これは成長でも英雄でもない-ギリシャ神話の英雄ペルセウスと新劇場版「破」の碇シンジの比較検証-
- Abraxas_Aeon
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母親コンプレックスの息子への典型的な影響は同性愛とドンファン的傾向、場合によっては性的不能である。先に「これは成長でも英雄でもない」http://ht.ly/1Y8la の説明も含めて、碇シンジは新旧問わずどっちにおいてもこの特徴のどれもが当てはまっていると考えられる。
2010-06-14 21:31:35母親コンプレックスなのに何故同性愛?というのは、異性的な要素が無意識の内に母親に固着している(別な言い方をすれば母元型からアニマを分離できておらず近親リビドーの拘束に囚われている)故に、母親に敬意を表してそうなる場合があるのだそうだ。シンクレールとデミアンにそんな所があるかも。
2010-06-14 21:48:36ドンファン型の場合は、無意識的に「誰彼構わずどの女にも」母親を求める傾向がある。どちらの傾向の場合でも母親コンプレックスの息子が望むのは、「包まれること、吸い込まれこと、覆われること、呑み込まれること」、即ち自分が保護され養われる母親勢力圏[=心配事など何一つ無い乳児の状態]。
2010-06-14 22:10:58新劇「破」版的 『翼をください』 今 私の 願い事が 叶うならば 翼が欲しい この背中に 鳥のように 白い翼 つけてください この大空に 翼を広げ 飛んでゆきたいよ 悲しみの無い 自由な空へ 翼はためかせ ゆきたい(←逝きたい?)
2010-06-14 22:20:42子どものとき 夢見たこと 今も同じ 夢に見ている 「この大空に 翼を広げ 飛んでゆきたいよ 悲しみの無い 自由な空へ 翼はためかせ[×4]」 ゆきたい
2010-06-14 22:21:22そういえば中学時代の合唱コンクールの課題曲が『翼をください』だったなぁ。 QT @Abraxas_Aeon 新劇「破」版的 『翼をください』
2010-06-14 22:32:18そいや、『翼をください』って『けいおん!』1期1話でも使われてたな。唯を勧誘するときに律・澪・紬がでも演奏したの。唯は「あんまりうまくないですね」って言うけど、軽音部に入部を決めて。今頃やっと気がついたわ。
2010-06-14 22:38:49自分でも嫌になるが、はっきり言って「破」に使われてからこの歌凄く台無し(;´Д`)。母親コンプレックスの息子(或いは子ども)のエロスは受動的で、自分が保護され養われる母親勢力圏[=心配事など何一つ無い乳児の状態]を求めている、というのがこの歌の歌詞と倒錯的に被っちまってるからだ。
2010-06-14 22:30:45「疑似シン化第一覚醒形態」と化した初号機[=光の大天使を装い大地を焼き尽くす隕石の如き大魔王ルシファー(神に最も近い存在)]がサードインパクトのトリガー[=サドの至上者の至上権]を引いて全てを無化する、というのと太母ウロボロスに呑み込まれるというのがあの歌と被るというのは嫌だ!
2010-06-14 22:54:22