「モチベーション代行」2011感想まとめ

藤原ちから @pulfujiko

受賞した捩子ぴじん『モチベーション代行』、聞いた話でしかないですが複数人の証言によると、最終日、出演の和田くんが舞台上でキレて、そのことに捩子さんが感極まって泣いたらしい。続

フェスティバル/トーキョー @festivaltokyo

捩子さんのコメントも追記しました→ 本日のF/T公募プログラム　アワードの審査経過などを簡単にUPしています。各審査員の講評はまた追って。映像もアーカイブされておりますが。 #FT_koubo http://t.co/NG5AjRoY

フェスティバル/トーキョー @festivaltokyo

公募アワードは、捩子ぴじん「モチベーション代行」 ( #FT11 live at http://t.co/jzoyC3PV)

Mugi @StudioMugi

モチベーション代行を観てから、ファミマのフライドチキンをもう二回も食べている。今まで買ったこともなかったのに。ダメな店員じゃあないな！

Shimada Naoya @shimadanaoya

村川拓也演出『ツァイトゲーバー』@シアターグリーンを観る。シンプルな舞台構成ながら身障者の介護と労働の問題を静かにそして熱く語る。毎回客席から参加者を募る実験的な試みに村川のただならぬ度胸を感じる。単調にならざるを得ない会話も極めてスリリング。捩子ぴじん作品と並置すると面白い。

いとうしおり @freesku

@maakiitoo すごいわかります。　喧嘩ではないですけど、この前捩子ぴじんさんと乗越たかおさんのツイートのやりとりもおもしろかったのです。意見のぶつかりあいというのでしょうか…

Shimada Naoya @shimadanaoya

@sasakiatsushi ああ、あの地下道ですね。確か出口に上がったらファミマがあるところ。捩子ぴじん公演後にそこでフライドチキンを食べました。

乗越たかお @NorikoshiTakao

ただ自分の作品中で他人の作品を扱うなら、それに対峙しうるものをもっと強く出すべきだったろう、という「作品における演出」の話です。冒頭のテンションの高さからして、それはいくらでもできただろうにモッタイナイ、と思ったからです。

乗越たかお @NorikoshiTakao

誤解しないでほしいけど、「アーティストとして捩子ぴじんは指さしの彼よりも劣っている」とか「『モチ代』は『指さし』よりも劣る」と言っているわけではないですよ。指さしを出すべきではなかったと言っているわけでもない（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

それくらいアーティストとして自分の作品へ賭けている物を見せられなかったことが、曲がりなりにも被爆の危険に身体をさらしている作品に「乗っかっている印象」を与えることになったというのがオレの印象です。（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

冒頭で役者の女性に「捩子さん、私のギャラ、ちゃんと払えるんですか」というグッとくる質問があったのに続いていかない。そこでマジで値切って「もう三日も肉食ってないんすよ。再演もしたいし。あなた印税があるじゃないですか」とかカラミ始めたらオレは鷲掴みにされたろう。（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

淡々としたトーンは「日常」を実感させ、無用の同情を排して心地よくドライに進んでいき、あなたのキャラクターにも合っていたと思う。しかし他人の（しかもホットな）作品を取りこむ以上、アーティストとしての執念は見せておくべきだったと思うんですね。（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

「食うための仕事をせねばならない、将来に希望をもてない」のはたいていの人はそうじゃないかということを差し置いても、まして原発を作品中で扱いながらこういう流れで「死にたくなる」という言葉は相当に軽く響き、全体にぬるいこと言ってんな、という印象を与えてしまう。（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

あなたは作中で「アートなどやめて、バイトの日々もいいかな、と思ったこともある。13年間もやっているのだし。九州に引っ越そうかと思っている。しかし九州でもコンビニでバイトをするかと思うと死にたくなる」という（記憶なので違ったら深謝）（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

それは「バイトしないと喰っていけない、三十歳を超えてフリーターで、数年前の失恋をまだ引きずっていて、長時間のバイトで足が曲がって」という冒頭のせっかくの良いテンションを展開しきれなかったことが原因だと思っています。（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

なぜ「乗っかっている」印象を与えてしまうかといえば、あの作品において指さしとあなたは「労働者としてはダメ行為」は同質でも、アーティストとして賭けている部分の表明の仕方には圧倒的な差があったからです。（続

乗越たかお @NorikoshiTakao

捩子さんが書かれているようなことはほとんど作品中でも語られていたので、狙いそのものは了解しているつもりです。面白い思いつきだと思います。ただ「創作・生活・労働」がテーマの作品である以上、同時にアーティストの立ち位置も問われてしまうことは避けられないでしょう（続

@pijinneji

パフォーマンスという言葉の陰に隠したまま、あの指さしの本当の意図を、アーティスト、という言葉のもう一つの側面を、見えないままにしておくことは出来ないと思いました。

@pijinneji

それ故に、コンビニの指差しも、福一の指差しも等しく、ダメなコンビニ店員と、ダメな原発作業員のたんなる迷惑行為であると強引に結び付けることで、(続)

@pijinneji

それは、私自身がアーティスト、作品、芸術、アートという名前を理解するにあたって、決してはずすことのできない視点です。にもかかわらず、やはり、私には、彼T氏の行為に対する称賛を禁じ得ない気分があるのも、正直なところです。彼を尊敬しています。(続)

@pijinneji

作品をご覧になってわかるとおり、私が“比較的安全で快適な職場”であるところの、コンビニエンスストアで、監視カメラに向かって指差す映像は、視線に対する批判的なパフォーマンスではなく、店や、同僚にとっては、たんなる“迷惑行為”に過ぎません。(続)

@pijinneji

当然私以外のあらゆる“比較的安全で快適な職場”で仕事をする全ての人に、彼を糾弾する権利があります。そして彼にはそうされるべき資格があります。その権利を私たちが自分自身で行使することが“原発”に関連する差別に対する批判になるのだと考えます。(続)

@pijinneji

ですから“比較的安全で快適な職場”で仕事をしている私には、彼のパフォーマンスの意図にそって、彼の行為を特別視することなく、パフォーマンスでない、たんなる“迷惑行為”であると糾弾し、アーティストではない、“ダメな原発作業員”であると見なさずにはおれません。(続)

@pijinneji

にもかかわらずあのパフォーマンスは、その行為を行った彼自身が“被爆の危険を冒している芸術活動”を行っているアーティストとして特別視されてしまうという矛盾をはらんでいます。(続)

@pijinneji

あの福一の指差し作業員のパフォーマンスは、“比較的安全で快適な”環境で生活する私たちが、現地の作業員を「英雄」「作業員さん」と呼び、特別視してしまう“視線”に対する批判です。 http://t.co/Gonin3gm　(続)