吉福伸逸講演会（２０１２年４月８日）実況ツイートまとめ

日本トランスパーソナル学会 @transpersonaljp

http://t.co/3EaYQgWa 吉福さんの会場入り。あと数分で開始です！

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吉福さんの講演会、スタートしました。ハッシュタグは #torapa です。よろしくお願いします。

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統合失調症のお話から。「日本では」というが世界でも投薬中心の治療となる。統合失調症になると家族が不安になり、権威、日本でも病院、医者に頼らざるをえない。しかし、病院では投薬以外の治療はほとんどなされない。 #torapa

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言葉を獲得してから、言葉で自分の中で理解し、湧き上がる気持ちを和らいでいる、直接向かい合わずにすんでいる。緩衝材として言葉は存在している。一方で統合失調症の方々は緩衝材が存在しないように思われる。 #torapa

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幻覚、幻聴と言っても、本人はそれを見ている、聞いている。そこは本人にとって現実である。それを否定されると「ふざけるな」となる。否定され続けると、多くの場合は警察沙汰になってしまう。人を傷つけたり、器物損壊をしたり。自分の見ている世界を否定されてしまうから。 #torapa

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は統合失調症の人たちは大変は大変だが、はるかに人間的な印象がある。当人も気づいていないし、周囲も気づいていないかもしれないが、非常に充実感のある人生を生きている。しかし、常に本人は社会に存在するのに精一杯、デスパレートな状態。 #torapa

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自分がまだ日本にいた頃、１９８０年代、SEN（スピリチュアル・エマージェンシー・ネットワーク：現TEN）を作ったりしていた。 #torapa

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過去、CIISでクリスティーナさんが統合失調症をいくつかのパターンに分けていた。日本でもグロフに頼まれ、分類をしていた。そうすると、うつやパニック障害などのあらゆるタイプの精神疾患、器質的なもの以外と多く変わらないことがわかった。 #torapa

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一般社会では成人になって、肉体的な成長はとまるが、人間の一生は成長曲線にあって、死に至るまで、成長をし続けようとしている。成長していく過程で、特定の何かに引っかかってしまう。そうすると成長停止が起こる。それにともなって発生していまう問題が統合失調症であり、うつ。 #torapa

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人生の最終地点、命の源泉、そこが引っ張る力についていくのが人生。そこに贖うと、引きと反動、地震のプレートのような感じになる。その軋轢が心理的な問題を引き起こしている。それを病理的な状態と見られてしまうと、病気扱いとなってしまう。それをなくせないかと考えている。 #torapa

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ただ、器質的な問題は外さないといけない。そういった方に自分のアプローチでは対応できない。なので、前もって医師からの報告などを求めてからセッションに入るようにする。 #torapa

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ジョン・ペリーというユング派のセラピストがはじめたセラピー。統合失調症の方々で入院して投薬しないで生活する方法をとった。うまくいっていたが、今は製薬会社の圧力が強い。薬がなくても大丈夫なのに、そうはいかない。製薬会社の人がこの場にいたら反省して欲しい（笑） #torapa

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本格的な統合失調症の方、何とかしたいと思うが、こちらの命も差し出さなければならないケース。命を落すのではなく、一生付き合う必要があるので、医療の必要性もある。投薬が必要がないというと、そういったケースをだされるが、そうではないケースが大半ではないか。 #torapa

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適切な対応をすれば、統合失調症は良くなるのではないかと思っている。治療者にPTSDが残る場合もあるので、簡単には言えないが、日本でセラピーをやっていた頃は徹底的な投薬拒否を行なっていた。投薬は感性を抑える、私は感性を出してもらっていた。 #torapa

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心を鎮めて、前提を持たず、対応していく。簡単に言っているが、実際に現場でやると本当に大変。 #torapa

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どんなセラピーでも、その場の限界を決めるのはセラピスト。アーノルド・ミンデルはエッジといっている。 #torapa

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極端な例だが、異性の目の前で放尿する場面を見たくないとセラピストは思っている。しかし、目の前の異性のクライアントはいまここでどうしても放尿したいという。その場面で「どうぞ」といえないのはエッジ。徹底してエッジを設定しないなんて、誰もできない。 #torapa

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どちらのエッジが大きか、どちらかといえばセラピスト側の方。なのでクライアントをセラピストの方に持っていこうとしてしまう。 #torapa

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社会は３０、４０、５０代のためにあるわけではない。新生児も死に瀕している人まで、みんなのためにあるはず。社会とは？自分とは？人生とは？ということが考えられるべきだが、今の世界観は本当に苦しい。 #torapa

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合理性、社会的な世界観が蔓延しているので、小さい子供やお年寄り、感性の豊かな人はついていけない。たとえば長時間飛行機に乗ること。５０代までは何ともなかった。社会全体がスローダウンする必要があるのではないか。 #torapa

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もうちょっと詩的で、神話的で、象徴的で。そんな世界が小さい子供や自分のような老齢者にひつようなのではないか。そういう世界観を作っていかなければならないのではないか。 #torapa

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なぜ自分がトランスパーソナル思想を日本に持ち込んできたか。人というのは亡くなるまで成長し続けるという考え方、また心理療法やカウンセリングの中で、クライアントが何を求めているのか、それまでの心理療法に自分は抵抗感を持っていた。 #torapa

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社会に適応できない人は、社会に適応すれば終わり。そこが私は終着点ではないと思っていた。それがごまかしのようで、適応できていないことが、病気であることが烙印のような印象があった。そうではなく、軋轢によって発現したもので、それがなくなれば終わりではないと思っていた。 #torapa

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自分はもともとジャズミュージシャンだった。なので声を聞いている。発声の仕方、身体のどこから声が出ているのか、同じところからしか出ていないときもある。State of being。そしてセンテンスがそこにどういう風につながっているのか。そこを見る。 #torapa

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呼吸と文の関係性を見ている。そしてクライアントの表情、心臓からできるだけ遠いところの動きをみる。視線がどういう風に動くのか。話す内容に当然反応するが、内容はそんなに重要ではない。フローズンな状態な方でも、必ず何らかのプロセスを持っている。 #torapa