5/24 手嶋龍一氏特別公演のまとめ
手嶋:何一つ新しいものはない。2014年までにまとまるかどうかも分からない。色々空騒ぎをしたにもかかわらず元に戻ったに過ぎない。
2010-05-24 17:09:14手嶋:日本のメディアの質がなぜこんなに低いのか。その原因は記者クラブ。これでは政権側から漏らされる情報しか流さなくなる。
2010-05-24 17:12:01手嶋:米側は2009年にきちんと方針を日本側に伝えていた。日本の基地は政治的持続性が崩れないこと(地元の支持)が兼ね備えられていなければならないということ。
2010-05-24 17:15:20手嶋:沖縄県知事も地元もノーと言っている。社民党もノーと言っているが閣僚にはとどまりたい。政権離脱するだろうか。米側も飲むわけはない。大きな利害関係者は鳩山の日米合意に反対しているから、うまくいかないだろう。
2010-05-24 17:21:05手嶋:日米同盟は非対称な同盟。敦賀や秋田等が北に攻撃された場合は米側は義務を果たすだろうが、基地の提供という義務を日本が果たさないと言うことになると同盟の基盤が崩れてしまう。
2010-05-24 17:26:40手嶋:オバマの東アジア演説。しかし重要なポイントというのは殆ど報道されていない。ポイントは二つ。「東アジアの地で米はリーダーシップを取り戻す」「東アジアで日米同盟は永続的にされた」
2010-05-24 17:29:21手嶋:リーダーシップを取り戻すということは失いつつあるという現状を覆すということを言っている。日米同盟を再活性化するということは現在の日米同盟は美味く働いていないということを明白に語っている。
2010-05-24 17:30:55手嶋:そのように判断するようになったのは全て9.11。核の抑止力が効かなかった。9.11の一ヶ月後アフガンを攻めた。その後中東と東アジアに伝家の宝刀を抜こうとしていた。イラク、イラン、北朝鮮をまとめて悪の枢軸とブッシュJrは言った。
2010-05-24 17:34:33手嶋:米が北朝鮮に対して和戦どちらで対するのか分からない。しかしライス元国務長官からブッシュとの1対1のインタビューをする機会をもらった際に、大統領にどちらで行くのかを聞いた。金正日批判をしながら、自分は北朝鮮と対話の窓口を閉じたわけではない、と言った。
2010-05-24 17:37:26手嶋:米のプレゼンスが全てイラクに行ってしまったので東アジアでリーダーシップを失いつつあった。オバマはそれが分かっているから二つのポイントを含めた演説を行った。
2010-05-24 17:40:58手嶋:2006年に北が核実験、ミサイルを発射した。そのときの実験は成功したとは思っていないが、日米同盟がしっかりとしていたならば米の力の発動を招くだろうが、金正日はそれがないと思っていたからこそ実験を行った。
2010-05-24 17:43:49手嶋:米の力の発動が無いと思ったからこそ2008年に再び核実験を行った。また、韓国哨戒艦を撃沈した。その原因は日米同盟が弱体化していることに原因がある。
2010-05-24 17:45:31手嶋:鳩山の国家目標「東アジア共同体の創設」。しかしそこには米は入っていない。それを考えると鳩山は米よりもずっとアジアに寄っていると言わざるを得ない。通貨統合を目指すとも言っているがそれを書いたのは三井物産の人。→助言を求める人には十分注意した方が良いwwww
2010-05-24 17:48:28手嶋:小沢一郎は実は外交の分野で一番のキーパーソン。国連の活動に積極的に、PKFで武力行使しても憲法に反しないと言っている。しかしインド洋の給油活動のようなものはまかり成らん。これは国連至上主義だ。
2010-05-24 17:52:44手嶋:小沢は東京・ワシントン同盟から静かに離脱して東京・ニューヨークに移そうとしている、というふうに米側が見ている。小沢訪中団の報道を見たジェラルド・カーティスさんが気色ばんで「朝貢外交だ」とNYから電話してきた。
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