彼が広く受け入れられるとともに大きな誤解を生む原因になったと思う。(功罪相半ば。)ラファティの本質は「ユーモア」じゃなくて「始原的な豊穣さ」なのでは?
2011-04-24 17:35:29R・A・ラファティ『翼の贈りもの』を買って近くのコメダでシロノワール(^^)。巻末の井上央氏のラファティと村上春樹の比較論が興味深い。村上がラファティを訳しベストセラーになるパラレルワールドの日本はどこかに存在する気がするw http://plixi.com/p/95430042
2011-04-24 15:35:28魚さんの「翼の贈りもの」レビュウ http://swimmingpool.seesaa.net/article/197370677.html
2011-04-24 14:53:27【翼の贈りもの (Seishinsha SF Series)/R.A.ラファティ】苦く重い話がずらりと並んでおります。シンプルな話もあんまりないな。語り口は比較的穏やかでも、描かれていることそのものは... http://bit.ly/gT2LUG #bookmeter
2011-04-23 09:32:23[MMコメント] 翼の贈りもの (Seishinsha SF Series) http://bit.ly/eg3hpE ★★★★★ 世界で唯一無二の作家、ラファティの未訳短編集。屈曲した論理展開が物凄い強度で読者を襲う。首を捻りながら腹を抱えて大笑いセヨ!
2011-04-21 23:38:50その積み重なった屈曲した論理の攻撃はレムの「大失敗」を想起されてしまう位。論理の密度はレムとラファティは近い所にあると思えます、マジで。
2011-04-21 22:49:04この「翼の贈りもの」については流石に読み易い短編から先に訳されているという事情もある筈で、屈曲した論理展開が多重に積み重なるよーな印象が。
2011-04-21 22:47:13しかし「翼の贈りもの」2編くらい読むとクラクラしてくる。現実と微妙に違う論理と真理。この世界にチューニングされるとスラスラと読めるんだろうけど。というか10編くらい読むとそうなるw
2011-04-21 00:51:19「翼の贈りもの」本邦初訳のラファティ短篇を11篇収録ってだけでも凄いが、編訳の井上央さんによる解説「物語と永遠」が素晴らしい。25ページにわたる骨太のラファティ論。ラファティと村上春樹と並べて「物語」について論じ、一見意外に思われるこの取り合わせが説得力を持って迫ってきます。
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