スパコンをパソコンのように利用するインフラ

スパコンをパソコンのように利用するインフラについての松岡教授(@ProfMatsuoka 東工大)のTweetをまとめました。 RENKEI-POP http://pslogin.cspp.cc.u-tokyo.ac.jp/escience/software/howtouse/renkei-pop_howtouse.html (大学のセンター(ナショナル・リーダーシップ・スパコン(NLS)とナショナル・インフラストラクチャ・スパコン(NIS))を横断的に利用するためのサービス。仮想環境を利用、接続はSINET前提。) 続きを読む
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Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

国立情報学研究所にてe-Science RENKEI プロジェクトの内部ワークショップなう。2003年NAREGIプロジェクトの開始時から更にe-サイエンスに引き継いで苦節計9年、ようやく質の高いツールとインフラと体制が(HPCIのスタートもあいまって)出来つつあるのが印象深い。

2011-09-16 15:10:59
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

これらがHPCI環境でサービスされれば、NAREGIで実現するのが目標だった所謂スパコン学術クラウドが実現でき、DCのパブリッククラウドより遥かに性能が高く便利なものとなる。例えばHPCIクラウドの分散ファイルシステム経由でスパコン間でGB/sの速度でデータの移動が普通に可能に。

2011-09-16 15:20:19
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

また、SAGAインタフェースなどでスパコン間のジョブ投入などのコマンドの違いが吸収されるから、共通のPython等のスクリプト言語で全国のスパコンを自由に操れるようになる、数百万の巨大なファイルカタログも自由に高速に検索できる、などなど。

2011-09-16 15:28:52
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

インターネット時代に未だそれぞれが象牙の塔で、ネットの用途がリモートログインとファイル転送だったスパコンが、我々がプロジェクトで開発して全国のスパコンセンターに配備しつつあるRENKEI-POP(point-of-presence)+ミドルにより、仮想クラウド化せれて統合される。

2011-09-16 15:31:35
Satoshi Matsuoka @ProfMatsuoka

というわけで、いよいよ「スパコンのパソコン化」がもうすぐそこに。。。

2011-09-16 15:33:11