『死ぬのがこわくなくなる話』昨日の話から→ その会員制サービスとは……既に今多くの人々が日常的に使っている、例えばブログやプロフやツイッターのようなものをイメージしてもらえばいいと思う。あるいはフェイスブックのようなSNSの方が近いかもしれない。
2011-09-07 00:23:35そこにはあなたのページがある。あなたはそこにケータイで、パソコンで、思いつきやつぶやきや日々の記録を気楽に、書き連ねる。食べたもの、会った人、行った所……あなたの毎日の履歴がここで自動的に整理され、蓄積されていく。
2011-09-07 00:23:58それはあなたの日記にもなるし備忘録にもなる。また同時に発信情報ともなる。あなたはそれを知り合いへの近況報告にも、未知の人々への自己紹介ツールにも使う。
2011-09-07 00:25:39そのページには掲示板やコメントの記入欄もあるかもしれない。そこにはあなたの友人知人や、あるいは見ず知らずの通り掛かりが来て何か書き込んでいく。そこで会話が始まることもある。論争になることも。つまりホームページは文字通りネットの中のあなたの部屋のようなものなのだ。
2011-09-07 00:26:08そこまでは、現在世界で既に何億人もの人々が行っていることとほぼ同じだ。動画を簡単に撮影しアップロードしていくことのできる視界カメラ的なツールが実現したら、大量の動画を自動的に整理し、保存ないし公開する機能もサポートする。
2011-09-07 00:26:22従来のSNSと違うポイントは、日記やプロフィールだけでなく、個人の持っているありとあらゆる財産をデータとして保管できるということだ。個人で大切にしている写真、動画、あるいは大好きな本、映画や音楽などまでを、アップロードしておくことができる。
2011-09-07 00:26:41昨今CDやコミックスをパソコンに読み込んで整理している人は多いが、そのリッピング、スキャニング作業を代行する。CDでもDVD でも書籍でも、送付すればデジタルデータ化して持ち主のページにアップロードしてくれる。この領域は非公開が前提だから、著作権の問題もクリアできる。
2011-09-07 00:27:08さらに身の回りのありとあらゆるもののデータ化をサポートする。例えば美術品。あるいは思い出の詰まった玩具や服飾。平面でも、立体でも、現物を送付すれば、3Dスキャンしてセーブしてくれる。
2011-09-07 00:27:27その後、現物は返却してもらってもいいが、体積ゼロ、劣化ゼロのデータとなったものを物質としてわざわざ持っておく必要はない。たいていの人は、廃棄代行サービスを活用することだろう。
2011-09-07 00:28:14通常のSNSは自己紹介の文言や生年月日に加え、長期にわたって日記やつぶやきが蓄積されることにより、結果的にその人物の詳しいプロフィールが作成されていく。ここではそれをさらに進めて、個人のありとあらゆる所有物をデジタル化する。そのデータを、無期限に預かってくれるというわけである。
2011-09-07 00:28:30中野ブロードウェイ上層階のエアコンはとてもダイナミックで、切り替えができない。夏になっていったん冷房始めたら秋まではずっと冷房のまま。24時間ぶっつづけで冷気が吹き出される。冬はその逆。なのでこういう中途半端な時期には困るのです。
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