NHK クローズアップ現代 “からだの時計”が医療を変える

■No.3188 2012年4月23日(月)放送 いま「時間治療」が画期的な効果を上げ、注目されている。治療に用いる薬は従来と全く同じで、ただ使う時間を変える。それだけで、がん患者の生存期間の延長や、関節リウマチのつらい痛みや腫れがおさまるなどの効果が上がっている。背景にあるのは、細胞の中で時計のように働く「時計遺伝子」の研究の進歩。時計遺伝子は全身の細胞にあり、その働きをコントロールしていることが分かってきた。夜勤など不規則な生活によって時計遺伝子の働きが狂うと、がんやうつ病などの病気のリスクが高まることも見えてきた。番組では、そうした健康リスクを予防できる簡単な工夫もまじえ、急速に進む「時計遺伝子」の研究最前線を紹介する。 出演者 大戸茂弘 さん(九州大学薬学部教授) ■九州大学大学院薬学研究院薬剤学分野 http://yakuzai.phar.kyushu-u.ac.jp/ ■九州大学-研究者情報 [大戸 茂弘 (教授) 薬学研究院 臨床薬学部門] http://hyoka.ofc.kyushu-u.ac.jp/search/details/K000034/index.html 続きを読む
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埼玉医科大学 生理学教室 分子時計プロジェクト

  • プロジェクトリーダー 池田正明
  • プロジェクトメンバー 熊谷 恵、楊 芳、朴 承
  • 研究テーマ
  1. 概日リズムの分子機構の解明 -時計遺伝子BMAL1の機能解析を中心として- http://www.saitama-med.ac.jp/uinfo/seiri2/Recearch/Clock_proj/Clock_Proj_p.html#clk1
  2. 概日リズムと恒常性の維持・代謝調節機構の解明 http://www.saitama-med.ac.jp/uinfo/seiri2/Recearch/Clock_proj/Clock_Proj_p.html#clk2
  3. 時計遺伝子と細胞増殖・腫瘍との接点の解明、腫瘍の時間治療応用への分子基盤の解明 http://www.saitama-med.ac.jp/uinfo/seiri2/Recearch/Clock_proj/Clock_Proj_p.html#clk3
  4. 転写の定量・イメージング技術の開発と応用 http://www.saitama-med.ac.jp/uinfo/seiri2/Recearch/Clock_proj/Clock_Proj_p.html#clk4
まとめ NHK・クローズアップ現代「“からだの時計”が医療を変える」書き起こし・ほぼ完全版 #nhk 4月23日に放送されたものを文字起こししています。 急速に進む「時計遺伝子」の研究最前線を紹介しています。 進行:国谷裕子アナ ゲスト:大戸茂弘(九州大学薬学部教授) 5700 pv 28 3 users 1
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