ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図(6)川で何がおきているのか」書き起こし #nhk

6月10日に放送されたものを文字起こししています。
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とし @toshihiro36

根本:実際の田んぼでこのような吸収が起こるとは、私たちもちろん考えておりませんけれども。もし仮に土からではなく、稲が直接水から放射性セシウムを吸収したとしますと、かなり高い効率で放射性セシウムを吸収してしまう。そういうことを、この実験は意味しているんですね。

2012-06-11 20:05:28
とし @toshihiro36

<ナレーション> なんとかして汚染のない米を作りたい。柳沼さんのもとを訪れた根本さんは、ひとつの提案をしました。水田の一部には泥水が入りにくくした水路から、澄んだ水を引きます。もう一方には去年と同じ濁った水を入れて比較します。

2012-06-11 20:13:16
とし @toshihiro36

<ナレーション> 泥水が本当に汚染の原因なのか、確認しながら対策を考えようとしているのです。

2012-06-11 20:14:32
とし @toshihiro36

<ナレーション> 4月下旬、会津坂下町。町の詳細な汚染の実態を把握しようと、調査を始めたのです。ここは5か月前ホットスポットが見つかった旧宮川です。新たに測定したところ、土壌の汚染は2倍近くに上がっていました。

2012-06-11 20:19:28
とし @toshihiro36

<ナレーション> この川の汚染を取り除くことで、下流の阿賀野川流域の汚染を防ぐことにもなります。町では夏から川辺の除染を始めることにしています。 天然アユの漁場、宮城県・丸森町。阿武隈川漁協は3月1日、安全が確保できないと、自主的に禁漁を決定しました。

2012-06-11 20:24:41
とし @toshihiro36

<ナレーション> 漁協は今後、町の協力を得ながら川の汚染の実態を知らべて行くつもりです。アユやヤマメの豊かな漁場の復活を目指します。

2012-06-11 20:27:15
とし @toshihiro36

漁協・佐藤:我々これから諦めないでやっていこうという方法としては、やっぱり汚染状況のきちっとした調査。増水するたびに汚染状況が改善されてるのかされてないのか。なおかつその中で魚の検体もやらなきゃいけないんでしょうね。投げないで、諦めないで。

2012-06-11 20:31:29
とし @toshihiro36

<ナレーション> 福島第一原発の事故から1年と3か月、この間水が放射性物質を運び川のあちこちでホットスポットを作っていました。半年間の調査の結果できた、川の汚染地図です。古来瑞穂の国と呼ばれ、豊かな水の循環の中で暮らしてきた日本。

2012-06-11 20:39:03
とし @toshihiro36

<ナレーション> そこに入りこみ移動し続ける放射能汚染を止める手立てが、いま求められています。

2012-06-11 20:39:21
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