スティーブへ。社会不適合者からの手紙。

スティーブの訃報に胸を痛め、Appleとスティーブとの思い出を振り返っていたら、自分の軽い生い立ちになったツイートのまとめ。
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@ssohgi

たまたま、応募していた岩瀬大輔さんの起業セミナーで、事業部長のように最新のテクノロジーを使いたいけど使えない人に動画でレクチャーするサービスがあればいいなと思って、そういう内容のプランを発表した。

2011-10-06 22:20:13
@ssohgi

結局短い時間(たしか3分くらい)の持ち時間、キャバクラの話をして終わった。

2011-10-06 22:21:48
@mitwave

@ssohgi つかみはオッケー。で、おしまい_φ(・_・(おおぎの失敗

2011-10-06 22:28:57
@ssohgi

発表が終わって帰ろうとしたら、怪しい人に声を掛けられて、これから飲もうと。それが今サハラ砂漠250kmを走ってる @TIBETTER さんだった。タクシーに乗せられ、麻布の飲み屋に入った。(連れて行かれたのが、ラブホテルだったら僕の人生も変わっていただろう)

2011-10-06 22:26:17
@ssohgi

飲み屋には、@TIBETTER さんの学生時代からの親友の小野さんや他の人たちがいて先に飲んでいた。簡単に自己紹介をしたら、新しい会社立ち上げたから来なよと誘われた。本当によくわかんなかったけど、小野さんがとにかくステキな人だったから、その会社に行くことにした。

2011-10-06 22:34:27
@ssohgi

飲み会に声を掛けてくれた @TIBETTER さんはベロベロに酔っていて僕は介抱していた。キャバクラでいつもそういう人の接客をしてたから、慣れてたんだ。

2011-10-06 22:36:26
@ssohgi

飲み会がお開きになった後、事業部長に事の成り行きを説明した。そしたら、最後は応援してくれると言ってくれて、次の週から、その会社で働き始めた。

2011-10-06 22:38:55
@ssohgi

キャバクラを辞めますと挨拶に回ってるときに、仲の良かった人から何か一緒にしたいねって言われたので首を縦に振った。そのときは本当に軽い気持ちだった。

2011-10-06 22:41:34
@ssohgi

初めて、いわゆる「サラリーマン」になった。スーツを来て山手線に乗って、通勤した。会社は渋谷だった。だけど、そんな生活も長くはなかった。キャバクラの友達とノリで始めた仕事が忙しくなってきていた。

2011-10-06 22:44:53
@ssohgi

二人で始めた電子書籍の自炊ビジネス(あれをビジネスと呼べるのだろうか?)は、そこそこ上手くいった。新しいMacBook Airはそのときに新調した。

2011-10-06 22:47:55
@ssohgi

ただし、僕の支離滅裂な経営と著作権の問題で、若干(20万ほど)の赤字を残して、事業を撤退した。

2011-10-06 22:50:12
@ssohgi

惨めな敗北者のような気持ちで東京を離れて、実家の長崎に戻った。自分をリセットして、「脱皮」させないといけないのはわかっていた。

2011-10-06 22:52:43
@ssohgi

実家に帰って、すぐ近くの半導体の工場で働き始めた。「働かざるもの、食うべからず」という法則だ。働きながら、まず英語をひたすら勉強した。工場の仕事を終え、今度は、空いた時間をプログラミングに費やした。(プログラミングは英語で勉強してる)

2011-10-06 22:59:12
@ssohgi

事業を起こしてみて(ベンチャーごっこと揶揄されるが)、初めて自分の至らなさを嫌というほど味わった。そして、夢の実現までの道のりが果てしなく遠いこともわかってきた。

2011-10-06 23:11:22
@ssohgi

28歳、ようやく少し「大人」になれた気がしている。多くの人はこういう時期を20近くで迎えるんだろう。僕はそれが30近くだった

2011-10-06 23:16:54
@ssohgi

「子ども」の期間が長かったから、たくさんの人に余計に迷惑をかけてきた。その人たちの顔が浮かぶ。すみませんとありがとうございますと心から言いたい。

2011-10-06 23:21:04
@ssohgi

スティーブの訃報に胸を痛め、Appleとスティーブとの思い出を振り返っていたら、自分の軽い生い立ちになった。

2011-10-06 23:23:28
@ssohgi

これまで、スティーブとAppleと共に歩んできた。これからは、スティーブの意志と共に、残りの旅を歩んでいきたい。

2011-10-06 23:29:34
@ssohgi

これまでも、これからも、スティーブ、あなたは僕の中で、偉大な人類の貢献者として、色褪せることなく輝き続けます。100年後も200年後も、人類はあなたを忘れません。 あなたが活躍した時代に生まれたことを嬉しく思います。 安らかに眠ってください。

2011-10-06 23:36:11