神のみ、このカノ、バクマンに見る「理想」と「現実」の物語

※7/2 創造(創作)を軸にした考えを追加しました。 今、少年漫画誌で「理想」と「現実」をテーマの軸に据えたマンガが、『神のみぞ知るセカイ』、『この彼女はフィクションです。』、『バクマン。』と三者三様に連載されていることに気がついたので、まとめてみました。 他の方のご意見がぜひ聞いてみたいところです。
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相応恣意 @aioushii

だからユーリは”現実”に近づくために、”理想”を捨てようとしていたけれど、本当は――一緒に”理想”を共有できる友達が欲しかったんだと思う。だから”理想”をノートに記して、ずっと創作を続けていた。これが自慢の恋人だって友達に言える日が来るのを信じて。

2011-07-02 02:07:45
相応恣意 @aioushii

そして桂馬が栞を攻略するときに、どことなく一歩距離を置いたように見えるのは、そういうところも関係しているのかもしれない。自分がいらないと自覚的に切り捨てた部分。だからこそそれを求める気持ちも一方で理解できて――ひょっとしたら羨んでいたりするのかもしれない。

2011-07-02 02:09:27
相応恣意 @aioushii

(ちなみにこの考え方自体はそう間違ってないと思うんだけれど、じゃあ桂馬はなぜサイト落とし神を作ったんだろうという次なる疑問が生じたりするわけで……まあ共有しようという姿勢はあまり見えないんだけどさ)

2011-07-02 02:11:33