スティーブへ。社会不適合者からの手紙。

@ssohgi

"Death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new. "

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"Right now the new is you, but someday not too long from now, you will gradually become the old and be cleared away."

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【永久保存版】スティーブみずからナレーションしたThink Different. http://t.co/yaDsZBAK

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そうか、Think Different. あのadは、スティーブの映像が追加されて完成なんだね。http://t.co/hISWpbWr

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人はいつか死ぬ。そう言ってた人の死が、これまでで最も死を意識させた。 大好きな人も、愛してる人も、家族も友達も、そして、いつしか自分も。

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テクノロジーに全く興味のなかった僕でさえ、Apple Storeで初めてMacをさわったときはクラクラした。もちろん、Apple Storeもその日が初めてだったんだ。

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始めは、友達にiPodを勧められたんだ。当時の自分には高かったけど、ちょっと無理して、買ったんだ。黒のiPodだったよ。

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Macをさわってから、持っていたパソコンがガラクタに思えてきたんだ。だから、バイトしてPowerBookを買ったよ。すごく嬉しかった。ただ、１週間後にIntel搭載のMacが発売されて、何だこの会社は?!って思ったんだよ。

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確かにAppleの製品は好きだった、ただ、始めは、Appleっていう会社には腹を立ててたね。ムカつく存在だった。だけど、どうだろう、しばらくすると、Appleに夢中になってた。すっかり恋に落ちてた。メロメロだった。

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たくさんの人にiPodを贈ったし、親友や家族にMacを猛烈に宣伝した。だから、僕の親しい人たちは、今ではみんなMacだよ。

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Appleについて書かれた本や記事を読むのも好きだった。スティーブ・ジョブスっていう人はとても変な人だったから、興味を持ち始めたんだ。

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彼は大学を中退してた。だから、僕も中退していいんだと思った。

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大学辞めてやることないから、クパチーのApple本社まで、何の用もないのに行ってみたよ。カフェテリアでそばを食べたけど、全然美味しくなかったね。

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ちょうど、そのとき、WWDCっていうイベントやってたから、ついでに参加した。そしたら、僕の写真がAppleのHPに載ったんだよ。小さくだけどね。 http://t.co/KsU69X1p

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WWDCっていうのはエンジニアのためのカンファレンスで、僕には何の事かさっぱりわからなかった。だから、僕のネームプレートには当時アルバイトしてたレストランの名前を書いてたよ。

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WWDCはスティーブのプレゼンが目玉の一つだったから、徹夜して並んだよ。'08でiPhone 3GとApp Storeの発表だったと思う。初めて、スティーブを目の前で見たんだ。

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そのとき、まさか、自分がプログラミングを始めてiPhoneアプリを作るなんて思いもしなかった。それは、火星人がやるもんだと、当時は思ってた。

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クパチーノは本当に田舎だった。その近辺がシリコンバレーと呼ばれる場所で、イノベーションの中心ってことを、当時はよくわかってなかった。スタンフォードが近くにあるのも知らなかった。

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日本に帰ってから、しばらくiPhoneの販売員をやってたんだけど、気がつくと一風堂というラーメン屋で１日18時間働く日々が始まってた。

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ラーメン屋って本当に面白いんだ。本当に熱中してラーメンを作ってた。

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iPadの発売と同時に電子書籍で何かできないかと思って、ラーメン屋を退職した。その準備をしてたらニートになってた。新調したiMacは、YouTubeを見るためだけに使ってた。X JAPANのライブとドラゴンボール（GTまで）全シリーズを見た。気付くと３ヶ月経ってた。

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ニート生活の終わりは悲惨だった。ガスが止まって水風呂だったし、毎日食パンとコンビニの冷凍餃子¥100円を食べて生きてた。ニートを経験してから、どこでも生きていける自信がついた。

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あまりにもお金がなかったから、働くことにしたんだ。普通の仕事はしたくなかったから、キャバクラで働くことにした。日払いでもらえるし月の給料も高かったんだ。

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そのとき五反田に住んでて、家の近くにたくさんキャバクラはあったけど、どうせだと思って六本木で一番有名なお店で働くことにした。お店は大理石とバカラ、一面ガラス張りでできてて、キャバ嬢は信じられないほどキレイだった。

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キャバクラの事業部長の方が会社からiPhoneを支給されたけど使い方がわからないということで、設定から使い方まで営業時間外にも教えていた。それがスゴク楽しかった。家も同じ五反田で、その方には結構かわいがってもらった。