音楽誌にまつわるオトナの事情
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僕はインタビュー好き。人のを読むのは当然の事、自分がされるのも。話す事で自ら気付く事もあるし。それに紙媒体に載るうれしさは何物にも変えがたいから。
2012-03-17 20:08:49プッシーの『音楽誌を憂う』流れに乗っかりたくてウズウズしてる(笑)のでちょっとだけ。音楽誌を含む、いわゆる商業的な娯楽雑誌の役割は既に終わったと思う。批評を伴うモノに『利害』が発生する図式に元々無理があったんだ。『広告取っても言いたい事を言う』っていうのが理想だけどやっぱ無理だ。
2012-03-17 18:08:36俺達はつまらない作品に対して『スルー』する事が出来る。人によって褒めたり貶したりするけど、気に入らないなら『無かった事』に出来る。でもそこに『利害』が発生すると(広告を貰うと)『スルー』だけは出来なくなる。『可もなく不可もない』記事にせざるを得なくなる。だから『つまらなくなる』。
2012-03-17 18:21:34昔は雑誌に載っただけで嬉しかったな。小さな記事にも狂喜乱舞したもんだ。でも時代は変わった。今はみんながそれぞれ『紙とペン』を持てる時代。何かを訴えたかったら自分で発表出来る。スキルがあって、そこに利害関係のない文章の面白い事ったらない。2万字インタビューなんて比べ物にならないよ。
2012-03-17 18:31:47他の人は知らないけど、俺自身に関してはもう既存の媒体はもう必要ないかなぁ。言いたい事があれば発信出来る術も自分達で持ってるし、単純に広告出さなきゃインタビューしてくれないなんて馬鹿らしい。そんな金あったらフリーライブでもやるわ。そもそも俺達みたいなバンドは現場以外で売れちゃダメ。
2012-03-17 18:44:26一銭にもならないのに『このバンドを紹介したい』っていう気持ちだけで、ここまで書いてる素人がいる。もし『金にはならないけど、どうしても紹介したいから』って理由で、商業誌以外に書いてるプロのライターがいたら、その人だけは信用したいと思うんだよ。http://t.co/wnZvHDRG
2012-03-17 19:13:06結局俺はどんな人に対しても、そこに『音楽』が媒介する場においては、どうしても『パンクの思想』を持ち込まずにはいられないんだな。
2012-03-17 19:19:33答えは単純で、バンドなりレーベルなり、自分で何かを始めてしまったら、それはもう全部自分達でやるしかないんだよって事。雑誌が扱ってくれないなら自分達で面白い媒体を作ればいいし、イベントに呼ばれたかったら自分でもっと面白いイベントをやればいいってだけの話。その為に仲間もいるんじゃん?
2012-03-17 19:35:37さすが言ってくれるねー。しかし個人の発信だけでは見えない客観的魅力、あるいは本人も意識してなかった本質を引き出すのがインタビューで、それをちゃんとやってる雑誌が少ないっつうのは事実。てめぇはちゃんとやってるのか、という自問自答になるなこれは。
2012-03-17 19:14:11@halfadaymama 「伝えたいことをしっかり持っているか、文章を通すとむき出しになる」っていい言葉。私もそういうふうに音楽雑誌読んでたし、そう感じる人に対して仕事してるのかもしれないと、改めて背筋が正されます。ありがとうございます!
2012-03-17 19:51:48ここまでは3月17日に交わされた論です
以下にはまとめ投稿後の五味さん、石井さん、奈部川さんを中心とする方々の会話をまとめさせていただきました
俺なりの結論を言おうか。俺は『音楽で飯を喰ってない』。『音楽だけで飯を喰おうと思ってない』。だから『音楽を愛してるけど、すがってはいない』。これが音楽に対して言いたい事を言う俺の根拠。
2012-03-19 19:02:24もっと言おうか。もし商業誌で著名な(金になる)ミュージシャンだけを相手にして、文章を書いて稼ぎまくってるライターがいるとして、そのライターが実は自分のファンジンやHPで辛辣な批評をしまくってたとしたら、俺はその人大好き!
2012-03-19 19:15:29まぁ結局、広告取らないで中身の面白さだけで売れてる雑誌ならそれが一番だし、みんなも買うんじゃね?ってハナシ。難しいかも知れないけど、中身のあるバンドはみんなそれを音楽でやってる。お互いフェアにやろうよ。
2012-03-19 19:20:28乱暴な比喩だなぁ。ナベさんらしいけど。今度ちゃんと話したいすねRT @Nabeckhamsenpai: 文章を書く人間がミュージシャンだったとして、CDを雑誌に置き換えてみる。となると、そのCDに広告があるのはやっぱりヘンだ。乱暴な比喩だけど、何かを発信する立場は同じでしょ。
2012-03-19 19:39:42俺の知ってる限り、CD量販店に新人のバンドのCDが平積みされたりポップ展開されたりする為にはお金が掛かります。お金は大体レーベルが払ってます。CDだって『商品』だから、売れるモノに関してはお店側が勝手に展開してくれます。熱いコメントとかは心ある店員さんが書いてくれたりするけどね。
2012-03-19 20:16:42雑誌への広告だけじゃなく、お店への宣伝にも力を入れたのに、結果的に大して売れなかったバンドのCDを出したレーベルは赤字になります。これがバンドがレーベルに干される理由だったりもする。俺の知ってる情報はごく一部だけどね。つまり音楽だろうが何だろうがある程度お金を使えば売れるって事。
2012-03-19 20:23:15ちょっと違う。完全に違うものも当然あるし、近いくせに批評のフリしてるタチ悪いのもあるってこと。RT @BJ_Drum: 音楽誌≒ホットペッパーって事? RT @nngn696969: 「音楽誌にまつわるオトナの事情」と題してまとめhttp://t.co/3GiEfHl9
2012-03-19 19:58:39どうやって自分達の作ったものを知ってもらう切欠を作ろうか、宣伝しようかっていうのにお金は予算決めてかけられるだけかけようとは思ってる。要するに売ろうとしてるってことですね。情報を拡げるっていう音楽とはまた別の作業やと思ってる。
2012-03-19 20:38:14@LOSTAGE その一環として自分達の思いをマスなレベルに知らしめる為の手段として音楽誌に広告載せるっていう考えなんじゃないですかね。宣伝費。街の本屋にバーっと並ぶわけじゃないですか。
2012-03-19 20:42:56@bedfromkyoto 大金払ってるレーベルと並列で語られても、勝負出来ないしね… 紛らわしくなるから なんかそれが凄く嫌だなぁと思ったのよ
2012-03-19 20:45:48@LOSTAGE 読者目線だとインタビュー載ってたら単純にうれしいですけどね。新譜出て、バーンと広告載ってて、インタビューも、みたいな。 逆に広告はよっぽどセンセーショナルなやつかライブ告知じゃないと見ることもしないですけど。
2012-03-19 20:47:49@LOSTAGE 確かに、「なんでこのバンドが?あー、レーベルがここか…」とかは常にありますよね。仕組みも何も知らなかった頃に、ROにlostageのインタビュー載ったときとかはファンとしてはめっちゃうれしかったですよ。
2012-03-19 20:49:37@bedfromkyoto インタビューっていうものはやっぱり聞き手と語り手の関係性とかその時の空気とか、そこで話す側も気付いたり確認出来ることがあったりと、面白いし 興味深いし、俺も好きで良く読みます。ただ金のことを考えたくないだけ、かな…。
2012-03-19 20:50:18