NHK「クローズアップ現代」を見た佐藤順一、錦織博両監督の感想
プチ秘境探検をロケハンして、実際に絶望的な状況に陥ったワタクシの体験をとりあげてもらったら…「クローズアップ現代」じゃなくなってしまうか(汗)。
2012-03-07 22:04:50@satojumichi 結局、作り手の目を通して何を観るか、ですよね。そういう意味では写真も絵も変わらないし、僕たちの取り組み方や意識をもっと研ぎ澄ます必要がありそうです。佐藤さま、ありがとうございました。
2012-03-07 22:08:55@nishiki_hiroshi 架空の町を作る時でも、自分の体験や記憶から「これだ」という何かを引っ張ってくるので、基本的には同じですね。感性が大事なんでしょうね。こちらこそありがとうございました。
2012-03-07 22:16:19ロケハンの意義を感じたのはやはり「ARIA」。ヴェネツィアに実際に行ったら想像してたのと全然違ってて…。ゴンドラの漕ぎ方ひとつとっても全く違ってましたし、ドアのノブが真ん中にあるのも、水路に落下防止のガードがないのも、建物がでかい鉄板で補強してあるのも、発見の連続でした。
2012-03-07 22:27:08ヴェネツィア二度目は、もっと深く生活を知りたいと思うようになり、なるべく観光用でないお店で食事をしたりゴンドラを作っている工房をみせてもらったり、早朝市場が開く前から待ち構えて取材したり。コーディネーターの方がとても優秀だったので、希望通りの取材ができたのも大きかったです。
2012-03-07 22:31:57@satojumichi その番組は観てないのですが「予算と手間を省くためにロケハンする」というのは「ロケハン」と「写真レイアウト」がごっちゃになっているんだと思います。効率化で写真レイアウトにしている作品はあるじゃないですか。
2012-03-07 22:36:45@animesama 「実際の風景のまま背景に描く」ので「聖地巡礼」が流行している、という流れなので、番組的にはロケハン自体よりも写真レイアウトのことをさしていますね。だとしてもさほど予算手間の省略にはならないかも…つか、やりかた次第か。
2012-03-07 22:57:09@itsuro_k そ、それはキツそうです…。まあでも、だいたいロケハンは「体力の限界に挑戦」みたいなことになりますけど…。
2012-03-07 22:33:17@satojumichi その番組は観てないのですが「予算と手間を省くためにロケハンする」というのは「ロケハン」と「写真レイアウト」がごっちゃになっているんだと思います。効率化で写真レイアウトにしている作品はあるじゃないですか。
2012-03-07 22:36:45やっぱり印象に残ったのは、サンマルコ広場の大鐘楼の中のスロープを上った時ですね。普段閉鎖していて、保安上の理由でNGと言われていたのですが、コーディネーターさんが頑張ってくれて出発の直前にOKになったんです。 http://t.co/lwqLT1ED
2012-03-07 22:40:16@satojumichi 結局、作り手の目を通して何を観るか、ですよね。そういう意味では写真も絵も変わらないし、僕たちの取り組み方や意識をもっと研ぎ澄ます必要がありそうです。佐藤さま、ありがとうございました。
2012-03-07 22:08:55@satojumichi 「それほど手間をかけずに、リアルな背景を獲得する方法」として一般化しつつありますよ。『放浪息子』とか。
2012-03-07 22:59:08@animesama なるほど。でもそのためにはコンテがあがってから、それに合わせて写真を撮りにいかないとならないですよね…。逆に写真にあわせてコンテのアングルを決めてるんですかね。
2012-03-07 23:05:59『ARIA』ロケ。「えっ、何この奇跡!!」と思ったのが、補修中のカフェフロリアンを描きたいんだけど、実際にはそんな都合良くいくわけないし…と思っていたら,偶然にもそのとき「カフェフロリアン」が一部補修工事中でした。 http://t.co/doaIqmnF
2012-03-07 23:13:23@satojumichi 『放浪息子』ではコンテの後だったのかな? 監督が本編で使えそうな場所を選んで、写真レイアウト用に設定制作、各話の演出家が写真を撮りに行ったそうです。画角の違うカメラをいくつか用意して撮影に行ったそうですから、コンテの後かもしれません。
2012-03-07 23:12:05@satojumichi 以上は「月刊アニメスタイル」第1号の辻田さんが書いた記事からの情報でした。
2012-03-07 23:12:45@satojumichi 僕もお手伝いしたマッドハウスの『ケモノヅメ』は写真レイアウトどころか、写真を加工して背景に使っていました。写真はプロのカメラマンに撮りに行ってもらったものと、スタッフが撮ったものがありました。
2012-03-07 23:14:24@satojumichi 『ケモノヅメ』では、最初はコンテ合わせてで写真を撮っていましたが、途中で先に写真を撮ってもらって、それにあわせてコンテを描いた回もあります。
2012-03-07 23:16:01@satojumichi 『ケモノヅメ』は表現のため、だったんだと思います。最初は美術スタッフも「プロの美術スタッフでは無く、イラストレーターや美術系の学生がいい」とのことでオーディションしたりしていました。
2012-03-07 23:19:13「月刊アニメスタイル」第1号の新海さんの記事でも話題にしたけれど、写真レイアウトが広まったきっかけはおそらくは、細田さんの劇場『デジモン』第1作と、新海さんの作品。押井さんの作品は、ロケハンして写真を撮っているけれど、一部の例外をのぞいて写真レイアウトにはしていないはずなので。
2012-03-07 23:21:43