桜井先生③一例として、過去に座間味、伊平屋で熱溶融炉が売り込まれたが、技術者がいなくて結局うまくいかず、契約違反だと裁判で負け、大変な賠償金を払う事態が起こっている。これが離島での現実。
2012-04-08 15:32:22桜井先生④恩納村で引き受けたがれきは、うるま市栄野比で焼かれることになる。那覇市で引き受けたがれきは、名が南風原クリーンセンターで焼かれることになる。バグフィルターで放射性物質が捕れるというが、捕れるかどうか不確実。また、捕れたとしてもその処理は、燃やした自治体の責任となる。
2012-04-08 15:39:06桜井先生⑤恩納村で引き受けの瓦礫焼却の飛灰は、恩納村冨着の処分場で処分される。その際、周辺の水環境への影響はどうなるかという問題。(うるま市石川の河川に放流される)
2012-04-08 15:43:02桜井先生⑥がれきを沖縄に運ぶ運賃、莫大なものに。これをもう少し賢く使うこと必要では。東京で引き受けているがれきは100bq以内、都のごみよりも低いという。これは、東京がすでに汚染されているということ。汚染のきわめて少ない西日本を汚していいのか。同列に論じるべきでない。
2012-04-08 15:48:56桜井先生⑦放射能汚染の特色:対応は二つある。放射能は消えてなくならない。隔離して減衰するのを待つ。封じ込め、拡散させない。あるいは、汚染を薄めて広く汚染する。どちらを選ぶのか。
2012-04-08 15:52:58桜井先生⑧ICRP基準の年間1ミリシーベルトは安全基準でなく我慢基準。ICRPは内部被ばくを考慮しておらず、原発産業よりの基準だといわれている。しかし政府は、その基準すらも無視している。
2012-04-08 16:00:54桜井先生⑨次の原発震災、とくに南海トラフ大地震で浜岡原発が事故を起こせば、壊滅的な被害となる。福島原発事故の原因はまだわかっていない。また、原発が事故を起こさなくても、放射能のゴミの問題は以前からずっとある。「事故らなければいい」とマスコミがみな言っている。マスコミの罪は大きい。
2012-04-08 16:08:10青山先生②世界の地震・津波の10分の1が日本で起こっている。浜岡は活断層のど真ん中に位置している。福島も新潟も若狭湾も、活断層がある。地震の発生6弱の地域には浜岡や伊方。政官業にくわえて報道も学者も一体になって余計なことをさせないよう、抑え込んできた。
2012-04-08 16:15:38青山先生③明治三陸の津波ほうが死者が多い。ほとんど今回と規模が同じ。100年に一度起きていたということ。津波による責任賠償を逃れようというのが見え見えだった。千年に一度というのは全くの嘘。
2012-04-08 16:22:05青山先生④事故後イタリアから帰ってきたら、テレビで大学教授が「安全」「安全」のオンパレードだった。日本に戦後の人間だが、戦時中はこんなだったのだろう。妻が、「戦前ならつれていかれてるわよ」、と。
2012-04-08 16:25:48青山先生⑤極度な情報管制、国立の大学教授は昇進にまで関わる体制をひいてやってきた。原発事故は起こるべくして起こった。事故はもろに人災。毎回毎回100年ごとに起こる津波。わかっているのに高台移転もさせずに1200億円かけて作った堤防がずたずたに。津波ですら半分は人災であると思う
2012-04-08 16:30:10青山先生⑥40年前から科学技術至上主義、一切の批判を許さない。「日本の官僚がやることには間違いがない」、裁判で負けても認めない、という国。
2012-04-08 16:41:46青山先生⑦200億円35年使ったSPEEDIは機能しなかった。拡散予測、1時間単位では遅い。大熊町や双葉でも、10分単位で風の流れがガラガラ変わっている。10分単位じゃないと意味がない。また、風と雨が重要。放射線量、地べたと地上1メートルで10倍くらい違う。
2012-04-08 16:51:34青山先生⑧昔核実験があったときに取り付けた放射能測定機器(地上から高い位置で測る)の低い値を、NHKが大本営で発表している。宮城県の女川の線量、南相馬市と比べたら低いが、東京の3~4倍高い。宮古も女川と同じくらいの線量。そういうところの瓦礫を東京に持ってきて燃やしている。
2012-04-08 16:59:50桜井先生⑨除染は移染、移染は利権である。原発の建屋を作ったのは全部ゼネコン。福島の建屋は鹿島。いま除染の仕事は鹿島が受けている。どう転んでも自分のところに仕事が来るようになっている。
2012-04-08 17:08:10青山先生⑩福島原発で一番こわいのは、魚介汚染。生体濃縮は1入ると結果的に2500万倍になる。近海魚・底生魚(シラス・アイナメ・ホウボウ・コウナゴ・メバル・ウニ・ヒラメ)の映像。水産庁、早いうちは検査していたが、途中から一切こなくなった。漁協、国・県が抑え込んだらしい。
2012-04-08 17:31:51青山先生⑪(魚介について)国・県の検査。ちゃんとやってくれていたらいいが、どんどん測定する数が少なくなり、値も低くなり、事実かどうかわからないが10測ったうち高いのが2あれば、残りの8を発表する、というやりかたをしているのではないか。
2012-04-08 17:35:38青山先生⑫汚染の全国化。なるべく高いところで封じ込めるべき。日本は中央政権の国、環境省が書類一枚出せば全国従わなければならない。一方的に全国に広げようとしている。日本では当たり前に思われるが、世界では常識ではない。カナダの国では一切燃やさない、埋め立てない。最後の焼却炉も撤廃した
2012-04-08 17:49:47青山先生⑬国のいうことにすべて従わねばならないというのは、地方自治の死。民主主義がなくなる。しかしマスコミまでが組み入れられている。国が博報堂と随意契約してから、自分のところに来る取材、2月以降東京新聞以外ゼロになった。広告を載せれば一回4000万入る。自分たちのは出せなくなった
2012-04-08 17:52:26青山先生⑭NHKの若い人、現場では書こうとしているが途中で抑えられると言っていた。それが事実だろう。そういうことがこの1年ずっと続いている。
2012-04-08 17:53:13青山先生⑮議事録について。完全非公開。環境行政改革フォーラムの鷹取氏が情報公開求めたら、やっと4回目まで出た。環境省、今後は議事録作らない、ICレコーダーもなしにする、と。ウェブでばらしたら「そういうことは言ってない」と電話が。資料 http://t.co/qMJWPh2I
2012-04-08 18:04:14青山先生⑯以前はクールビズ広報に59億円。今回、広域処理と除染の広報に30億円が、博報堂に払われた。自分に言わせると、情報操作による世論誘導。4月から食品基準が厳しくなるにも関わらず全国にがれきをばらまく。厳しくしたら全部アウトになるのが目に見えている。政策として全く矛盾している
2012-04-08 18:21:22青山先生⑰マスメディアへの情報依存。新聞・雑誌への依存、イギリス人は14%日本人は70%。日本国民は圧倒的にTV、新聞の情報を信頼。資料 http://t.co/3ysQLZlq 陸前高田の瓦礫、片付いている。山積みになっている部分のみを写真にとってキャンペーンに使っている。
2012-04-08 18:31:53