20111217 「農でいこうよ」トーク③ 山本太郎＆中村美紀＆徳永タカシ 愛媛県松山市

ほんのこ @shbttsy74

最後は、司会の @FLORtakashi さんと、山本氏、中村さんの鼎談。 #原発 #愛媛 http://t.co/LT2yaQPQ

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山本氏「ただの地震・津波の瓦礫じゃない。放射性物質がついている。痛みを分け合うという話じゃない」司会・徳永さん「福島県外、とだけ書類には書いている。もうひとつ、東京都が受け入れを決めたが、その2週間後に開始。それを景気に受け入れよう、としている」 #原発

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徳永さん「環境省に問い合わせた。燃やしたら放射性物質が濃縮されるが、8000ベクレルを超えたらどうするのか。すると『キレイな土と一緒にして薄めたらいい』と。経産省から目を付けられているのは間違いない」山本氏「西日本ならここだ、と」 #原発

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徳永さん「愛媛県では、最後まで残っていた自治体も受け入れないと公表した」山本氏「7800万トンの容量をもつ処理場を使わせなかった」徳永さん「松山市のお母さんがたが、特に敏感に反応したのではないか」山本氏「やっぱりお母さんなんだと。自分で子供を産み落としてるから」 #原発

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山本氏「2000年の時点で、ドイツは脱原発を決めた。しかし、2008年？の時点で覆された。そこで福島の事故が起こる。市民が抗議の声をあげて変わっていく。松山でも市民が抗議して変わった。すごいこと。放射性瓦礫の話になると、福一周辺に、となるが、福島県民としては？」 #原発

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中村さん「放射能汚染されると、どういう生活に変わるかをお伝えしたい。外に洗濯物が干せない。ウッドデッキに干す。春夏秋冬いつでも。放射性物資が飛び交っているから。靴の裏にもくっついているから、おしり拭きで拭く。そういう生活が、もし伊方原発が爆発したらここでも」 #原発

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中村さん「だから、瓦礫受け入れは反対してほしい。愛媛にきて、木々などの緑を見るとほっとする。そういう場所を日本からなくさないでほしい」徳永さん「はい、頑張ります」 #原発

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山本氏「瓦礫を拡散することは、もう一度事故を全国で起こすことになる。放射性物資がなくなるまで、半永久的。そんな構造のものを人間は造ったことがあるのか」 #原発

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徳永さん「粘土層の上だったらいいとか言う。水が浸透しないからと。僕は20歳のころ、トンネルを掘ったことがある。水は絶対に下までいく。ビニールシートを敷くというが、ホームセンターにあるような、ちょっと厚いくらいのもの。あと、松山の水は50％が地下水」 #原発

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徳永さん「だから、水道水にセシウムが出ることになる。フィルターは、使えば使うほど吸着力は落ちていく。どんどん放射性物資が空気中に出ることになる。それを取り替える作業員の被曝も、まったく考慮されていない」 #原発

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徳永さん「班目さんを筆頭して数値を決めた。あの人は原子力大好き仲間。そこに東大の児玉教授が入っていたらまだ信頼できるが」山本氏「自主避難した先が瓦礫受け入れ、という現実が、この先出てくる」中村さん「山形県民も知らないうちに受け入れを決めるという情報を3日前に」 #原発

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中村さん「放射能の雨が降ると、子供にカッパを着せ、マスクをつけ、手袋・長靴でなるべく雨に触れないようにする。粘膜から入ったり、皮膚から被曝したりするので。原発に働きにいくお父さんみたいな格好を子供にさせないといけない。そして覚悟を決めて外に出さないといけない」 #原発

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中村さん「真夏には、女の子はスカートをはきたい。ニーソックスを出して、日焼け止めをつけて登校させた。（学校に）エアコンを入れてくれと市にお願いしたが、前例がないと言われた。お母さんたちがお金を集めたが、やはり前例がないと、その他という会計に入れられた」 #原発

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中村さん「それで購入されたのが、扇風機2台と、よしず」山本氏「それでしのげと。恐ろしい話ですね」 #原発

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中村さん「除染も、手袋など買ってやってくれと、市民にぶん投げている。高圧洗浄機は1万8千円くらい。それでどうやら大丈夫らしい。南相馬だったか、世界で最も除染の実験が進んでいる。児玉先生、今中先生らが。全員防護服。市民はカッパ・マスクはまだいい。夏は半袖。ジャージ」 #原発

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山本氏「専門家は危険性をわかっているから防護服を着ている。市民は軽装。除染しながら被曝」中村さん「お母さんがたが、毎週小学校に行って除染。私も行った。自分の家も高圧洗浄機で洗った。たまたま長靴がなくて、サンダルで」山本氏「ハイヒールでエベレストに登るような…」 #原発

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山本氏「除染をやれば、ガクッと減る？」中村さん「そう思いたいが、ほとんど下がらない。何回も何回もやらないといけない。木が生えている。風が吹いている。風に乗って木の上の放射性物資がまた降りてくる。4月26日に小学校の裏庭を計測したら3.7μSv。街路樹8.6μSv」 #原発

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山本氏「普通の通学路で8μSvを超える？」中村さん「チェルノブイリの石棺の上以上に高い数値のところを、子供たちが歩いている」 #原発

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中村さん「東大小佐古さんの会見、衝撃的だった。あれを見て初めて、日本政府に裏切られているという実感が、はっきりと持てた。学問的見地からも人としても、年間20ｍSvは受け入れられないと言った時に、そんな所に住んでいるのかと。もし伊方原発が爆発し、逃げろと言われたら」 #原発

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中村さん「洗濯物が干せないような所に住んでいる、住まわされている」山本氏「国は、その場所は安全だと。移住したいならご自由にどうぞと。だったら身銭切るしかないが、限界がある。現地で受け入れているボランティアも疲れきっている。民間でできることは、金銭面で壁がある」 #原発

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中村さん「自主避難も楽ではない。住宅は借り上げで無料。家電製品は日本赤十字社から。水道光熱費などは二重生活。ご主人が復興の仕事に関わる人が多い。ご主人は県内に、あとは母子避難。月10万円くらい。今までの生活費に加えて。父親が通うためのガソリン代や、医療費など」 #原発

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中村さん「もうお金が続かない、帰りますという人もいる。県内にいても、外で避難生活をしても、どっちも辛い」山本氏「この声が聞こえないのか。聞かないようにしているのだろう。この話を聞いて、それぞれ憤りを感じると思う。これは自分たちの姿。伊方で同じことがおこれば」 #原発

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山本氏「距離があればあるほど危機感が薄れるが、自分のこととして引き寄せて、現状を変えていかないと。目立った行動をとらなくてもいい。地元選出の国会議員に電話して（これ聞くの3度目って人は、もうイイわ、でしょうが…）ちゃんと仕事しないと選挙落とすと」 #原発

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中村さん「ウチの場合は、私が有無を言わさず『避難します！』と」山本氏「普段のパワーバランスがモノを言うわけですね（笑）」中村さん「毎日会社に行っている父親が、ツイッターやネットを見るだろうか。話をリンクさせるのが大変。『ウチはパパがダメだって言うから』という人も」 #原発

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中村さん「セシウムを出してしまった農家の人も、残った母親も、みんな怒っている。それが伝わりにくい。みんなで集まった時にこういう話がストレートにできるか。放射能の話すら、県内にいるとはっきりできない」 #原発