20111009 ETV特集「希望をフクシマの地から〜プロジェクトFUKUSHIMA!の挑戦」

8月15日に福島市で開催された「フェスティバルFUKUSHIMA!」プロジェクト共同代表の、大友良英氏・和合亮一氏・遠藤ミチロウ氏を中心に、フェス開催までの密着取材です。
7
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集「希望をフクシマの地から〜プロジェクトFUKUSHIMA!の挑戦」8月15日、福島で音楽フェスティバルが行われた。「詩の礫」和合亮一×大友良英×坂本龍一。

2011-10-09 22:01:14
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。プロジェクトの共同代表、詩人・高校教師の和合亮一氏。校庭では除染作業。生徒「面白い先生」高校の会議室で震災にあう。「福島は終わりだと思ってた。頭の中は白熱していた。明日死ぬなとか思ってた」震災5日後から、毎晩のようにツイッターで詩を投稿。

2011-10-09 22:03:05
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。共同代表、大友良英氏。8歳の時に横浜から転校、大学進学まで福島で暮らした。3月11日、都内スタジオでレコーディング。直後に予定されていたヨーロッパツアーをキャンセル、東京から福島の行方を見守っていた。「切羽詰まった詩人の人が何か呟いている」

2011-10-09 22:04:56
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。大友氏「ほんとに突き刺さってきた。文字なんですけど、音楽のようにも聞こえたかもしれない。詩が生まれる瞬間に毎晩立ち会っている気がして」原発から放射能が漏れ出す。「僕の中のアイデンティティが揺れだした。自分が直接被害を受けていると思って。初めてだった」

2011-10-09 22:06:25
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。「真っ先に思ったのが坂本龍一さん。『直感だけど、間違ってないと思うよ』って」坂本龍一氏「大友さんの考えに共感したっていうか。『ノーモア福島』ってことは否定。土地の否定ではないけど、そう聞こえてしまう。まだ住んでいる人もいる。それはしちゃいけないなと」

2011-10-09 22:07:34
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。8月15日。芝生は放射性物質が残りやすいとされる。芝生を布(大風呂敷)で覆うことからフェスは始まった。放射性物質が肌や靴の裏について拡散するのを防ぐ。大友氏と記念撮影。「いろんな人からやるべきじゃないって忠告を受ける。犯罪行為だ、殺人に加担するのかと」

2011-10-09 22:10:46
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。「たしかに放射性物質に安全はない。暗闇の中でどうしていいかわからずに。やめたら『ここには住めない』って宣言を一ミュージシャンがすることになる。その時に、ETV特集の『ネットワークで作る放射能汚染地図』。あれでろうそくの光がポーッと見えた。この方向かなと」

2011-10-09 22:12:08
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。大友氏、木村真三氏に線量測定を依頼。ETV番組スタッフの仲介で木村氏を知った。大森真氏「みんなに風呂敷一枚ずつ持ってきてもらうとか」布で覆って放射能がなくなるわけではないが、拡散を少しでも抑えられればと、木村氏が提案。

2011-10-09 22:15:17
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。大友氏「人に任せる、政治に任せるじゃなくて、自分たちがやっていく。個人レベルのつながりで考える必要がある。なんで今まで考えてこなかったんだろうね。身につまされてなかったのかもしれない」

2011-10-09 22:16:08
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。大友氏、風呂敷をもってきてもらうようツイート。ボランティアが2週間かけて風呂敷を縫い合わせる。北海道から沖縄まで、毎日布が届く。「縫いにいけなくてゴメンなさい」「共に頑張りましょう」「少しずつ前に進んで行けるように」の文字も。6000平方mの大風呂敷に。

2011-10-09 22:18:58
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。8月15日11時〜14時、福島音楽解放区。共同代表、遠藤ミチロウ氏が歌う。二本松市生まれ、大学進学まで福島で過ごす。80年代のパンクバンド、ザ・スターリン。過激なパフォーマンスで有名に。「福島の人は戦場にいるのと同じだと。見えない弾が飛んできている」

2011-10-09 22:21:10
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。3月11日、九州ツアーに向かう飛行機の中。ツアー先のホテルでテレビ報道に釘付け。遠藤氏「チェルノブイリみたいになったのかなと思ったら、そうは報道してないし、どうなっちゃったのかなと。見つづけて、そのままライブやって、またずっとテレビ見て。3日間寝ないで」

2011-10-09 22:22:30
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。震災3週間後、大友氏と遠藤氏が会う。大友氏「ミチロウさんから『福島で8月15日にフェスをやりたい。原発なんてクソくらえっていうフェスやりましょうよ』と。その時点ですぐ面白いと、メーター触れたんですけど、ちょっと待てよと。福島でフェスができるのか?」

2011-10-09 22:24:17
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。「まずは福島の人と話してみませんかと」震災1ヶ月後、大友氏が福島へ。自ら線量計を購入し、東京と福島を往復。実家へ。和合氏に合流、フェスの相談。テーマは何か。フェス3日前、遠藤氏、母校福島高校を訪ねる。和合氏「計画、思いを伺った時は、風評被害も出てる頃で」

2011-10-09 22:27:36
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。「お店のマスターがきて『フェスやりましょうよ!』って。とにかく人来てほしいっていう素朴な気持ちだったかもしれないですけど。ただ『原発なんてクソくらえ』がテーマではない。和合さんが『テーマは福島ですよ』と。土地がなくなるかもしれないところでどうするか、と」

2011-10-09 22:29:17
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。5月8日、プロジェクトFUKUSHIMA!始動。7月16日、渋谷。出演者・関係者60人が集まる。木村氏を迎えて放射線の勉強会。木村氏「僕が考えてるのは内部被曝」大友氏「飲み物食べ物も線量を測って販売したい」農産物の販売ブースも作る。

2011-10-09 22:31:01
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。ETV番組のディレクターも福島出身。友人たちに参加を呼びかける。友人のひとり、果樹園の安斎伸也さん、の父。伸也さんは妻と2人の子と、今は北海道に避難。「伸也から電話がきて『お父さん、土地の権利書とパスポート用意しときなよ』って。何言ってるんだと」

2011-10-09 22:33:44
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。父親「家族が離ればなれになっちゃって。3月中は落ち込んであまり家から出なかった」ディレクター、北海道に伸也さんを訪ねる。北海道で知り合った人から、畑の管理を引き受けていた。土いじりができるせいか、思っていたよりも元気そうに見えた。

2011-10-09 22:35:16
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。伸也さん「福島がこんなひどいことになるとは思っていなかったし、自分の行動が間違っていたほうがよかった。奥さんと子どもはあれから福島に入っていない。何考えてんだ、福島を捨てるのか、逃げたって思われるかな。でも最後責任とるのは自分。両親ね…うーん…」

2011-10-09 22:37:00
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。伸也さん「何だろうね…何でしょう…もう何ともいえない。ありがたいっていうのもあるし、申し訳ないっていうのもあるし。辛いし。言葉にできない。気軽にそんなこと言えない。だから父ともそういう話はしない。僕も下手に声かけない。ただ、尊敬してる。僕の父でよかった」

2011-10-09 22:38:45
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。8月15日。2会場4ステージに、18のミュージシャンが登場。スタッフ・出演者も手弁当。二階堂和美「私が勝手にきちゃいました」フェスをインターネット・ドミューンFUKUSHIMA!で中継。のべ25万人が視聴。30分で1万人が集まった。

2011-10-09 22:42:15
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。坂本龍一ら参加の「テクノポリス」。教授はピアニカ。

2011-10-09 22:43:13
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。七尾旅人「圏内の歌」。「離れられない小さな町 私たちが育ったこの町 どろんこであそんだあと のぞきこんだ水辺に映る月 激しい雨 屋根を濡らす 放射能が雨どいをつたって 庭を濡らす 靴を濡らす あの子の野球ボールを濡らした

2011-10-09 22:45:50
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。「子どもたちだけでも どこか遠くへ 何年も 何年も おばあちゃんに聞かされた寝物語 ここら辺の子どもたちは みんな知ってるやさしいお話 子どもたちだけでも どこか遠くへ 逃がしたい

2011-10-09 22:47:20
ほんのこ @shbttsy74

#ETV 特集。南相馬市。原発から20km地点。大友氏「何百も国境を超えてきたけど、ここはね、国境でもないし。何なんだろうね。ここから近づけない、オレ。厳しいね」「3月11日以降、新しい日常を作っていかないといけない。非常地帯のままでは、人は苦しくて生きていけない」

2011-10-09 22:49:31