松本:何かが飛んできてホースを傷つけるということが心配だが、こちらはある意味配管とか、ポンプを多重化することで、今でも大丈夫だというふうには思っている。今原子炉注水は、高台炉注ポンプという免震重要棟の東側の所から送り込んでいるが、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:54:53松本:バックアップということでタービン建屋の脇にもタービン建屋炉注ポンプがあるので、多重性をもたせている状況です。大型のタンクが、まあ、数百機ありますが、こちらの方は順次タンクの周りに堰を作っている状況であり、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:54:57松本:万一水が洩れたとしても堰の中にとどめて、放射性物質を含む無地が環境の中に影響を与えないように処置を講じているところです。こちらは6月ぐらいまでには鉄骨のコンクリート堰が先に出来る予定です。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:00松本:その9月頃には最終的にその外側に土のうとコンクリートを使って二重の堰になる予定になります。最期のご質問ですが過去の竜巻の福島県の履歴は一応調べてみましたが、実際に被害を与えたような竜巻が発生した記録は福島県ではございませんでした。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:06松本:あのう、藤田スケールのF1倶楽部のダウンバーストがあったという記録はあったようですけれども、F2,F3クラスの竜巻があったということは今のところ出てきておりません。ただ、あのう、まあ、そうはといっても実際に栃木県ですとか、茨木県の方で、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:11松本:竜巻の被害が出ておりますので、私どももこういった竜巻に対しては、まあ、少なくとも F2,F3クラスの竜巻に対して、必要な対策を今後、順次検討して実施していきたいとは考えております。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:18J-TIMES松谷:素人的な質問かも知れないが、竜巻で燃料棒が中に舞う、そこまでは無いだろうとお考えか?松本:はい。先ず、現在の状況から言いますといわゆるブイ、浮きが水面を覆っているのと、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:22松本:いわゆる水面から燃料棒の上部まで約7m水がかぶっている状況です。それを吸い出した後に燃料集合体ということになりますけども、まあ、いわゆる何といいますか、大体13cm四角の燃料集合体が、ラックに収まっている状況でございますので、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:28松本:それを縦方向に吸い上げるというのは、少し難しい、困難とは思って言います。J-TIMES松谷:燃料集合体というのは、燃料何本分が一緒にバンドルになっている?松本:燃料棒の数で言うと大体8☓8、9☓9の燃料集合体になる。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:37J-TIMES松谷:少なくとも64本? 松本:とか、80本程度はあるが、それがバンドルという集合体の形でバネで締め付けられて束になって、それを四角形の金属のサヤに収まっている状況になる。J-TIMES松谷:ありがとうございます。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:41NHK花田:4号機の昨日から始まった調査の関係で。建屋自体の傾き調査が行われていると思うが、あの結果次第では去年の5月に耐震性の評価とかされたと思うが、傾いていたりしたらそっちにも影響出てくる可能性はあると考えていいか?#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:44松本:外壁面をレーザーで測定する話だと思うが、これは第一回の測定ということで、これ自身ですぐに片無知いているかどうかがわかるわけではない。これは第一回、第二回、第三回と言うことで継続的に測っていくことで、時間的に建物が傾いていっていないか、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:53松本:ということを調べる調査だ。今のところ、私どもとしては水面測定でウェルの4方向、プールの4方向で計っていて、水面が水平だとすると床までの距離がそれぞれ一致してますので、建物としては傾いていないと評価している。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:55:57NHK花田:そうすると継続的に比べることでそこで傾向が出てきていたら、それは解析とか行なって評価すると?松本:もちろんする。当然、1回のデータや2,3回のデータにはばらつきがあると思うので、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:00松本:こちらに触れてみたり、コッチ側に触れてみたりと言うことはあわせて評価する必要があろうかと思っている。NHK花田:わかりやした。西門のモニタリングポストは、データの欠測自体はなかったと考えていいか?松本:データの欠測はない。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:04NHK花田:正門の方は機能伝送不良という話があったが、西門も伝送不良が原因?詳細な所を今詰めているという理解でいいか?松本:ハイ。伝送不良が原因だが、その原因が一過性のものなのか、何か原因が特定できるのかというところを今調べている。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:09松本:昨日の段階で電装系ケーブルの接続部に水がついていたようなので、それを拭き取り復旧させている。ただ、昨日の21時30分に再度、伝送以上になったので、何か特定の原因があるのではないかということで調査しているところだ。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:13NHK花田:福島県で現地調査に入る話だったが、どういったところを調べられるのか?情報として把握していたら教えてほしい。松本:まだ特別に現場調査という意味では、今回私どもが水処理設備の漏洩とか、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:16松本:窒素ガス供給装置の停止といったところで再発防止を組んでいる。例えばカシメの接続部分をバンドで結束するとか、ポリエチレン管に交換する工事をやっているので、そういった所を実際に確認されるものと考える。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:22ファクタ宮嶋:勉強不足でよくわからないが、この県の環境部長が出した通知というのは、兼東電の関係で何か条例があったり、何か協定があったり、そういうのに基づく通知があって、それに対して回答して、それで現地調査に入るというスキームが制度的にあるのか?#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:31松本:はい。私ども福島県と東電では安全協定というものがお互い、まあ、調印といいますか、もっておりまして、その中に調査ができるとか、報告を求めるというスキームがある。ファクタ宮嶋:するとこれは協定に基づくもので、#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:35ファクタ宮嶋:発災以降、こういうものは何回ぐらい今まであったのか?結構あるんですかあ? 松本:そうですな。事故語の現地調査という意味では、今回、来週行かれるのは7回目ということになる。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:39ファクタ宮嶋:これ、内容を見ると結局保安院が本来やるようなことを、一応現地に見に言っているという感じがするが保安院も一緒についていくのか?県が独自で、やっぱり県は保安院を信じてないと。県民として内容的には規制庁がやるような話にしか見えないが。#iwakamiyasumi2
2012-05-18 20:56:43ファクタ宮嶋:現地に対する説明責任ということで。そうするとこれは記者も同行するようなものなのか?松本:県と立地町である大熊町と双葉町も併せてくることになる。#iwakamiyasumi2
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