「はやぶさ」試料カプセル到着記者レクチャー
- SubaruTakeshima
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《到着》(個人的にも、大きな人生の区切りとなるのでは?)川口:基本的には幸運だったと思っている。あるところまでは科学や技術で努力できるし、できるだけのことはやったが……
2010-06-18 15:18:19《到着》川口:あるところから先は、どうしようもない領域。それを乗り切るのは“根性”だろう。的川さんは「川口君はあきらめが悪い男だから」というが(笑)、そこは“根性”と言ってほしい。
2010-06-18 15:18:26《到着》川口:キュレーション設備は2008年に竣工した。「これがムダにならないでよかった」というホッとした気持ちも大きい。探査機があの状態のときに、これだけのものを作ろうという決断は、大英断。その高い見識に感謝したい。
2010-06-18 15:18:53《到着》川口:しかしもっとボロボロかと思っていたが、まるで“新生児”のような印象ですね。“形見”でもあるんですけどね。ごくろうさんでした、と言いたい。これをどう役立てるか、ですよね。
2010-06-18 15:19:39《到着》(はやぶさが子供なら、カプセルは孫か?)川口:7歳の子で、孫がいるのもヘンな話ですね(笑)
2010-06-18 15:20:04《到着》(同乗してきた3名とは何か言葉を交わしたか?)川口:すごく疲れているはずなのに、すごくハイ。はしゃいでいる(笑)。
2010-06-18 15:20:27《到着》川口:「いつできる」とはまだ言えないが、ヒートシールドやパラシュートなど、長い旅をして帰ってきたはやぶさの記念品を公開すべく、準備をしている。
2010-06-18 15:20:59《到着》川口:研究者たちはもっと解析の時間が欲しいと言うが、このプロジェクトは国民がスポンサー。応援してくれた人たちに、見てもらわなければならない。鋭意、説得中です。(以上)
2010-06-18 15:21:18喜多さんは山根一眞さんの取材チームの一員で、宇宙作家クラブ初期からのメンバーの一人。宇宙開発の現場でよく会う人。一歩引いた視点からの暖かな質問が得意で、答えを引き出すのもうまい。
2010-06-18 15:22:08こちらもご覧下さい。カプセルとヒートシールド発見時の様子(JAXAクラブ・帰還特集第4話) http://www.jaxaclub.jp/cgi-bin/index.cgi?MODE=NEWS_DETAIL&ID=640
2010-06-18 16:55:21