スイスのジャーナリストから見た福島(まどママさんの呟きによる)

まどママ(mama_jp)さんが呟いてくださったスイスから福島に、比較的長く取材に来た方の意見です。チェルノブイリとの比較を改めて確認してください。
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まど🙋DBS @mama_jp

swissinfo.ch:チェルノブイリと福島で、違いに驚いたことがありましたか?ボース:ウクライナでは、福島のように避難すべきかどうかを個人で悩むことはなかった。年間線量10mSv以上の所は強制避難。つまり旧ソ連体制だったため、有無を言わせず「全員すぐに移動」と決行した。(続)

2012-03-13 19:17:21
まど🙋DBS @mama_jp

また、一般市民の保護においても、ウクライナの方が優れていたと思う。例えば汚染された地域の学校では、汚染されていない地域から食品を輸送させ何年間もそれだけを使用し、朝、昼、晩三食を学校で食べさせた。こうすれば子どもたちに、内部被曝は起こらないからだ。(続)

2012-03-13 19:17:27
まど🙋DBS @mama_jp

ところが福島では今でも子どもたちに地域の産物を食べさせている。それには驚いた。また現在、食品に含まれる放射性物質の量は500bq/kgと高い。今年4月から100bqに下げられると聞いたが、なぜ事故直後に100bqにしなかったのか、それも理解に苦しむ。(続)

2012-03-13 19:17:32
まど🙋DBS @mama_jp

もう一つ、福島で驚いたのは、放射能のホットスポットを示す標識が一つもなかったことだ。ウクライナではあちこちに立っていた。ところが福島では、20キロメートルのボーダーでさえこの標識がなかった。さらに、日本が外国の専門家の調査協力を拒否したことは、大きな問題だと思う。

2012-03-13 19:17:38
まど🙋DBS @mama_jp

例えば、スイス政府が管理する「アク・ラボ・スピーツ」は、詳細な放射線量の測定を専門とする組織でチェルノブイリにも派遣された。汚染地図作成に優れWBCも備えていた。それらを全てを持ち込んで日本で協力したいと申し出たが断られた。 http://t.co/llE2y8tW

2012-03-13 19:17:43