建築のちから02『20XXの建築原理へ』 シンポジウム

建築のちから02『20XXの建築原理へ』 シンポジウム
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田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

藤本:というわけで、山みたいなものを作ったというわけですが、上の山と下の谷では気候も違うのではないかと。それに合わせて中の人間が動くようになるのも面白いのではないかと。 #20xxinax

2009-12-23 16:56:06
横関浩 @voidandform

山のような建物が環境ジェネレーターとして働くのではないか?そこを指摘された時は悔しかった。 #20xxinax

2009-12-23 16:57:17
杉浦清@環境工学,易しい&丁寧な”建築” @kysg

とにかく山みたいなものを作りたかった。と、とたてもたのしそうにかたっていた。藤本さん。実に楽しんでいる感。 #20xxinax

2009-12-23 16:57:41
大西正紀 GL Inc. 喫茶ランドリー @masaki_msk

今思えばこの四人のメンバーは、まるで一人の人間がある構想を昇華させて行くように、常に瞬間的に互いの思考のベクトルを共有しあっていました。最後の最後まで藤本さん、平田さんが協同案をつくる可能性も最後まで残されたほどでした。 #20xxinax

2009-12-23 17:04:11
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

佐藤:(ヨーロッパの駅の架構などを映す。穴あきH鋼を例に、製造するエネルギーと素材を減らす効果の比較など。)素材をできるだけ少なく、エネルギーを減らすことを考える。張弦ややシェルなどの構造もエネルギー軽減に貢献的。金属のシェルは意外とまだ少ない #20xxinax

2009-12-23 17:04:38
横関浩 @voidandform

佐藤 鉄骨梁の製造エネルギーについて。鉄骨量を減らす事は手間が掛かったとしても、まだ優位で意味がある。金属によるシェル。表面を凹凸に。 #20xxinax

2009-12-23 17:04:41
横関浩 @voidandform

エネルギー的に有利な、薄いシェル、薄膜構造、超軽量構造。そして、これらを成立させる素材の探求の必要性がある。 #20xxinax

2009-12-23 17:08:49
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

佐藤:(自身で制作したさまざまな素材の強度一覧表を紹介。まだまだ試せていないことも多く環境負荷軽減の可能性は見つけていけそう、という話) #20xxinax

2009-12-23 17:11:11
横関浩 @voidandform

安易なエコへの警鐘。CO2への特化は問題。屋上緑化の土が実際の大地の土と繋がってはどうか?その他の様々な自然へコミットするような話。科学技術も。(楽しさを強調してる。) #20xxinax

2009-12-23 17:13:24
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

佐藤:(今回の案として)科学技術の研究施設を併設することで経済的な問題を軽減しつつ、自然や科学が身近に感じられる都市はつくれないだろうか。スーパーカミオカンデのような施設や素粒子観測も、自然観測といえるのではないか。 #20xxinax

2009-12-23 17:16:02
吉永健一 @yosstudio

RT @hanamotoko: 佐藤:(今回の案として)科学技術の研究施設を併設することで経済的な問題を軽減しつつ、自然や科学が身近に感じられる都市はつくれないだろうか。スーパーカミオカンデのような施設や素粒子観測も、自然観測といえるのではないか。 #20xxinax

2009-12-23 17:18:17
横関浩 @voidandform

素粒子から自然を感じる。自然の樹形型を真似るだけでなく、さらに進化した形状を考える。(形状が面白い)解析ソフトで形状を生み出す例。(自動化が新たなモデルを生み出す!) #20xxinax

2009-12-23 17:19:08
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

佐藤:(平田藤本案をモデリング、解析したシュミレーション画像を紹介。ソフトの可能性を探った) #20xxinax

2009-12-23 17:21:09
大西正紀 GL Inc. 喫茶ランドリー @masaki_msk

書籍の中では四人の他分野の専門家との対話が行われました。その現場に居合わせていると建築とそれ以外の分野は、ほとんど互いを理解出来ていないと痛感。因みにゲスト専門家は以下の四氏。平田裕之|巨樹、海賀信好|水、池辺靖|科学、竹中明夫|樹木。 #20xxinax

2009-12-23 17:21:33
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

伊東:平田藤本に共通するのは、自然に建築を近づけること。20世紀は経済性や合理性を求める機会主義的な建築が追求された。しかしそこでは様々なことが切り落とされ、イレギュラーなことをしようとすると面倒な状態。本来人はそんなに単純じゃないし、ますます複雑になっている #20xxinax

2009-12-23 17:26:33
横関浩 @voidandform

伊藤 二人の共通性、建築が自然に近づくとどうなるかと言うところ。近代の機械主義は、ある要素を切り取り、その効率を求める。建築も同じだった。疑問はそこで切り落とされた事が、犠牲にしたものについて。人はそれほど単純ではない。社会も複雑。 #20xxinax

2009-12-23 17:26:48
横関浩 @voidandform

このままでは、均一性が蔓延し、建築の死がおとずれる。(エントロピーの増大) そうではなく、もっと根本から考え直し、周囲との関係、様々な要素を取り込み、相対的に建築を作るのが21世紀の建築は作られなくてはならない。 #20xxinax

2009-12-23 17:31:12
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

伊東:エントロピーを高めて死に近付いていくだけの20世紀型ではなく、どう生きていくかという建築。周囲との関係から相対的にかたちが決められていく建築。これは表現のためでは全くない、これからの建築で必然的な立ち上がり方 #20xxinax

2009-12-23 17:32:08
横関浩 @voidandform

そのための技術やテクノロジー。 #20xxinax

2009-12-23 17:32:31
吉永健一 @yosstudio

それに対する言葉に「自然」をあてるのは興ざめ RT @hanamotoko: 20世紀は機会主義的な建築が追求された。しかしそこでは様々なことが切り落とされ、イレギュラーなことをしようとすると面倒な状態。本来人はそんなに単純じゃないし、ますます複雑になっている #20xxinax

2009-12-23 17:33:22
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

平田:20世紀は床本意性とよく言っているが、床ではなく、土地がそのまま巻き上がったようなものを考えたい。 藤本:コントロールではなく、さまざまなバリエーションを用意し、選択を人に任せることが大事なのではと思っている。 #20xxinax

2009-12-23 17:36:05
横関浩 @voidandform

藤本 コントロールではなく、選択。多様性を提供した上で。平田さんは知的アプローチ、私は体育会系。平田さんのキーワードに乗っかった。不均質な状況を、シンプルな原理から、自動に生成されるのは面白いが。。。 #20xxinax

2009-12-23 17:37:53
横関浩 @voidandform

藤本 その先の体験に何かあるではないか。ロジックと体験。 #20xxinax

2009-12-23 17:39:08
田中 元子 a.k.a. オイラー @hanamotoko

藤本:不均質な状態とはどうしたら作れるかを、ふたりとも模索してきたと思う。(木登りと山登りに喩えて、互いの案の原点の相違点を語るふたり。平田は生成原理として樹木に喩え、藤本は建築の中での動作の可能性として岩山に喩えている) #20xxinax

2009-12-23 17:42:36
横関浩 @voidandform

平田 メタファーを説明のためだけに使うのは弱い。木の生成原理、宿りしろ、そのようなものを、組み込む際に、注意が必要。 (案外謙虚なアプローチに感じるなあ) #20xxinax

2009-12-23 17:44:19